星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
[347]  [348]  [349]  [350]  [351]  [352]  [353]  [354]  [355]  [356]  [357
昨日に引き続き、さめやらぬLC双子トークです。ネタバレご注意ください。

アスミタはデフテロスのことを傀儡と呼んでいましたが、今週号読む限り、逆でした。弟の視線がいつでもアスプロスを縛り付け、気づかぬうちに「邁進しろ」と押し出されて上を目指したモヨウ。
そして前回ブログで兄を鈍感と書きましたが、さりげなく弟も超鈍感です。あれだけ見つめながら、お兄さんの心の変化に全く気づかなかった。きらきらな背中しか見ていなかったのです。

兄に全てを与えたデフテロスを見ると、童虎の言葉を思い出します。「全世界を敵にまわしても たったひとりの人を愛する…!そんなことがあってもよいのではないかと思うがの」
相手は女性ではなくて兄ですが、聖戦ではなく大事な相手のために自分の命を使ったデフテロスは、自分の1番大事なものを間違えなかったという意味で、正しく自分の輪郭を見つけたのだなと感じます。

そういう前提を踏まえて振り返ると、アスミタの「人のために力を奮う彼が羨ましいのだろう」「戦えわたしの分も」は結構残酷な台詞ですね。羨ましくとも、デフテロスはもうその選択肢を外しているのですから。アスが邪悪として蘇らなかったらその選択もあったのかもしれませんが、デフはもう2年前から兄の復活を予感していたようですし…

しかし、2年前のアスミタの言葉には簡単に流されたデフテロスも、今回の言葉には流されず、それはそれとして自分を通しました。そこに成長もみえる気がします。

あと先週の予告にあったバケツの涙ですが、今週号では泣いてませんでした。泣くとしたらやっぱり原作パロなのでしょうか。黒サガ台詞の改変で「このわたしが教皇を目指す事はそんなにいけないことか!」的な。

弟の死によって白ぷーに戻ったアスぷーですが、白サガと違ってアスプロスは白い段階から強く野望を持ってます。幻朧魔皇拳がとけても、やっと死ぬ前のスタート地点に戻っただけ。あの天まで届きそうな歪んだ野望と、弟から受け取った真心の間で、どう心の折り合いをつけるのか来週のアスプロスには期待大です。

(>ω<)昨晩は転げまわりすぎて、射手誕絵の続きが全然できませんでした…
今週もLC感想!いつもどおり腐視点感想ですが、今回は腐視点でなくとも同じ感想の予感。デフテロスったらもう…
ロス誕用の絵を描いているため更新がとろいです。昨日は下書+下塗りだけで1日かかりました。誕生日前日には投稿したいのに間に合うのか。
絵茶などでサラサラとその場で描いておられる方々は本当に凄いと思います(>M<)

そして今日は木曜日…!1週間に1回踊らされる日!そろそろ旧双子の決着がつく頃合だと思うので、覚悟してチャンピオンを買います。アスデフ漫画のネタもあるのに絵を描く時間が足りない。星矢誕も近いのでサガとのお話をたまには漫画でと思ったけれどもこれまた時間が…

そんなわけでSSになった星矢vサガでロスサガ
=============================

「サガ!」
星矢はぶんぶんと手を振ってサガの処へ駆け寄った。着慣れぬ法衣(それも教皇の法衣!)の裾を踏まずに移動できるようになったのは、就任式前の特訓の成果だろう。
振り向いたサガは、星矢の姿をみて顔を綻ばせた。
「馬子にも衣装だな」
「ちぇ、似合わないのは自分でも判ってるよ」
「似合わないとは言っていない」
砕けた口調ながらも、サガは星矢の前へ膝を付いた。教皇となる者への敬意だ。
それを見下ろしながら、星矢は用件を切り出した。
「なあサガ、俺の補佐になってくれないか?」
まるで、いつもの軽いおねだりと変わらぬ口調だ。
流石にサガは目を丸くするも、直ぐに頷く。
「謹んで拝命いたします」
「良かった!1度教皇を経験したまでの人を補佐にするのって少し気が引けたんだけど、サガが1番適任だと思うんだ。それに、正直なところサガが手伝ってくれたら、俺も嬉しいし」
この後輩はサガの過去についても遠慮なく口にする。けれども、裏表がないと判っているので、サガも気にする事は無い。
サガはにこりと顔をあげた。
「わたしも星矢が教皇で良かった。お前以外が上に立ったときに、正直なところその地位を簒奪せぬ自信が無い」
笑顔の美しさに誤魔化されそうだが、言っている内容が本当のことであるというのは星矢にも伝わる。
(あー、今日のサガは統合サガだな)
サガは相変わらず黒かったり白かったり統合していたりと変化する。しかし、どのサガも星矢には優しい。
星矢は跪いているサガの頬を両手で包み込んで、自分の額とサガの額をあわせた。
「意外と自分の事はわかってないんだなあ。サガはもうそんなことしないよ」
「…星矢」

