今週は射手座の冥衣を纏ったシジフォスと女神サーシャの対峙です。
えへへへ♪
シジフォスも「私」と「俺」の二つの人称を使ってるんですよ。
単にうっかり写植ミスだったらごめんなさい。
アイオロスが「私」というのも大好きなので嬉しかったんです。
アテナに対しては「私」で内省が「俺」なのかな?と思ったのですが、女神に対しても「俺は聖戦を起こした大罪人」と言っているので、そういう分類でもないのかなあ。
サープリスの意思ともとれそうな部分と、シジフォス自身の意思とで分類されているとか…?むーん。
己を見失うなと近づく女神に「私に構うな!」と攻撃を放つシジフォス。けっこうな破壊力ですが、女神は杖をふるって軽くいなしてます。さすが戦女神…
宥めようとする女神に対して、シジフォスは己の胸から矢を引き抜いてつがえました。対する女神はノーガード戦法。
シジフォスさん、何の躊躇もなく心臓狙って射ましたよ!(゜◇゜)
胸にしっかり矢を受けた女神は「…これが貴方が耐えていた痛み」と受け止めます。
サーシャが心の強い子だと言う事を差し引いても、全然痛くなさそうです。凄いなサーシャ。
たぶん、シジフォスの痛みをそのまま貰っても、あんまり痛くないのだと思います(痛いのでしょうが)。
シジフォスの痛みはあくまでシジフォスのもので、サーシャにとって痛いのはシジフォスが苦しんでいる事の方。
女神であるサーシャは、シジフォスだけでなくいろんな人間の痛みを受け止めているわけで、そのキャパを人間の少女として持っているのが凄いなと思います。
何度も繰り返される聖戦で、女神の名の下に死んでいく聖闘士たちを想うだけでも、サーシャは相当痛いはず。それでも地上の為に闘う彼女だからこそ愛されるんですよね。
そんな女神を見て、自分が射ったくせに『女神を傷つけてしまった』と思ったのか、「やはり俺は聖闘士ではいられぬ!」と、胸の傷跡を自分で抉ろうとするシジフォス。今週も素敵なMっぷりです。
しかし直前でサーシャが彼を抱きしめて説得し、癒すのでした。
それと共に黄金射手座聖衣復活です。
あんな可愛い少女神に抱きついてもらえるなんて、シジフォス役得!超役得!(゜◇゜)
冥王軍でも海界でも、もし自分の奉ずる神様が、あんな風に自分のために傷ついてくれたら、そりゃ忠誠誓うだろうなと思います。例えばポセイドンがあんな風に改心前のカノンに接していたら、絶対カノンは海神に靡きましたね。ポセイドンは寝ぼけてる場合じゃなかったですよ、勿体無い!…って全然関係ないですね。
そんなわけで無事シジフォスは女神に忠誠を誓いなおし、英雄復活となったのでした。
腐女子的にはもう少し敵でいてくれても全然良かったのですが、やはり射手座の人には黄金聖衣が似合います。ああもう美味しいなあシジフォス。