思い切って弟オタ二人に「サガとカノンだとどちらが受けだと思う?」と聞いてみましたが、「カノンって誰?そんな奴いたっけ?」と聞き返されてしまいました。そこから説明かよ。しかも「キャプテン翼なら全員覚えてる」とか言われました。く…。
「サガは何となく覚えてる。教皇でちょっとバカっぽいようなの」
「バカっぽいがバカじゃないのよ。その双子の弟だよ」
「じゃあ弟受けで」
「Σ(゜◇゜)性格知りもしないくせに適当に言うなー!」
そんな弟から今更ドラクエ3を借りて、お約束の星矢の名前を付けてプレイ中。ククールの出てくる奴貸してよ!PS2余ってるとか言ってたじゃん!
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勇者セイヤ(真名アイオロス)
魔法使いシオン(さびしがりや)
僧侶サガ(頭脳めいせき)
遊び人カノン(あまえたがり)
「兄さんは何で星矢にばかり成長アイテムを使うんだ、贔屓だろう!」
「遊び人のお前に使うアイテムなどない。星矢は勇者なのだから力を付ける必要があるのだ」
もっともらしい理屈ですが、実際、サガはヒヨッ子勇者の星矢にメチャメチャ優しいのでした。星矢の方も遠慮することなくサガにベタベタと懐いています。本当は自分が甘えたいカノンはそれが気に入りません。戦闘はサボって寝ていたりするくせに、わざと自分で怪我をしたりしてサガの気を引こうとしています。
そもそも、本来のメンバーは戦士のシュラであったのですが、カノンは勝手に傭兵申し込み用紙を書き換えて自分がくっついてきてしまったのです。後々カノンは改心して賢者へとクラスチェンジするのですが、今の段階では単なる足手まといです。…本来は。
「あの小僧に力なんて付けなくたって、その気になればオレ達だけで世界制覇できるだろ」
ぶっちゃけ、いきなりラスボス討伐に向かっても良い高レベルメンバーでした。カノンが戦わなくても余裕です。
「サガとカノンがそうしたいなら、世界征服に切り替えてもいいなあ」
星矢も星矢でいい加減です。
最初の勇者適正テストで村人に話しかけようとして間違えてうっかり殺してしまい、ものはついでと村の住人全員を子供に至るまで殺戮してしまっただけのことはあります。でもあのテスト、攻撃体勢と会話体勢が一緒ってのが良くないよね。知らないと会話するつもりで殺しちゃうよね。
「星矢は頼もしいな」
「兄さん、そこはニコニコ褒めるところじゃないぞ」
「星矢は幸運値が9しかないのに頑張っているのだ。お前の無駄に85もある幸運値をわけてやれ」
「いや、世界征服するならオレも頑張るが」
話を聞いていたシオンは、三人まとめて卓袱台返ししておきました。
この三人がこの調子なので目付け役として付いてきているのです。大体この三人、盗賊の鍵などなくても、必殺技の一発でもぶっ放せば壁を壊せます。ルーラなんぞ使わなくても世界各地へ飛び放題です。
魔王よりもこの三人を旅の間に更生させねばとシオンは頭を抱えました。
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勇者と英雄って違うなあ…
<拍手御礼>
ろくしょうるり様>こちらこそ、今年も何卒よろしくお願いいたします。御サイトのTOPの獅子舞双子がまた可愛く…!というか、あんな布の下で相手の腰に抱きつくような体勢は大変危険です!私も子サガ&カノンにケーキを差し出してみたい…(>ω<)
川添様>昨年度はひとかたならぬ萌えのお世話になりました!むしろ清涼感のお世話に…毎度心を洗われております。TOP頁の豆を拝見して「私もマメに更新出来ますように」と自戒いたしました。今年もよろしくお願いします(^^)
帰省により弟たちが帰ってきています。弟によると最近ではツンデレからデレツンに移行しているんですか?ホントかよ。
「優しくて可愛い子から、仲良くなると死ねとか言われるんだ」
楽しいのかそれΣ(-◇-)そんなわけでデレツンサガ。
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聖戦後のサガは、反乱の反省からか以前にも増して他人に優しく自分に厳しくなりました。
改心した弟にも優しくなったので、カノンは最初こそ喜んだのですが、どうもその優しさに壁があるような気がしてなりません。昔は自分だけには本音を見せてくれていたのに、今ではアイオロスに対するのと同じように自分に優しいのです。つまりは他人に対する優しさです。
自分から兄が離れて行ってしまったような気がして、カノンは寂しくなりました。
アイオロスにも不満がありました。
蘇生後のサガが昔の友人のようにではなく、なんだか腫れ物に触るように、一歩下がった位置からアイオロスを立てるのです。自分はまだ教皇にもなっていないのに、配下としての態度を崩さないのです。