そんな感動的な場面も、周囲からは星矢に躾けられている血統書付き大型犬にしか見えていないのだった。

~~~(オマケ)~~~
「少し妬けたぞ」
星矢の去ったあと、アイオロスがサガに話しかけた。
「俺が教皇になっていたら、サガは地位を狙った?」
最初は、アイオロスが13年前のシオンの指定どおり教皇になるという話もあった。しかし彼は己が既に死んだ者であることを理由に辞退した。同じ理由で黄金聖闘士たちが全て辞退したため、青銅聖闘士である星矢にお鉢がまわったのだ。
通常、教皇は黄金聖闘士のなかから選ばれるが、それについては黄金のランクを超えた神聖衣を纏う実力を持つ者として特例がおりた。
サガは肩をすくめる。
「ああ、むしろお前が教皇となった場合が1番危ない」
「ええっ、そうなのか?」
「仕方があるまい。お前が1番わたしをその気にさせる男なのだ」
思わぬ返しにアイオロスは一瞬黙り、それからサガをぎゅうっと抱きしめた。
「愛しているぞ、サガ」
「…お前も懲りぬ男だな」
呆れたように零しながらも腕を振り解かないサガを、アイオロスは存分にそのまま堪能した。

=============================
今日もぱちぱち有難う御座います!元気の源です。

捏造てんこ盛りのいつものタナサガ
=============================

エリシオンに与えられた離宮で、サガが言葉どおり浮世を忘れて寛いでいると、不機嫌そうなタナトスがやってきて長椅子へどかりと腰を下ろした。
突然の来訪はいつものことなので、サガは慌てず神酒と酒肴の用意をして銀盆に乗せる。
「また人間界へ?」
「ああ、人間度もが大量に仕事を沸かせてくれたのでな」
おそらくどこかで内乱でもあったのだろう。サガは眉を潜めた。
タナトスは構わず続けている。
「散々自分たちで争い殺しあっておきながら、俺の来訪を忌むべきものと唾棄する。最後には人間賛歌だの生命賛歌だの言い出して誤魔化そうとする。アテナあたりが言うのならばともかく、人間がそのように言うのは単なる自画自賛であろう。そのような事は世界中から争いを無くしてからほざくが良いわ」
望まぬ死の訪れを歓迎する者など、そうはいないだろう。
タナトス側からすれば理不尽なことではあるので、忌まれ続けたその怒りを人間にぶつけ、見下すのは仕方のないことなのかもしれない。
サガはタナトスへそっと酒杯を渡した。
「貴方を称えるわたしも愚かだろうか」
「なに」
「生を讃えるも死を称えるも、わたしには同じに思える」
「…」
「それに、神々同士ですらやまぬ争いを、貴方の言う愚かな人間に終止符をうてなど、それは無理と言うもの」
「…フン」
タナトスが受け取った杯へと神酒を注ぎ、サガはタナトスよりも一段低い床へと座する。
「人間を、わたしを見捨てないでくれないか」
そう言って見上げるサガから視線を逸らし、タナトスは黙って酒を呷った。

=============================
今日もぱちぱち有難う御座います(>ω<)
尽きそうな気力を奮い起こしてくださる心のカンフル剤です。
もうアスは小者だから歪んで野望を持ったで納得するしかないのか…

連休の忙しさが終わったら射手座誕準備もしたい…!しかし会社でまた人が辞めていく…!私が兼任でやらされている仕事も、強引に簡略化しているとはいえ、以前は5人でやってたはずの仕事なんですが…あれー…
もっと簡略化してやる。

黒サガの執政時代に、無駄な様式的な部分をがんがん切り捨てて統治しやすくシンプルにしてたりしないかな。もっとも宗教集団だとその部分が大事だったりしそうですので何とも言えないのですけれども。

現代企業のトップとして鍛えた沙織さんが聖域に入ったら、もっと効率的になりそう。統治部分よりも、食料調達部分とか福利とか衛生面とか、暮らす皆の生活面がきちんとするように考えてくれるとか。
黒サガも沙織さんの手腕をみて改めて見直すに違いない。一緒に「サガ、これに関してはこういう方法が良いと思うのですが」「ならば、それに関連してこれもこうした方が良かろう」とビシバシ意見を戦わせるよ!
視野の広いシオンと、直観力に優れたアイオロスがその会議に加わったら完璧ですよね。

昨日は雑兵×黒サガ妄想で萌えたのですが、捏造度減らして妄想してみたら、普通に黒サガが風呂を覗いた雑兵を「ふざけるな」の一言で叩き出してる図しか浮かびませんでした。くー(>△<。)でもあの黒サガが誰かに「やらせてあげている(やられているのではなく)」お話を読みたい!…雑兵×黒はもちろん獅子黒とか…ミーノス黒とか…眠り神黒とか…げふげふ

そして昨日お話くださった皆様ありがとうございました!楽しかったです!
<<< 前のページ 次のページ >>>
ブログ内検索
フリーエリア

photo byAnghel. 
◎ Template by hanamaru.