星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
待ちに待ったND再開です!
店頭に並んでいるので表紙のネタバレくらいはいいですよね?って思いましたけど、よく見たら表紙にも内容に関係する部分があったので、感想は全部折りたたんで隠します。
以下、ネタバレご注意下さい。
それにしてもNDでのあの子の言動は、結構な頻度で私の中に眠っているお節介おばちゃんの血を沸き立たせるから凄い(>M<)
店頭に並んでいるので表紙のネタバレくらいはいいですよね?って思いましたけど、よく見たら表紙にも内容に関係する部分があったので、感想は全部折りたたんで隠します。
以下、ネタバレご注意下さい。
それにしてもNDでのあの子の言動は、結構な頻度で私の中に眠っているお節介おばちゃんの血を沸き立たせるから凄い(>M<)
まず表紙は紫龍と氷河!氷河はキグナスの聖衣を着用していますが、紫龍は例によって上半身はクロスを脱ぎ、背中の龍をこちらへ見せています。
再開初回の主人公はこの紫龍です。
聖域では蛇夫宮復活の前触れなのか、地鳴りが強まり、天変地異が引き起こっている最中でした。
このままでは宇宙が崩壊すると、童虎が焦ってます。なぜ蛇夫宮が復活すると宇宙が崩壊するのかは謎。蛇夫宮は神々の怒りで失われた宮なので、それが復活するということは、神々が人間と宇宙を消滅させるほど怒るとかそんな感じなのでしょうか。それとも蛇夫宮側の別の原因なのかな。
どちらにしても、何故それでアテナを殺さなければならないのか不明です。
このあたりは、先のお楽しみですね(^-^)
天変地異の影響で、十二宮の通路もところどころ切断されており、その裂け目の底には異次元のような空間が広がっています。怪しむ瞬を振り切ってテンマがその裂け目を飛び越そうとすると、姿がかき消えてしまいました。
別場所において、天蠍宮近くまできている紫龍の目の前にも道の裂け目が。ここでも同じように謎空間が広がっており、飛び越そうとした紫龍の姿も消えてしまいます。
そして場所は春爛漫の五老峰へ。ふもとの村への買い出しから戻った紫龍は、春麗と翔龍に出迎えられます。翔龍が紫龍をパーパって呼ぶの可愛い!エピGAではナターシャちゃんが氷河をパパって呼びますけど、こんなところでお揃いですね(>▽<)
紫龍と春麗の家は、外見こそボロく見えるものの、中には子供くらいの大ぶりな壺に花の枝が抱えるほど挿してあり、上座の卓上には老師の杖が飾られています。春麗ちゃん手作りと思われる食事は、とても親子三人で食べきれるとは思えぬ量と豪華さ!これ御大はお金持ち家庭には描いてないですけど、私のなかではかなり豊かな暮らしに見えるので、日本人の生活レベルが昔より慎ましくなっているのかもしれないなあ。TVやネットがなくたって、紫龍の家庭は豊かだよ羨ましい(>ω<)
暮らしていくうちに月日は流れ、翔龍は大きくなって町へ学びにゆきました。紫龍は時々この暮らしに違和感を覚えるような覚えないような感じですが、そのまま生きていきます。老師の杖を見ても、断片的な記憶しか浮かばず、その記憶もまた流れ去りました。
ちなみに記憶のなかの老師は、紫龍に対して忍辱が足りないと諭していました。紫龍はまだ我慢が足りない、敵であってもむやみに怒りに任せて闘ってはいけない、耐え忍ぶ不動の心を手に入れよ…そうすれば龍神がお前を認めていつか宝珠をくれるだろう。
ここで龍を師としていたLCの童虎とちょっとリンクしますね!もっとも、この言葉はおそらく紫龍の背中の龍が、忍辱の修行を成し遂げた暁に宝珠を持つという意味です。
ここで表紙の紫龍の背中の龍ですよ。龍の手に宝珠はありません。まだまだ紫龍はこれからバージョンアップするようですね(^-^)
さらに時は流れ、翔龍が町から嫁を連れて戻ってきました。翔龍と嫁さんの服は洋服で、紫龍と春麗の服は昔ながらの中国服なのが、時の流れを表していて感慨深いなあ。
彼らの子供も生まれ、さらに孫も生まれ、安穏な日々が過ぎていきます。
憂いのない日々の果てに、紫龍は家族に囲まれての大往生を迎えるところまで来ました。
臨終の床のなかで、紫龍は考えます。穏やかな一生であった、しかし何かが違うと。
その時、彼の脳裏に老師の杖が浮かびます。
そこで紫龍は思い出すのですね。オレはこのような一生を終えるべき人間ではない。自分は戦士であり、死ぬ場所は病の床ではなく戦場だと。
気づくと紫龍は聖域の道の亀裂の向こう側にいました。
そう、彼は邯鄲の夢のような、別の現実のなかにいたのです。ということは、咲いていた花は桃なのかな?桃花源記的な。あくまで幻覚でも夢でもなく、別の現実であったという部分がポイントです。
老師の杖がなければ、安穏な一生を終えただろうと気づいた紫龍は「惰弱な心が未だ残っていたとは」と反省し、改めて全てを振り切って、アテナの聖闘士であることを決意しつつ、天蠍宮へ向かうのでした。
テンマの方も瞬の鎖で引っ張り上げられましたが、こちらは別人生を歩むことなく長き闇の中をさまよっていた模様。さらに紫龍と異なり亀裂の向こう側ではなく、瞬と同じ手前側に戻ってきています(瞬が引き戻したので当然ですが)
さて先へ進むにはどうしたら…今週はここまで。
さて、こっからはお節介おばちゃん感想タイムですよ!