昔の内面を見せないサガを思い返すと寂しくなりますが、今のように正直に一線を引いた態度を見せられるのも寂しいものです。
二人はある日サガに詰め寄りました。
「サガ…私としては昔のように対等に君と話せると嬉しいんだけどなあ」
「兄さん、どうもオレに遠慮していないか?普通に対応して欲しいのだが」
しかし、詰め寄る二人を見ても、サガは二人の言っている意味が全く判らないようでした。
首を傾げつつも、それぞれへこう答えたのです。
「アイオロス。私は君を殺しているのだから、今度は私が君へ命を捧げなければならない筈だ。対等というのならば、君が私を殺してくれれば、均等がとれて丁度良いのだけれども」
「カノン。私はお前を1度罰している。あの時の判断は間違っていないと思うが、私にその資格は無かった。だから私はお前に優しくしなければならないのだ」
以前のサガと似ているようでいて、全く異質な返事に二人は驚きました。
サガの面差しは相変わらず優しいのですが、その返事には心が無く、二人への態度は贖罪という理由からだけのもので、友情や愛情どころか、謝罪の気持ちですらなかったのです。
そうして、二人はようやく気づきました。目の前の人間が、もうサガではないことに。
自殺した者の心までは、神も蘇生は出来なかったのでした。
その日再び、サガではないものによって、二人の心は切り刻まれ、捨てられたのでした。
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流石に年末年始は忙しくて更新出来ないで居ますチクショー。
皆様よいお年を!
思った以上に年末がバタバタで更新が出来ず、妄想ばかりが膨らみます。ついでに胸が膨らんで腹が引っ込めば良いのに。
昨日はサンタ来訪の嬉しさのあまり、GET頁にて贈り主様の名前を間違える(タグのコピーペーストで頁を作っている為、お名前部分が他の方のまま)アップするという不始末をしでかしてしまった管理人です。も、申し訳ありません。早速訂正致しました!
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クリスマスに限らず、黄金聖闘士の集まるイベントにおいて、ひとりお酒を飲ませてもらえない14歳のアイオロスは不満でした。
守護霊守護星にケンタウロスを持つだけあり、彼はお酒が大好きです。
「私の肉体年齢は18才なのだし、良いのではないだろうか」
と言ってみたのですが、サガにあっさり
「精神年齢が14歳だからね」
と、たしなめられる始末です。精神年齢基準とは納得がいきません。普通は肉体年齢準拠ではないでしょうか。そこで、
「アルコールと薬物に関する欧州学校調査(European School Survey Project on Alcohol & Drugs, ESPAD)によると、ギリシアでは15~16才の学生の95%が1回は飲酒を経験しているんだぞ」
などと抵抗してみたのですが、サガがニッコリ笑って目の前に腰をおろしたので慌てて謝りました。サガ相手にデータ合戦をしても勝てるわけがないのです。
しかもどうやら、この美人の双子座は説教が大好きらしい。(情報元カノン)
サガとの会話は大好きですが、退屈な説教よりは行き過ぎた友情について語り合いたい年頃です。
アイオロスはお酒以上にサガが大好きだったので、発想を逆転させて、こうサガに頼んでみました。
「お酒で酔わせてくれないというのなら、サガが代わりに俺を酔わせてはくれないか?」
思わぬ反撃に虚を突かれたのか、はるか年上の双子座が僅かに顔を赤くしています。これはいけそうです。
このまま口車に乗せてしまおうと言葉を紡ぎかけた途端、アイオリアがやってきて
「サケもサガも大人になってから」
などと標語のような事を言いつつ、サガを持って行ってしまいました。横からカノンが
「大人になっても駄目だがな」
などと突っ込んできます。
出戻り英雄は、弟たちが妙に大らかさに欠けて育った事を嘆きつつ、
(絶対に教皇になって強権を使いまくり、サガを補佐にして1日中話しまくってやる。デートもしてやる)
と決意したのでした。
まだ少年なので、強権の方向が伽に向かうことはなく平和なのでした。
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のような、どうでもよい妄想の走り書きしか出来ない師走です。わが師カミュもきっとどこかで走っています。このSSを書くよりもギリシアの飲酒可能年齢を調べる方に時間がかかりました。しかも、公共の場所における飲酒と購入は15~18才からOKみたいに書いてあって、結局良く判りません。ガー(゜◇゜)!
