星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
新婚。新婚といったらハネムーン!
タナトスとサガが行きそうな旅行先はどこですか。タナトスの趣味とサガの趣味を掛け合わせると、地獄温泉巡りツアーとかですか。
結婚招待状を貰っても、現実を無視して見なかった事にする筆頭はラダマンティスだと思います。カードを受け取って一瞥しても、そのまま引き出しに突っ込んで「さて、仕事の続きをするか…」みたいな。脳が受け入れ拒否。タナトスのことだからスルー出来るのかもしれません。これがハーデスの結婚だのパンドラの結婚だったら大変なことに。
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結婚報告をしたのち、最初に贈り物を届けてきたのはヒュプノスだった。
可愛いリボンと包装紙に包まれたそれは、人間界のもののようだ。
添えられた手紙にも、人間界のしきたりに合わせた旨が記載されている。
サガは喜んだが、タナトスは微妙な顔をした。
「開けても良いか、タナトス?」
「妙な呪術などは仕掛けられておらんようだな…ヒュプノスが贈り物をするなど、何か裏があるとしか思えんが…」
タナトスもある意味形を変えたブラコンであるわけなのだが、長年連れ添っているだけあり、ヒュプノスに対しての評価は正確なものだった。しかし、サガの方はヒュプノスのことをあまり知らない。単純に好意と受け止め、ガサガサと包装紙を開いている。
中から出てきたのは純白のエプロンだった。
「これを着て料理をしろと言う事だろうか」
「死の神は料理などせぬ。よってお前用だろう」
通常ならばつっこみが入るところだが、二人はそれほど人間界の世俗に長けていない。
「裸で着用するものだとカードに書いてあるが…エプロンとはそういうものであったろうか。それとも祭礼時の特殊用法なのだろうか」
「人間界のしきたりに合わせたのだろう?お前の方が詳しかろう、サガ」
首を捻っていても判らないものは判らないので、とりあえず着用してみることにした。
箱から取り出したそれは、あきらかに女性用であり、身長が188cmあるサガの丈に合うようには見えない。
脱ぐ前に身体の前へそれを当ててみたサガは首を捻った。
「タナトス、サイズが合っていないように思うのだが…」
「オレもそう思うが、あのヒュプノスがそのようなヘマをするとも思えぬゆえ、それはそういうものなのであろう」
性格については信用の無いヒュプノスも、そういう面ではタナトスに信頼されている。
幸いサガは裸に慣れていた。
さっそく隣室で着替えることにして、法衣キトンその他を脱ぎ捨てる。
エプロンを着用して、全身鏡に映してみると、丈が短いサイズゆえに、見えてはならないものが下から覗きそうで見えないと言う、ギリギリの裾ラインだ。
「……」
「……」
世間の風俗には疎い二人も、何となく使用目的が察せられて、遠い目になった。正直、引き締まった筋肉の男が着ても、あがるのは色気より変態度のほうだろう。
タナトスがぽんとサガの肩を叩いた。
「お前には全裸の方が似合う」
「…タナトス」
珍しく褒められたと勘違いしたサガが、嬉しそうな顔をしている。
タナトスは内心で、美的感覚だけはヒュプノスよりも自分の方が上だと再確認しつつ、折角なので裸エプロンのサガを頂くことにした。
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その似合わなさが良いのだということに気づいたとき、きっと腐レベルはアップするんですよ!
結婚報告をしたのち、最初に贈り物を届けてきたのはヒュプノスだった。
可愛いリボンと包装紙に包まれたそれは、人間界のもののようだ。
添えられた手紙にも、人間界のしきたりに合わせた旨が記載されている。
サガは喜んだが、タナトスは微妙な顔をした。
「開けても良いか、タナトス?」
「妙な呪術などは仕掛けられておらんようだな…ヒュプノスが贈り物をするなど、何か裏があるとしか思えんが…」
タナトスもある意味形を変えたブラコンであるわけなのだが、長年連れ添っているだけあり、ヒュプノスに対しての評価は正確なものだった。しかし、サガの方はヒュプノスのことをあまり知らない。単純に好意と受け止め、ガサガサと包装紙を開いている。
中から出てきたのは純白のエプロンだった。
「これを着て料理をしろと言う事だろうか」
「死の神は料理などせぬ。よってお前用だろう」
通常ならばつっこみが入るところだが、二人はそれほど人間界の世俗に長けていない。
「裸で着用するものだとカードに書いてあるが…エプロンとはそういうものであったろうか。それとも祭礼時の特殊用法なのだろうか」
「人間界のしきたりに合わせたのだろう?お前の方が詳しかろう、サガ」
首を捻っていても判らないものは判らないので、とりあえず着用してみることにした。
箱から取り出したそれは、あきらかに女性用であり、身長が188cmあるサガの丈に合うようには見えない。
脱ぐ前に身体の前へそれを当ててみたサガは首を捻った。
「タナトス、サイズが合っていないように思うのだが…」
「オレもそう思うが、あのヒュプノスがそのようなヘマをするとも思えぬゆえ、それはそういうものなのであろう」
性格については信用の無いヒュプノスも、そういう面ではタナトスに信頼されている。
幸いサガは裸に慣れていた。
さっそく隣室で着替えることにして、法衣キトンその他を脱ぎ捨てる。
エプロンを着用して、全身鏡に映してみると、丈が短いサイズゆえに、見えてはならないものが下から覗きそうで見えないと言う、ギリギリの裾ラインだ。
「……」
「……」
世間の風俗には疎い二人も、何となく使用目的が察せられて、遠い目になった。正直、引き締まった筋肉の男が着ても、あがるのは色気より変態度のほうだろう。
タナトスがぽんとサガの肩を叩いた。
「お前には全裸の方が似合う」
「…タナトス」
珍しく褒められたと勘違いしたサガが、嬉しそうな顔をしている。
タナトスは内心で、美的感覚だけはヒュプノスよりも自分の方が上だと再確認しつつ、折角なので裸エプロンのサガを頂くことにした。
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その似合わなさが良いのだということに気づいたとき、きっと腐レベルはアップするんですよ!