星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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闘衣無機物萌えついでに語りますと、やっぱり闘衣のヒエラルキーで1番高いのは神衣ですよね?
神聖衣はそれにつぐ位置にありそうですが、やっぱりペガサスの神聖衣は男前なんだろうなあ!

黄金聖衣も上位にあると思うのですが、太陽の光を取り込んでいるので、対ハーデスでは120%の力を発揮しても、太陽神相手だとその力が鈍りそうです。属性の関係で。

以下また勝手妄想な真紅の少年伝説系SSな星矢とサガ。太陽神で妄想するのなら、アベルではなくアポロンでも良いのですが、まだ天界編はどうなるか謎でしたので…(>ω<)
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今日も双児宮へ遊びに来た星矢を、サガはいつものように笑顔で迎え入れた。
年の離れた後輩との会話は、同僚である黄金聖闘士たちとの会話とはまた違った楽しさがある。
頻繁に訪れる星矢のために、双児宮には常備菓子まで用意されるようになった。
その菓子をつまみながら、星矢がサガに問う。本日の話題は、隠された太陽神との戦いだった。

「黄金聖闘士の力があれば、自分達でアベルを倒せたんじゃないのか?」
自分を教え諭し、敵であるジャオウを道連れにして果てたサガの姿を思い出すと、今でも星矢は悔しくて納得がいかないのだ。
いや、サガはまだいい。コロナの聖闘士に敗れたシュラとカミュの話を聞くと、黄金聖闘士の力はその程度ではないのにと、星矢の憤りは深まった。
憤懣やるかたないという風情の星矢へ、サガは微笑んで答える。
「アベルに拳を向けるのは無理であったろうな。その瞬間に、私達は死体へと戻されていたろう」
確かにあの時のサガ達は、アベルによって蘇生された身であったので、アベル自身へ拳を向けることは無理な状況にはあった。
「そもそも、最初から太陽神とその眷属に対しては、力を発揮できぬように蘇生されていたゆえ」
「そんなのずるいだろ!」
「怒るな。私が太陽神でもそうする。当たり前のことだ」
サガが穏やかになだめる。
「知っての通り、黄金聖衣は太陽の光を古来より溜めている。それはつまり、太陽神の干渉を受けやすいという意味でもある。まして、あの時の私達はアベルによって蘇生された。創造主でもあり太陽神でもあるアベルに逆らうことは出来なかった。叛旗を翻すことが出来たカミュやシュラの精神力こそ驚嘆すべきだと思う」
「でも、…サガはジャオウと同等に戦ったじゃないか」
納得のいかぬ顔で星矢がこぼす。
「私は身のうちに闇を持っている。それゆえ、カミュやシュラと違い、ある程度は太陽の力を相殺出来たのだよ」
そう答えたサガの視線は自嘲を含んだもので。
星矢ははっと表情を変え、座っていた椅子から降りて回り込むと、サガをぎゅうっと抱きしめる。
「それなら、サガの中の闇がオレを救ってくれた事になる。だから、そんな風に自分の中の闇を嫌うな。その闇もサガにとって必要なものなんだから」
サガは困ったように笑いながらも、後輩の腕を振り払らわず、黙って受け入れた。

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太陽神に逆らえない黄金聖闘士というのも萌えるのです…(痛)


5/18 4時頃 闘衣萌すごくいいです~様>蟹座聖衣は装着者との関わりが美味しい聖衣ですよね。マニゴルドとセージを見てきた蟹座聖衣は、デスマスクに対して凄く複雑なんでしょうが、ちゃんと嘆きの壁の前にはデスと一緒に来るので、対紫龍戦で一度は体から離れても、見捨ててたというわけではないと思うのです。単に主人にも厳しいだけで。「ちょっとやられて反省しなさい」みたいな。でもあの対紫龍戦の場面でやられる=死ぬという事なので、そのしつけは厳しすぎますね(汗)もう少しまともな擁護を考えて見ます(><;)。
余談ですが、蟹聖衣は鋭角デザインも大好きでして、テキストの黄金108質問コーナーで回答しているように、私にとっては着用してみたいイチオシ黄金聖衣なのです。トゲ部分がメチャメチャ自分の二の腕や太ももの肉に刺さりそうですけが。そんなシャープな蟹聖衣は、きっと擬人化しても格好いいに違いない!
ということでそのうち蟹聖衣と他の聖衣・冥衣・鱗衣の会話SSもこっそり書いているかと思いますが、生暖かく見守っていただければ嬉しいです。元気の出るコメントをありがとうございました!