<拍手御礼>
なかなか更新できませんが、拍手や感想だけは拝見しております(><)年末掃除のさなか、本当に癒されます。パチリとひと押しありがとうございます。
ホシノヤドリギ様>サンタさんプレゼントに「ネタがわき出る壺」いいですね!私はさらに、ドラえもんの道具の「考えた漫画がそのまま原稿になるアイテム(←名称不明)」が欲しいです(笑)
明日には何かSSを上げたいなあ。
<拍手御礼>
冬場は特に拍手が身に染みます。そして返信不要でも、いつもの方々にはいつもの如く返信しちゃいます!
K様>リアルで萌え話をする相手が居ない仲間様!(>ω<)ノ私にとってはK様や、レスを下さる方々がそのお相手となっております。そしてむしろ学生時代に造詣のあったK様こそニーチェを当方にご教授下さい(汗)同じく学生時代、無駄に「ツァラトストラかく語りき」を岩波・新潮・中央公論社の三種類所持していたにも関わらず、今覚えているのは「神は死んだ」の下りだけ。K様のお言葉でちゃんと読み直そうと思いました…OTZ
そして、私も腐った脳でK様のところのヤキモキ人間関係を激しく脳内で公式化させてしまいそうです!今後のシュラ・カノン・ロスとサガの触れ合いを千秋の思いでお待ちしております(^^)
Z様>いつも有難うございます(>ω<)そうなんですよね、好きな方面が予想外にマイナーだったりすると・・・好き勝手な二次創作が可能だ!と前向きに考えることに致しました(^^)マイナーでなくても好き勝手にしておりますが(笑)Z様も是非、ご自分の好きジャンル布教をなさってください!
逆に、自分の中では「これはマイナーだろう!」と決め付けていたものが、思っていたよりお仲間が多いと嬉しかったりします。例えば私の中でのリア受とかなどですが(げふげふ)
でも、マイナー傾向の方が、その分キャラを深く追求して愛する方が大勢おられる気が致します。また、数少ないお仲間に出会えたときの喜びがまた、ひとしおなのですよね。
H様>誰を蘇らすか…というのは、悩むところですよね。拙宅では節操がないので、例によって数パターンやってしまおうかな!な感じなのですが…いっその事全員蘇らないというのもアリですよね!
そうすると残っていて、顔も名前も判っているのはブロンズの二軍(失礼)と白銀女性軍。中でも1番実力がありそうな魔鈴さんが初の女教皇代理ってのはアリですかとか、それは流石に行きすぎですかとか、好き勝手考えております。(教皇にしてみたくもありますが、あれは黄金の中から選ばれるので…残念(TMT))
下手な黄金聖闘士より漢らしいですマリンさん。女性聖闘士の仮面着用義務はともかく、顔を見られたら愛するか殺すかってのはサクサク改変しそうです。
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「いいかい、この掟は変更だよ。仮面の下を見られたら『愛するか殺すか』ではなくて、『愛するかブチのめすか』だからね!」
景気よく聖域改革を進めていく魔鈴の手腕は、今では誰しも認めるところだが、これには一同首をかしげた。
「愛する…ってのは削除しないんで?」
ヒドラの市が恐る恐る尋ねてみる。魔鈴はフフンと鼻で笑った。
「意に沿わぬ愛で相手を殺すこたあないが、だからって仮面を簡単に剥がされるような油断や弱さは褒められたことじゃない。可憐な女性聖闘士たちには酷かもしれないが、愛するのがゴメンだったら殺す気で相手を倒すことさ」
それを聞いて、周囲の皆は内心こう思っていた。
(聖域の女性聖闘士は、仮面を取られずとも男をぶちのめすような豪傑ばかりだろ)
邪武だけこう思っていた
(ちょっとだけ、ぶちのめされてみたいかな…)
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ペットセメタリーみたいなのもやってみたいです。
死んだモノ達が生き返る墓場に埋めらるのは、アイオロスでもサガでもいいなあ。
ろくしょうるり様より、DVカノン小説の後編を戴きました!わーいわーい!
