星矢ゲームのお話です。ネタバレご注意下さい
原作の黒髪のサガは黒サガ、アニメの方の灰髪のサガは悪サガと呼んでしまいます。なんとなく。
先日ゲームで黄金聖闘士の悪サガをゲット出来ましたので、暫く休憩していたのですが、今日はロス兄さん取得に挑戦すべく、数日振りにPS2を立ち上げてみました。
永遠の戦場での使用キャラは、悩みましたがGETしたばかりの悪サガ。
だってロス兄さんと戦うとなったら彼でしょう!冥衣サガでもいいんですが、まずは黄金聖衣同士で戦わせたいという拘りもあります。
はい、最初からロス兄さんに会える気満々です。こないだの冥衣サガの強さでちょっと自信が付いてます(自分の腕にではなく、キャラの性能のよさに…)
悪サガ様に敗北を味わわせたくないので、初回から死ぬ気で頑張り、19人抜きしてロス兄さんと対面です。(このモードでは20人目まで行くとロス兄さんが現れるのです)
うわーうわー夢の対決!…ちょっとロス兄さんの声がジジくさい気がするのはご愛嬌(フ)声優さんとか無知なんですが、こんな声でしたでしょうか?
でもいいんです!ロス兄さんがサガの事を「神の様な」って言う!サガが「お前さえ居なければ!!」って言う!悪サガとアイオロスのコンビも夢いっぱいですね。ロス兄さんも倒したんだから、敗者には何してもいいよね、いいよね。
血だらけのロス兄さんも、かなり色気があると思うわけです。悪サガが首輪つけて飼わないかな。
ああん、今日はロス兄さんGET記念日。嬉しくて本日2回目の日記です。
カップリングなりきり100の質問を双子とロスサガでやってみたところ、思った以上に彼らが乙女思考でした。彼らのせいでなくて私のせいですが。そのくせカップリングになってなくて中途半端な(゜◇゜)!
くっついてしまったらエンディングなラブコメ漫画のようです。
星矢とサガもなかなか相性よさげで、そのうち100質したいです。拙宅では神に刃を向ける黒サガも、星矢の前世歴々の神殺しと呼ばれるようなところ(byロストキャンバス)に同類意識を持ちます。車田バージョンでも、人が神を越える実例が星矢なわけで(とりあえすヒュプタナ倒してますので…)いろんな意味で黒サガにとっても星矢は特殊な存在なのです。…と妄想を展開してみました。
といいつつ、シュラ黒の100質問もしてみたいですよ!黒がシュラを振り回しっぱなしなので、まるで黒シュラのようです。胃薬常備のシュラ。でも何故か黒サガから離れていかない。白サガはカノンやアイオロスのものだけれど、黒サガなら側にいてもいいのかなという遠慮がちな愛。ここも乙女ですか!
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サガに会いに来たアイオロスが双児宮を覗き込むと、中では黒サガとカノンによる兄弟喧嘩の真っ最中だった。どうやら、弟に対しても遠慮なく格下扱いする黒サガに、カノンが実力行使で反発しているらしい。
「サガ、確かにお前の力は人外レベルだが、聖衣を着ていない同士なら、むざとお前に負けるつもりはない!」
「ふん…相変わらず口先ばかりは達者なことだ、この愚弟が」
増大していく二人の小宇宙をみて、慌ててアイオロスは双子の合間に割って入った。こんなところで双子が暴れたら、修復したばかりの双児宮があっというまに吹き飛んでしまう。
「喧嘩するほど仲がいいのは良いことだけど、場所とか方法を選んで欲しいなあ」
アイオロスに返って来たのは双子の冷たい視線だったが、一応現教皇の命令は聞く耳を持つようだ。
先に反応を示したのは黒サガだった。
「方法を選べば良いのだな?」
「いや、出来れば喧嘩もちょっと…」
しかし、そのアイオロスの言葉は無視された。
「私と愚弟で同時に互いに技を放つ。幻朧魔皇拳ならば宮に被害は出るまい。力の強い方の技が相手にかかる…それで文句はないな」
「え~と、幻朧魔皇拳って、目の前で誰か死なないと元に戻らないんじゃ?」
「その時は、お前が死ねサジタリアス」
「あははは、相変わらず君は冗談がキツイなあ。私が死ぬと、もう一人の君が泣くよ?」
他の聖域の住人には絶対聞かせられない黒サガと現教皇のやりとりだった。横から黒サガとアイオロスよりは少し常識のあるカノンが口を挟んだ。
「幻朧魔皇拳でなくて幻朧拳でだ。勝った方は技ついでに1日相手を支配出来る。それで文句ないだろ、サガ」
「構わぬ。どちらにせよ、私が負けるはずはないからな」
「言ったな、愚兄。なら、オレが勝ったら跪かせて足を舐めさせてやるから覚悟しろ」
「面白い。私が勝った暁には、腰が立たぬほど攻め立てて、その生意気な口をきけぬようにしてやる」
どちらに転んでも聖域の公序良俗が乱れそうなので、アイオロスは二人の頭をぽかりと殴り、兄弟喧嘩禁止令を言い渡したのだった。
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黒サガとロスが、仲悪そうで案外気が合うパターンにも萌えます。
「このサガ、本当は正義の為に生きたかったのです…」
サガはアテナと黄金聖闘士達の前で胸を貫き、命を絶った。
その数日前。
偽教皇として聖域に君臨するサガの前へ、突然行方不明だった弟カノンが現れた。
『お前によって水牢に閉じ込められた』という弟の言葉に、覚えの無いサガは動揺する。
