今さらなのですが、LCのほうの双子たちは、大人しく聖域に仕えてあげる理由が全然ないよなあと思います。弟の扱い的な意味で。
まだ聖闘士になるまえの子供時代に、下手したらデフテロスは死んでたわけですよ。たまたま兄であるアスプロスが虐待中に通りかかって、弟を身体で庇ったから命を拾えただけで。
もしも、あの場にアスプロスが居合わせるという幸運がなく、デフテロスが虐待で死んでしまったとしたら。「死んでしまった凶星の事など捨て置いて、お前は最強の黄金聖闘士となって地上の平和のために戦うのだ」とか言われたって…無理だよね(´・ω・`)杳馬の介入とかそれ以前の問題ですよね。聖闘士になる前の段階ですから、双子座の試練ですらない。
もしデフテロスが聖域の因習のせいで死んでしまった場合、アスプロスはそれこそ最初から冥闘士化コースだったんじゃないかなあ。もしくは原作以上に教皇目指して一直線コース。もちろん教皇となって内側から聖域を破壊するためです。
まだ幼い頃は、生きていくために聖域の世話にならざるを得ない…という事情もありそうですが、自分たちだけで生きていける年齢になった彼らが、女神の為に・地上の為に闘う理由はなんだろう。片割れの人生を犠牲にする生活スタイルを強いられるのに、何を思って聖闘士を目指したんだろう。二人で逃げて、誰も知らない街や異国で生きていけば良かったのにね。
…って色々ぐるぐる思ったのですが、考えてみたら一旦修行を始めたら、聖域から逃げることは脱走になるから出来ないんでした。師匠が牡牛座くらい優しければ見逃してくれるかもしれませんが、通常は抹殺、とくに凶星扱いのデフテロスは、これ幸いと始末される可能性大。そりゃ脱走できませんよね。想像したらちょっとブルー。それも限りなく透明に近くないブルー。
そう考えると本当にデフテロスもアスプロスも(杳馬の一滴を受けた後ですら)真っ直ぐだなあ…もっと怒っていいんじゃないかなあ…という気持ちになるのでした…どよーん。
そんなわけでLC双子の暖かい仲良し話が読みたいです。
LC双子だけは黄金聖闘士としての公務をサボってイチャイチャしていても私が許す(>△<)!