春麗ちゃんを幸せにして、翔龍を立派に育て上げ、孫たちに囲まれての大往生、それは誇っていい人生なんだよ!(>ロ<)
今は星矢を助けなきゃならないですから、そこから抜け出すのはいいのですけれども、自分が死ぬのは戦場であり己はまず聖闘士である…という生き方をするってことは、それは春麗ちゃんが死に目に会えないってことなんだよ!紫龍が死んだ時には(今でもですが)春麗ちゃんが一人で子供を育てながら苦労して生きていくってことなんだよー!
7巻で紫龍が過去の童虎にあったとき、翔龍という赤子を一生懸命育てております!って嬉しそうに活き活きと報告してましたけど、その時も私の世話焼きおばちゃんマインドが大炸裂してましたね。それは13歳の春麗ちゃんが、たった一人で五老峰に残り、戦いに出た紫龍の心配をしながら、ひょっとしたら戻らないかもしれない紫龍を想いながら赤子を育ててくれてるのであって…!男って、男って…!(>ロ<)
でも紫龍はまだ14歳の中学生年齢ですから、この年齢の少年が、自分が戦士であることを最優先にしているのは仕方ない。大志をいだく年頃ですし。しかして老師が聖戦のときに語ってくれた言葉も、いつか思いだして欲しいココロ…
「正義のため多くの人びとのために闘うのはたしかに尊いことじゃが…全世界を敵にまわしてもたったひとりのひとを愛する…そんなことがあってもよいのではないかと思うが…の」
邯鄲の人生を紫龍は惰弱な心が残っていたと切り捨てましたが、大切な相手と家庭をつくる人生は、惰弱とは違うと思うの!
…というか、紫龍も聖闘士としてしか生きられないタイプなのだなあと思いました。ただ、今のままでは聖闘士としては問題ないとしても(泣くことになる春麗ちゃんは横へ置き)、善悪を判じる聖域の要の役目を任せるのは大丈夫なのかなと、微妙に心配に…童虎くらいのバランス感覚をまだ紫龍は持てていないので、ちょっぴりハラハラ。
しょっぱなにこの紫龍のこの物語を持ってきたという事は、今後の成長フラグだと思いますので、今後もお節介おばちゃんの視線で彼を見守りたい(>M<)
ほんと聖闘士を恋人や夫に持つと、女性側は苦労しますね…。聖闘士であることと、愛する女性を守ることが両立するのって、アテナを愛した時だけじゃないですか(^▽^;)
女聖闘士はもっと両立しない。何故なら、恋人と女神は秤にかけられても、子供と女神は秤にかけられないから。だから女性は仮面を外した時点で聖闘士を辞めるしかない。
ほんと聖闘士のお相手は大変です(-▽-)(まだお節介おばちゃんモード)
今回のお話で、漫画で進んでいく世界線とは別の、「あるかもしれない現実」が存在するんだなということが判ったので、そこは二次妄想的に大変ありがたいです。サガとアイオロスが結婚していたり、サガとカノンが結婚していたりする現実も存在するかもしれないってことですもんね(^▽^)(ご都合判断)
それにしても、ND再開前はちょっと心配だったんです。何故って少し前に発売された男坂6巻が凄く御大がノリノリに描いているのがわかる面白さだったので!
ずっと描きたがっておられた男坂に御大の気持ちが向いていて、星矢へ頭を切り替えるのにもう少し時間がかかるんじゃないかなって…(>w<)
杞憂でした\(>▽<)/面白かった!
表紙に氷河がいたということは、次週は氷河あたりのターンかな?新章での再開ということで、女神も登場させたいはず(メタ的に)。展開がどうなるのか楽しみです。