星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
男坂が14日から連載再開わーい!
まさかの声付きプロモーションわーい!
嬉しくて本日2回目のブログ!
男坂のキャラに声が付くなんて、最初の連載当時は想像もしませんでした!
仁義の声はもう少し貫禄と包容力のある演技でもいい感じかな?
でも贅沢言わない。声優さんもゆったりめの台詞を心がけて下さってるようなので、その辺り把握して下さってるっぽいですし(>ω<)
だいたい、太陽のような男っていうキャラの難易度はかなり高いですもんね…
あと、仁義軍団の最終目的って日本の独立性を守る事なので、最終目的がリンかけ(ボクシングの世界で世界の頂点を争う)よりは星矢(神々から地上を守る)に近い感じなんですが、日本国内においては武島将と頂点を争そうんですよね、多分。
仁義の下に就く武島将は全く想像できませんし、その逆もしかり。でも世界の列強が群雄割拠してるなかで、日本が分裂してる場合じゃないわけで、どういう着地点になるのだろう。
御大にはちゃんと最終的なプロットを残しておいて欲しいココロ…
星矢も…(>M<)
以前も書きましたが、万が一チャンピオンが廃刊になった場合でも(秋田書店さんすみません)星矢の胸にハーデスの剣が刺さったままの状態にはなって欲しくないんですよー(>M<)
お願いします御大。
それはさておきエピGAのラダ&カノンでダラダラ飲み会
=================================
それは、彼の倒したルネの話題から、冥府の裁判制度の話になったときのことであった。
「死後の裁判が聞いてあきれる。聖闘士は問答無用でコキュートス行きだったのであろう?お前たちの都合で選別を行っているだけではないか」
カノンは辛辣に毒づく。
しかし、ラダマンティスは動じる様子もなく、むしろ呆れたように答えた。
「聖闘士は聖域にとって戦の動向を左右する人的資材。死後に我らの手をくぐり抜けて輪廻の輪に乗ったものは、その資質が高い者ほど、記憶が失われてもまた次の生で女神の下へ集う確率が高いのだ。なれば地獄に留め置くのが当然だろう。裁判の結果あのようにしているわけではない。捕虜のようなものだ。お前たちも同じようにしている癖に」
「はあ?聖域はそのように甘くはないぞ。捉えた冥闘士に恭順の意思がないとなれば、捕虜などにせず、迅速に始末する」
「だから、その始末のあとの話だ」
ラダマンティスが手酌で杯に酒を継ぎ足そうとしたのを、カノンは瓶を奪い注いでやった。白熱していても喧嘩をしているわけではない。議論が酒のさかな代わりになるのはいつもの事だ。
「始末したあとは、お前たちの、冥府の領分だろう」
「だがしかし、それを妨げている宮が十二宮内にある」
そこまで言われれば、カノンにも合点がいった。
「巨蟹宮か」
「そうだ。聖域はときに死者を通じた情報の漏えいを恐れ、また冥闘士の蘇生を恐れて、あの宮に魂を留め置いた」
「ううむ…そう言われてみると、本来キャンサーの手にかかるのは、敵兵士か反逆者のみだものな」
「だろう。聖域と我らの行いと何が違うというのだ」
淡々と告げるラダマンティスは、彼にとっての事実を告げている。しかし、それでもカノンは首を横に振った。
「巨蟹宮の死面を捕虜だと仮定しよう。あれらは大抵の場合、宮の主が倒れれば四散する。つまり聖戦後まで持ち越さない。持ち越してもキャンサーの寿命が尽きるまでだ。それこそ一時的な捕虜だ。だが、コキュートスはなんだ。永劫の牢獄など、救いがないではないか」
「地獄とはそういうものだ」
「愛がない。それが神のすることか」
カノンにとっては、人を救うものが神…つまりアテナである。かつて神など信じなかった彼が、神を神たると認めるのは、その大いなる愛による。
「見解の相違だな。秩序と平等をもたらすものが神だと俺は思う」
ラダマンティスにとっては、あまねく平等に、生前の行いに対して鉄槌をふるうものが神…つまりハーデスである。
ハーデスへの侮辱ともなりかねないカノンの言葉を、激昂せずに受け流せるようになったのも、彼の越えてきた年月と成長を表していた。
「愛のない平等など、機械の采配と変わらんではないか」