「それすらも記憶できていないのか」
カノンは苦笑した。
「聖域は兄さんをおかしくする。教皇の地位なんぞ捨てて、オレとこないか?」
けれども、その誘いをサガは断った。
「友を殺してまで手に入れた場所を、女神が戻るまでは守らなければならない」
本当は、弟と共に外の世界へ行きたかったけれど。
しかし、反逆者としてのサガが今さら聖域を捨てて、一人逃げることは許されない。
聖域を去っていくカノンは、ひっそりと呟いた。
「女神なんざ、いやしねえよ」
アイオロス追討の命令を下した時、サガの意識は黒い半身が奪っていたため、本来のサガはその時の事をよく覚えていない。
実際にアイオロスを殺したのはシュラであったし、射手座の主を慕っていたシュラに対して、その時の事を詳しく尋ねるのは、傷を抉るようで憚られた。
黒サガはアイオロスの連れ去った女神の行方が判らぬ事を歯がみしていたが、白サガの方はその事に安堵を覚えた。いつかきっと女神は戻ってくる。その時までは、何があろうとこの世界を守り抜こうと、固く誓いを立てていた。
「次期教皇はアイオロスとする」
てっきりサガが教皇となるとばかり思っていたアイオロスは、素で驚いた。女神の降臨されて間もない聖域を、自分がまとめていくだけの力があるだろうかとシオンの顔を見る。
シオンは双子座や従者たちを下がらせると、さらに奥の間へアイオロスを連れて行った。
強大な小宇宙で、何重にも部屋の周囲へと結界を敷く。
完全に外部と遮断されたのを確認してから、彼はアイオロスに命じた。
「教皇となるお前に、最後の勅命を下す。聖域を出て、この世界のどこかに降臨されている筈の女神を探し出し、お連れするように」
まだ若い射手座の主は首をひねる。
「女神ならば、神殿の奥におわすのでは…?」
シオンは仮面の下で、とても苦い顔をした。
「あれは、替え玉の赤子…聖戦が近くなった今、聖域は女神なしには持たぬ。敵には女神の存在をもって牽制とし、黄金聖闘士にすら真実を知らせることなく、士気を保たねばならない」
「しかし、目的を隠したまま、次期教皇となる私が長期にわたって聖域を離れるのは難しいかと。それに、小手先の誤魔化しでは黄金聖闘士の皆までを欺き続けるのは無理です」
アイオロスの反駁に、シオンは深い溜息をついた。
「…策はもう考えてある」
次期教皇選定の少し前、サガはシオンに呼び出されていた。
シオンはサガに頭を下げた。
「聖域の為に、犠牲になって欲しい」
サガは内容も聞かず、笑って即答した。
「この身が役に立つのであれば、いかようにも」
年老いた教皇は、サガに計画のあらましを話した。
「儂は、今からお前に幻朧魔皇拳をかける。お前は反逆者として生きることとなるだろう。女神とアイオロスに刃を向けたと思い込みながら、聖域をその能力の全霊をかけて保持することになろう。そして、いつの日か見出された女神によってお前は討たれ、戻ったアイオロスがお前の守った聖域を継ぐ。そのために、お前は大切なものを全て切り捨てねばならない」
それでもサガは笑っていた。
「お戻りになられた女神を、私の血などで汚すことはありますまい…その時が来れば、私は自分で命を絶ちます」
シオンは仮面をとると、目の前で跪いているサガの額へと、祝福のキスを落とした。
「侘びにもならぬが、お前には儂の命をやろう。先に冥府で待っている」
シオンの指先に小宇宙が集まっていく。
三人の命を懸けた詐欺舞台の幕が、切って落とされようとしていた。
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映画「メメント」や夢野久作「瓶詰地獄」のような、現時点から視点が過去へ遡っていき、ラストにオチが来る様な話は如何なものだろうとか考えてみましたが、自分でやると凄い陳腐に…(涙)捏造にもほどがある!という、あらすじ妄想。
今日もぱちりと拍手を下さった皆様に大感謝です(>▽<)ノ
意味も無くメッセの相性占いをしてみました。本日の双子(サガ&カノン)で。
恋愛相性 10点/100点
この日は、相手があなたの期待通りに動いてくれないことが多く、不満を感じることがありそうです。この時期、相手は一人で行動することを好む傾向があり、お互いに束縛し合わないほうが良い時だと言えそうです。束縛しようとすると、かえって遠ざかってしまうことになるので、あなた自身ももう少し相手と距離を置いてみるようにしてください。時には少し突き放してみると、逆に近づいてくるはずです。
うわ、カノンとサガっぽ(T▽T)ついでにロスサガでも占ってみました。
恋愛相性 80点/100点
この日のあなたと相手は、何でも話し合え、助け合える理想的な関係が期待できそうです。二人きりの自由な時間を過ごし、あなたから努めて触れ合いを求めるようにすれば、より親密な関係になれるでしょう。ただし、二人ともさっぱりとした性格なので、あまりベタベタし過ぎても逆効果です。夜のつき合いでも話がはずみ、楽しい時間が過ごせそうですが、羽目を外すと翌日の仕事や勉強に支障をきたすこともあるので自重してください。
夜のつきあい!?夜の付き合い!?
今日はサガニ&カニサガサイトさんを沢山巡ったので、蟹妄想が止まらない。シュラと違って蟹は、たまに自分の意思で美味しいところを持っていきそうなイメージです。