ほか、拍手を押して下さった皆様にも御礼申し上げます(^-^)

そんな中全然関係ない翼竜冥衣と双子座聖衣と海龍鱗衣
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冥界の重鎮であるラダマンティスは、しばしば聖域のカノンを訪れるが、その際サープリスを着用してくることはあまりない。
公式訪問ならばいざ知らず、仮にも和平条約を結んだ相手の膝元へ武装して出かけるということ自体、無用の波風を立てる原因となる。また、ワイバーンの大きな翼は日常生活において邪魔なだけだ。

ちなみに、聖域勢が冥界を訪れる場合の聖衣着用は大目に見られている。
戦闘のためではなく、小宇宙の浪費を抑えるため、すなわち生命維持のためという理由による。
冥闘士といえど冥衣なしには立てぬ地であるので、これは仕方がない。

しかし、今日はラダマンティスが冥府での仕事帰りに聖域へ直行したので、珍しく冥衣が双児宮に持ち込まれる事となった。
そして珍しい事は重なるもので、同じように海界での仕事帰りに直行したカノンの鱗衣が、双児宮に並ぶ事となる。

双子座聖衣と海龍鱗衣を隣同士で並べると、反発音を発生させることがあるので、カノンは気を利かせたつもりで冥衣を真ん中に挟んで闘衣を置いた。
お陰でワイバーンの冥衣は大迷惑を被る事になったのだった。

以下、例によって闘衣同士の会話意訳。


なんとなーく両側からのプレッシャーを感じて、翼竜冥衣は居心地が悪かった。
冥闘士の頂点にある三巨頭の冥衣として、実力的に海龍鱗衣や双子座聖衣に劣るつもりはない。
だが、現状感じている圧迫感は、実力とは無関係のもののように思われた。
聖戦で敵対した双子座聖衣はともかく、海龍鱗衣からの反応は何なのだろうと考えていると、その海龍鱗衣から声が掛かった。
『お前は我が主カノンと親しいそうだな』
『ああ。俺がというよりも、俺の主人のラダマンティスがな』
『お前の目から見て、カノンに相応しいのは俺と双子座聖衣、どちらだと思う』
『…は?』
突然の問いにワイバーンが戸惑っていると、反対側からジェミニの反応があった。
『私に決まっているだろう。カノンの真価を引き出せるのは、お前ではなくこの私だ』
『俺はワイバーンに聞いている』
自分を挟んで角をつつき合わせている二つの闘衣に困惑しつつ、ワイバーンは馬鹿正直に答えた。
『カノンは双子座の黄金聖闘士だろう。双子座の聖衣を身につけるのが当然ではないのか…?というか、俺はカノンが鱗衣を纏ったところを見た事がないので、何とも言えないのだが…』
その回答に満足げなジェミニと反対に、シードラゴンはワイバーンへ噛み付いた。
『何だと!?貴様は聖衣の味方か!?』
『いや、味方とかではなく…』
『見たことがないというのなら、今見せてやろう!』


リビングでラダマンティスや兄と共に茶を飲んでいたカノンは、突然飛んできて無理矢理身体を覆った鱗衣のせいで、その茶を吹っ飛ばす羽目になった。
さらに続いて飛んできた冥衣と聖衣が、ラダマンティスとサガの身体をも覆う。
「「「……………」」」
キラキラと輝く闘衣姿でティータイムとなった三人の主人の間に無言の時間が流れた。


そんな主人たちの反応を他所に、勝手に共鳴音で会話をする三闘衣。
『カノンの真価を発揮出来るのは聖衣よりむしろ鱗衣だ。俺はカノンの海龍としての能力を引き出すことが出来る』
『…まあ、確かになかなか似合っているな』
翼竜冥衣にとっては、初めて見る鱗衣姿のカノンが新鮮だった。
『ワイバーン!貴様、意見をころころと変えるな!』
横で騒ぐ双子座聖衣を無視して、海龍鱗衣は誇らしげに語りかける。
『海界で俺を纏うカノンは、それは凛々しいのだ。その姿も是非見てもらいたいぞ、ワイバーンよ』
『シードラゴン!どさくさに紛れてワイバーンを海界へ誘惑するつもりか』
だんだん話が横へ逸れていくことに、三闘衣は気づいていない。
『もともとラダマンティスは我が主カノンへ会いに来ているのだろう。ならば聖域ではなく海界へ直接会いに来れば良いのだ』
『…まあ、そうなのだが…巨蟹宮が黄泉比良坂と繋がっているので、冥界から通うには聖域で会うほうが近くて楽というか…』
『私の目の届かぬところで、シードラゴンと会うつもりかワイバーン』
『す、すまん…いや、ちょっとまて。何故ジェミニの目を俺が気にしなければならんのだ』
『海将軍筆頭と親交深い翼竜ならば、海界は歓迎しよう』
『いや…その、気持ちはありがたいが…』

(何故、いつの間にかシードラゴンとジェミニのどちらを俺が選ぶかというような話になっているのだ)

聖衣と鱗衣から選択を迫られて、嫌な汗を流すワイバーンの冥衣だった。
しかし、闘衣の暴走を怒った三人の主人たちがそれぞれの闘衣へと説教をし始めたため、火種となりそうな回答をすることからは、幸運にも何とか免れることが出来たのだった。

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双子座聖衣と海龍鱗衣は仲が悪そうでいて、サガとカノンの関係と同じように実は気になる相手同士だったりするといいなあ!

…すいません自己満足すぎました。

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