カノンは譲らない。ラダマンティスの前では、昔と変わらぬ口の悪さだ。
「お前の口から愛と言う単語が出ると違和感が…」
「失礼な奴だ。…まあ、オレもそう思うが」
ラダマンティスは、口元に浮かんだ笑みを飲み干すようにして杯を傾け、カノンは横の止まり木に休んでいるフクロウ・コクトーの頭を、指先でくりくりと撫でた。コクトーは会話に混ざるでもなく、涼しい顔で撫でられている。代わりに、頭に乗っている小さなケルベロスが、カノンの指へかぷりと噛みついた。
聖域の教皇と、神鳥となったジェミニのサガは双子だ。
サガは1度聖域に反旗を翻したすえ自刃し、聖戦の折に制限付きで蘇ったあと塵となり、此度で3度めの生である。
(ハーデス様が死後にコキュートスに聖闘士を縛るのと、聖域が死後も聖闘士を縛るのと、何が違うというのだ)
ラダマンティスとしてはそう思う。
ただ、アテナの聖鳥と冥界のケルベロスが共にあるコクトーの姿は、聖域と冥界の協定を体現したかのようで、見ているとなんとも不思議な心持となってくる。
地上では、カオス女神を掲げる失われた世界からの脅威が切実となっているが、かつて死闘を繰り広げた相手と盟約を結び、こうして飲んでいる現状のほうがよほど俺にとってはカオスだと、ラダマンティスは心の内で呟いた。
=================================
教皇カノンとか神鳥サガって、私のなかでは相当なパワーワードなんです!
エピGAのサガって何歳の肉体で蘇っているのかな?10巻の裏表紙を見る限り、18歳の最も輝かしい肉体の頃の気がするんですが!
シュラもサガも冥府に身体が引っ張られる&アテナエクスクラメーションを撃つとき、蟹に「別に初めてってワケじゃ無いだろが?」と言われているので、嘆きの壁での消滅後の彼らであることは間違いない筈なんですよね。
どっちにしろ、生き延びて教皇をやっていたカノンにとっては、年下の双子の兄となるわけで、正規の教皇としての苦労を積んだカノンが、サガに対する理解をより深めているに違いないと思うと、本当に素敵設定をありがとうございます、めぐむん先生!
そんでもって、エピGAの何だか信頼関係が出来上がってるラダとカノンの関係も大好きです!
まさかの声付きプロモーションわーい!
嬉しくて本日2回目のブログ!
男坂のキャラに声が付くなんて、最初の連載当時は想像もしませんでした!
仁義の声はもう少し貫禄と包容力のある演技でもいい感じかな?
でも贅沢言わない。声優さんもゆったりめの台詞を心がけて下さってるようなので、その辺り把握して下さってるっぽいですし(>ω<)
だいたい、太陽のような男っていうキャラの難易度はかなり高いですもんね…
あと、仁義軍団の最終目的って日本の独立性を守る事なので、最終目的がリンかけ(ボクシングの世界で世界の頂点を争う)よりは星矢(神々から地上を守る)に近い感じなんですが、日本国内においては武島将と頂点を争そうんですよね、多分。
仁義の下に就く武島将は全く想像できませんし、その逆もしかり。でも世界の列強が群雄割拠してるなかで、日本が分裂してる場合じゃないわけで、どういう着地点になるのだろう。
御大にはちゃんと最終的なプロットを残しておいて欲しいココロ…
星矢も…(>M<)
以前も書きましたが、万が一チャンピオンが廃刊になった場合でも(秋田書店さんすみません)星矢の胸にハーデスの剣が刺さったままの状態にはなって欲しくないんですよー(>M<)
お願いします御大。
それはさておきエピGAのラダ&カノンでダラダラ飲み会
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それは、彼の倒したルネの話題から、冥府の裁判制度の話になったときのことであった。
「死後の裁判が聞いてあきれる。聖闘士は問答無用でコキュートス行きだったのであろう?お前たちの都合で選別を行っているだけではないか」
カノンは辛辣に毒づく。
しかし、ラダマンティスは動じる様子もなく、むしろ呆れたように答えた。
「聖闘士は聖域にとって戦の動向を左右する人的資材。死後に我らの手をくぐり抜けて輪廻の輪に乗ったものは、その資質が高い者ほど、記憶が失われてもまた次の生で女神の下へ集う確率が高いのだ。なれば地獄に留め置くのが当然だろう。裁判の結果あのようにしているわけではない。捕虜のようなものだ。お前たちも同じようにしている癖に」
