そんなわけで以下今週のチャンピオン感想です。ネタバレ満載ですのでご注意ください。
まずはLC!レグルス!(>▽<)
見よう見まねで翼竜の咆哮を真似たレグルスに対し、一応「過信という訳ではないようだな」と褒めるラダ。しかし直ぐに「だがそれは人という種の範囲での話だ」と闘気を溜めはじめます。戦闘中に「所詮は人よ」とか言ったりしますし、やっぱりもうこのラダは人じゃない、もしくは本人が人を超えたつもりでいるバージョンなんですね…。
「これはハーデス様より賜った力」と説明しているので、例え死闘を繰り広げても、それはラダ(だけ)の力じゃないわけです。来世でカノンと闘うラダは自分だけの力で頑張れ!(>ω<)
レグルスに必殺技のグリーディングロアをかますラダマンティス。…必殺技というかスーパー頭突き!レグルスは血を吐いて吹っ飛ばされるものの、それによりラーニング完了です。「まあ、これくらいなら超(い)けるかな?」と余裕のレグルス。おま、ほんと何者…
ラーニングした技で返すレグルスのターン!狙いが甘いとみるラダマンティスですが、同時にレグルスの姿に別の男の姿が重なります。その面影に気を取られ、技を食らうラダマンティス。突進の勢いのまま、ワイバーンのメットの尾へ噛み付き、引きちぎるように奪うレグルス。
レグルスへその男との縁を尋ねるラダマンティス。それに対して「誰だい?それ、名前を言ってくれなきゃわからないよ」と、徐々に黒部分を発動するレグルス。
この台詞選びを見る限り、絶対レグルスは言葉攻めに向いている。「ほら、言ってくれなきゃ判らないよ?」って王道ですよね。
その後の会話により、レグルスが前獅子座イリアスの息子であり、イリアスがラダマンティスの角を初めて折った男であり、どうやらラダがイリアスを汚い手段で殺したのだという事がわかります。最後のはレグルスがそう思ってるだけで、多分汚い事をしたのはラダじゃなく、その周囲にいた冥闘士なんじゃないかと読んでますが。
息子を庇って本気を出せず…というのは普通にありそうですものね(汗)
怒りモード全開のレグルスは、今までの天然無邪気系の雰囲気とは一変して、カノン島の鬼モードです。
ちなみに、レグルスが告げた目に焼きついて離れない記憶は、父の死の場面の記憶ですが、デフテロスの忘れられない記憶は当然、自分の手で兄を殺したあの瞬間ですよね!
そういえば、途中でラダの技を真似ようとする準備運動みたいな場面で、レグルスが「あ オレ羽ないや」と言ってるんですが、闘衣の形状や特殊能力に依存する必殺技をどの程度までラーニング出来るのかなあと気になります。
たとえばシャカの「天空覇邪魑魅魍魎」やLCタナトスの「タルタロスフォビア」はバイオレートとの戦闘を見る限り、レグルスは亡者を小宇宙で支配できるので、ある程度ラーニングできると思うんですが、水瓶座の凍気や双子座の異次元操作についてはどのあたりまで小宇宙の使い方をラーニング出来るのかって感じで。ミーノスの繰り糸は真似しようにも同質の糸がないと出来ないですよね。ただ、物質的なものなら、相手からその武器を奪って使うという手段もあります。
ソレに対して、アルバフィカの毒血を使った必殺技なんかはラーニングのしようがない。
そう考えるとそれほどラーニングは万能でもないのかな?
そしてND。シオンを圧倒する水鏡先生。力が同等でないので千日戦争に持ち込めず、気持ちいいほど吹っとばされるシオンです。それだけの実力を秘めていても白銀だった水鏡先生…あっ、NDでは聖闘士も進級制だから、当初は白銀でも、聖域にとどまっていたら黄金聖闘士に進級してた可能性がありますね!
一方クロノスのいる次元の湖へ到達したヘカーテと一輝。クロノスを叩き起こして案内させるとか、また何気にビックマウスないつもどおりのお兄さん。しかし、クロノスを起こすまでもなく、とある印に一輝は気づきました。
該当次元から、花の鎖がのびて立ちのぼっているのです。
この「アテナの道標」を伝えば必ずアテナの元へたどり着ける、あとから来るであろう氷河と紫龍にもその事を伝えてくれとヘカーテへ頼んで、先に過去へ向かう兄さん。やっと青銅メンバーが揃うフラグが立ちました!
そして無事聖域へ落ちてくる兄さん。おりしも十二宮の入り口では水鏡先生とシオンの戦闘真っ只中。いや戦闘中じゃないな…シオンはまだ口は利けますけど、はっきり負けてます(汗)
そでれもシオンは、これ以上誰であろうと通すわけにはいかんという意志を見せますよ。そんなシオンに対して、一輝兄さんはここでも一輝にいさんです。
「このフェニックス一輝をさえぎる者は敵味方関わりなく倒して通る!」
(^▽^;)そうだね兄さんそうだね…!
今週号で思ったのは、やはりアテナは女神なんだなあということです。沙織さんが可愛くて人間ぽいので、うっかり人間であるかのように感じてしまうのですが、肉体が赤子になって、通常の(人としての)意識がなくとも、神の力を発揮して、次元の狭間にも切れない花の鎖を伸ばすというのは、やはり人間ではありえないんですよね。
昔スニオン岬で、人間沙織としての意識がまだないはずの赤子の頃に、それでも神の力を発揮してカノンを助けているのと似ているといいますか、沙織としてのパーソナリティとは別に神としての大いなる意思の発動が可能な存在なんですよね…
カノンを救ったのは神としてのアテナの力であり、サガを最後に許したのは「無力な赤子」とサガが判じたはずのその赤子が成長した沙織なんですよね。神であり人である彼女と人間の関わりを考え出すともだもだが止まらないココロ。