別部署で突然行方不明になってた人が見つかった模様!
でも記憶喪失になったとかで、仕事は辞めてしまったとのこと。
(・~・;)……色々突っ込みたくなってしまった心の汚れた大人ですみません。
でも無事でよかった。
それはさておき、狩人ロスと、これから飼いならされる予定の猛禽サガ
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聖戦後、主人格より少し遅れて目覚めた闇のサガは、己を取り巻く環境の変化に呆然としていた。頼ることのできる唯一の相手、もうひとりの自分である光のサガへ恐る恐る尋ねる。
『まず、何故わたしは人馬宮にいるのだ?』
「わたしがここで暮らしているからだ」
『わたしたちの守護宮は双児宮であろう』
「いまはカノンが守っている」
『ありえぬことだが、カノンに追い出されたのか』
「違う。わたしがアイオロスと暮らすために宮を出たのだ。弟は反対している」
『…………は?よく聞こえなかったのだが』
「弟は反対している」
『その前だ!』
「わたしがアイオロスと暮らすために宮を出たあたりか?」
『さらりと言うな、貴様、男と同棲とはどういうつもりだ!しかもあの男と!』
「同棲ではない。同居だ」
『似たようなものだ!わたしに何の断りも無く!』
「しかしお前は話したら反対するだろう」
『当たり前だ!』
「わたしが彼と暮らしたところで、お前になんの不都合があるというのだ?」
『ありまくるわーーーーー!!!』
知らぬうちに自分が男と付き合っていたショックで、闇のサガは眩暈を起こしている。しかも、その相手と言うのは、かつておのれが濡れ衣を被せ、死へ追いやった相手なのだ。
『あの男だけは、駄目だ。あの男はわたしたちを敗者へ貶める』
「違う。アイオロスはわたしに、勝敗のない関係を教えてくれた。愛情に勝ちも負けもない」
『その状態がすでに負けていると言っているのだ!』
噛みあわぬ言い争いを脳内で繰り広げていると、当の射手座が帰ってきた。
ひと目みて、サガの中にもう一人の人格が戻ってきたことを察した彼は、臆することなく近づくとサガを抱きしめて耳元へ囁く。
「ごめんね、『君』が不在の間にサガを手に入れるのは、フェアじゃないかなとは思ったんだけれど」
内側の闇の反発を無視して、光のサガとその身体はアイオロスを抱き返す。
アイオロスは満足そうに微笑み、サガの肩に頭をのせた。
「俺は『君』も欲しいよ」
『ふざけるな』
「勝敗なんて、どうでもよくしてあげる」
柔らかな口調であるのに、矢を番えた狩人の姿が見えたような気がして、闇のサガは肉の檻のなかでぞっと魂を震わせた。
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黒サガをその実力で押さえ込んで無理矢理…なロスも見てみたいココロ。でもロスの方は無理矢理のつもりじゃないんだよ!愛情たっぷりかけてるつもりなんだよ!
ロスの捏造度が高くなってきた秋の夜(>ω<)
9/4 とおる様>おはようございます(^▽^)リア誕でのリアとサガの初々しいお話にこっそりもだもださせて頂いておりました!そして巨根アンソロジーへのご反応もありがとうございます(>ω<)はっ、ロスカノでサガリアなとおるさん宅では、当然カノンがアイオロスの立派さを語るわけですね!しかもリアに!「うっせー!そもそも奴のモノが無駄にデカいから、俺がこんなことに…」という台詞が可愛すぎです。それは無駄じゃない、無駄じゃないよカノン!ってパソコンの前でつっこんでおりました。でもご立派すぎるとカノンは確かに大変ですよね(笑)リアとカノンが会話をしているということは、場所は双児宮かな、それとも人馬宮かなといろいろ想像も広げさせていただきました!いつも素敵な夢広がるお話を有難うございます!
9/4 12時頃 マイスのカノンが~様>おおおっ、マイスのカノンをご購入予定でいらっしゃるのですね。あちこちのサイト様でのご反応を見る限り、購入だけでも大変のようで…ぜひご購入できるよう祈っております。そしてそして是非サガと仲良く並べてあげて下さい!まったくもって普通に買えるといいのに、ですよね(>ω<)カノンとサガのGEのエフェクトの色が違うのも嬉しいと同時に「商売上手め…」とも思ってしまいました。釣られてしまうんですけれども(>▽<)
よろしければまたお気軽にマイスや双子について語ってやってください。ありがとうございました!
ほかパチパチ下さった皆様に御礼申し上げます。毎日のエネルギー源です。