突然ですが、ラダマンティスのキャラデータは、出身地イギリス・フェローズ諸島となっております。
地理歴史に疎いので知らなかったのですが、現在はデンマーク領なのですね。そして正確にはフェロー諸島と呼ばれている模様。あちこちの冥界サイトさんの記載で知りました。勉強になります。
じゃあ何でイギリス記載になっているのだ!国籍変えたのか!と考えるとまたドラマです。
ものはついでなのでウィキペディアでフェロー諸島について検索してみました。
歴史的にはノルウェー領→デンマーク領→(第二次大戦中)イギリス支配下→デンマーク領(自治政府あり)なんすね。このイギリス支配下に関係あるのか!?と勝手に妄想も出来そうです。
普通に両親が国際結婚ですとか、イギリス人ですが出生地がたまたまフェローズ諸島なんです移住してますOR両親の仕事の関係なんですとかでもいいすよね(笑)
さらに季節ネタも載っていたので引用してみました。「フェロー諸島の人々にとって祭りやクリスマスなど時季折々に欠かせないのが、チェーンダンスである」
チェーンダンスというのはポルカに似て、島の古謡を大合唱しながら足を踏み鳴らす踊りらしいです。
「ほぼ国民総出の熱狂的なチェーンダンスが終わっても、町内単位で朝までチェーンダンスが続けられる」そうですよ。ラダも踊るのか。
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相変わらずの双児宮デートをしているラダマンティスとカノン。
カレンダーを見て、翼竜がなにげなく言葉を漏らした。
「もうすぐクリスマスか…故郷の祭りを思い出す」
情人が珍しく昔の話を始めたので、カノンは興味深そうに耳を傾けた。
「俺の生まれた島では、クリスマスに皆でチェーンダンスを踊るのが慣わしだった」
「へえ、アンタが踊るのか」
「子供の頃の話だがな」
「なあなあ、踊って見せてくれよ」
「いやアレは…皆でするものであって一人では…」
「じゃあオレも一緒に踊ってやるからさ!」
なんだかカノンは乗り気だ。仕方が無くラダマンティスがその様式を教えてやると、カノンは笑い転げながらも教えられたとおりに身体を動かしている。
「カノン…それではただの地団太だが…」
「アンタだって地団太にしかみえねえ!下手くそ!」
「実際には古謡もつくのだ」
「じゃあそれも歌えよ、合わせるから」
二人でぶつぶつ呟きながら(一人は歌いながら)地団太を踏んでいると、いつのまにか様子を見に来たサガが無言でそれを見つめていて、遠い目のまま何も言わずに隣室へ去っていった。
カノンは気にしなかったが、ラダマンティスは落ち込んだ。
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<拍手御礼>
皆様が気を遣って返信不要で書き込んでくださるのに、嬉しくて返信してしまう管理人ですごめんなさい。
暖かい拍手に癒されます。
H様>ロス兄の復活年齢、いろいろ悩みますよね!14歳も18歳も27歳もどれもそれぞれ美味しいと思うのです。当サイトメインは14歳ですが、全パターンやってしまおう!と思っています(笑)H様の未成年ロスも激しく拝見したいですよ!
R様>キリバン狙っていただけて光栄です(><)私もR様のサイトで狙いますよ!でも、狙うと踏めず、無欲でいると踏めていたりするものなのですよね(汗)御サイトの双子ちび絵で、二人がぎゅーっと手を握っている新作の可愛さときたら!
黄金兄弟好き様>黄金兄弟いいですよね!私も両黄金兄弟が大好きです(^▽^)カノンはブラコンですが、リアも兄にコンプレックスがあったりブラコンだったりするといいなあとか思っております。
「白×リアもどうでしょう…とかちょっと思ったり」のお言葉にまた新たなる開眼を…。白サガ×星矢でもそうなのですが、白サガ攻めジャンルの中でも、サガが穏やか美人で、保護者モードはいった大人攻めというのはかなり惹かれます。リアは兄を殺したサガに色々複雑なものがありつつ、それを乗り越えて接してくれるとは思うのですが、心から打ち解けるには時間かかりそうですよね。そこがまた萌え!(と妄想しています)
拍手および拍手レスをありがとうございました!