「はあ?聖域はそのように甘くはないぞ。捉えた冥闘士に恭順の意思がないとなれば、捕虜などにせず、迅速に始末する」
「だから、その始末のあとの話だ」
ラダマンティスが手酌で杯に酒を継ぎ足そうとしたのを、カノンは瓶を奪い注いでやった。白熱していても喧嘩をしているわけではない。議論が酒のさかな代わりになるのはいつもの事だ。
「始末したあとは、お前たちの、冥府の領分だろう」
「だがしかし、それを妨げている宮が十二宮内にある」
そこまで言われれば、カノンにも合点がいった。
「巨蟹宮か」
「そうだ。聖域はときに死者を通じた情報の漏えいを恐れ、また冥闘士の蘇生を恐れて、あの宮に魂を留め置いた」
「ううむ…そう言われてみると、本来キャンサーの手にかかるのは、敵兵士か反逆者のみだものな」
「だろう。聖域と我らの行いと何が違うというのだ」
淡々と告げるラダマンティスは、彼にとっての事実を告げている。しかし、それでもカノンは首を横に振った。
「巨蟹宮の死面を捕虜だと仮定しよう。あれらは大抵の場合、宮の主が倒れれば四散する。つまり聖戦後まで持ち越さない。持ち越してもキャンサーの寿命が尽きるまでだ。それこそ一時的な捕虜だ。だが、コキュートスはなんだ。永劫の牢獄など、救いがないではないか」
「地獄とはそういうものだ」
「愛がない。それが神のすることか」
カノンにとっては、人を救うものが神…つまりアテナである。かつて神など信じなかった彼が、神を神たると認めるのは、その大いなる愛による。
「見解の相違だな。秩序と平等をもたらすものが神だと俺は思う」
ラダマンティスにとっては、あまねく平等に、生前の行いに対して鉄槌をふるうものが神…つまりハーデスである。
ハーデスへの侮辱ともなりかねないカノンの言葉を、激昂せずに受け流せるようになったのも、彼の越えてきた年月と成長を表していた。
「愛のない平等など、機械の采配と変わらんではないか」
カノンは譲らない。ラダマンティスの前では、昔と変わらぬ口の悪さだ。
「お前の口から愛と言う単語が出ると違和感が…」
「失礼な奴だ。…まあ、オレもそう思うが」
ラダマンティスは、口元に浮かんだ笑みを飲み干すようにして杯を傾け、カノンは横の止まり木に休んでいるフクロウ・コクトーの頭を、指先でくりくりと撫でた。コクトーは会話に混ざるでもなく、涼しい顔で撫でられている。代わりに、頭に乗っている小さなケルベロスが、カノンの指へかぷりと噛みついた。
聖域の教皇と、神鳥となったジェミニのサガは双子だ。
サガは1度聖域に反旗を翻したすえ自刃し、聖戦の折に制限付きで蘇ったあと塵となり、此度で3度めの生である。
(ハーデス様が死後にコキュートスに聖闘士を縛るのと、聖域が死後も聖闘士を縛るのと、何が違うというのだ)
ラダマンティスとしてはそう思う。
ただ、アテナの聖鳥と冥界のケルベロスが共にあるコクトーの姿は、聖域と冥界の協定を体現したかのようで、見ているとなんとも不思議な心持となってくる。
地上では、カオス女神を掲げる失われた世界からの脅威が切実となっているが、かつて死闘を繰り広げた相手と盟約を結び、こうして飲んでいる現状のほうがよほど俺にとってはカオスだと、ラダマンティスは心の内で呟いた。
=================================
教皇カノンとか神鳥サガって、私のなかでは相当なパワーワードなんです!
エピGAのサガって何歳の肉体で蘇っているのかな?10巻の裏表紙を見る限り、18歳の最も輝かしい肉体の頃の気がするんですが!
シュラもサガも冥府に身体が引っ張られる&アテナエクスクラメーションを撃つとき、蟹に「別に初めてってワケじゃ無いだろが?」と言われているので、嘆きの壁での消滅後の彼らであることは間違いない筈なんですよね。
どっちにしろ、生き延びて教皇をやっていたカノンにとっては、年下の双子の兄となるわけで、正規の教皇としての苦労を積んだカノンが、サガに対する理解をより深めているに違いないと思うと、本当に素敵設定をありがとうございます、めぐむん先生!
そんでもって、エピGAの何だか信頼関係が出来上がってるラダとカノンの関係も大好きです!