星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
ロス誕用の絵を描いているため更新がとろいです。昨日は下書+下塗りだけで1日かかりました。誕生日前日には投稿したいのに間に合うのか。
絵茶などでサラサラとその場で描いておられる方々は本当に凄いと思います(>M<)
そして今日は木曜日…!1週間に1回踊らされる日!そろそろ旧双子の決着がつく頃合だと思うので、覚悟してチャンピオンを買います。アスデフ漫画のネタもあるのに絵を描く時間が足りない。星矢誕も近いのでサガとのお話をたまには漫画でと思ったけれどもこれまた時間が…
そんなわけでSSになった星矢vサガでロスサガ
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「サガ!」
星矢はぶんぶんと手を振ってサガの処へ駆け寄った。着慣れぬ法衣(それも教皇の法衣!)の裾を踏まずに移動できるようになったのは、就任式前の特訓の成果だろう。
振り向いたサガは、星矢の姿をみて顔を綻ばせた。
「馬子にも衣装だな」
「ちぇ、似合わないのは自分でも判ってるよ」
「似合わないとは言っていない」
砕けた口調ながらも、サガは星矢の前へ膝を付いた。教皇となる者への敬意だ。
それを見下ろしながら、星矢は用件を切り出した。
「なあサガ、俺の補佐になってくれないか?」
まるで、いつもの軽いおねだりと変わらぬ口調だ。
流石にサガは目を丸くするも、直ぐに頷く。
「謹んで拝命いたします」
「良かった!1度教皇を経験したまでの人を補佐にするのって少し気が引けたんだけど、サガが1番適任だと思うんだ。それに、正直なところサガが手伝ってくれたら、俺も嬉しいし」
この後輩はサガの過去についても遠慮なく口にする。けれども、裏表がないと判っているので、サガも気にする事は無い。
サガはにこりと顔をあげた。
「わたしも星矢が教皇で良かった。お前以外が上に立ったときに、正直なところその地位を簒奪せぬ自信が無い」
笑顔の美しさに誤魔化されそうだが、言っている内容が本当のことであるというのは星矢にも伝わる。
(あー、今日のサガは統合サガだな)
サガは相変わらず黒かったり白かったり統合していたりと変化する。しかし、どのサガも星矢には優しい。
星矢は跪いているサガの頬を両手で包み込んで、自分の額とサガの額をあわせた。
「意外と自分の事はわかってないんだなあ。サガはもうそんなことしないよ」
「…星矢」
そんな感動的な場面も、周囲からは星矢に躾けられている血統書付き大型犬にしか見えていないのだった。
~~~(オマケ)~~~
「少し妬けたぞ」
星矢の去ったあと、アイオロスがサガに話しかけた。
「俺が教皇になっていたら、サガは地位を狙った?」
最初は、アイオロスが13年前のシオンの指定どおり教皇になるという話もあった。しかし彼は己が既に死んだ者であることを理由に辞退した。同じ理由で黄金聖闘士たちが全て辞退したため、青銅聖闘士である星矢にお鉢がまわったのだ。
通常、教皇は黄金聖闘士のなかから選ばれるが、それについては黄金のランクを超えた神聖衣を纏う実力を持つ者として特例がおりた。
サガは肩をすくめる。
「ああ、むしろお前が教皇となった場合が1番危ない」
「ええっ、そうなのか?」
「仕方があるまい。お前が1番わたしをその気にさせる男なのだ」
思わぬ返しにアイオロスは一瞬黙り、それからサガをぎゅうっと抱きしめた。
「愛しているぞ、サガ」
「…お前も懲りぬ男だな」
呆れたように零しながらも腕を振り解かないサガを、アイオロスは存分にそのまま堪能した。
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今日もぱちぱち有難う御座います!元気の源です。
絵茶などでサラサラとその場で描いておられる方々は本当に凄いと思います(>M<)
そして今日は木曜日…!1週間に1回踊らされる日!そろそろ旧双子の決着がつく頃合だと思うので、覚悟してチャンピオンを買います。アスデフ漫画のネタもあるのに絵を描く時間が足りない。星矢誕も近いのでサガとのお話をたまには漫画でと思ったけれどもこれまた時間が…
そんなわけでSSになった星矢vサガでロスサガ
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「サガ!」
星矢はぶんぶんと手を振ってサガの処へ駆け寄った。着慣れぬ法衣(それも教皇の法衣!)の裾を踏まずに移動できるようになったのは、就任式前の特訓の成果だろう。
振り向いたサガは、星矢の姿をみて顔を綻ばせた。
「馬子にも衣装だな」
「ちぇ、似合わないのは自分でも判ってるよ」
「似合わないとは言っていない」
砕けた口調ながらも、サガは星矢の前へ膝を付いた。教皇となる者への敬意だ。
それを見下ろしながら、星矢は用件を切り出した。
「なあサガ、俺の補佐になってくれないか?」
まるで、いつもの軽いおねだりと変わらぬ口調だ。
流石にサガは目を丸くするも、直ぐに頷く。
「謹んで拝命いたします」
「良かった!1度教皇を経験したまでの人を補佐にするのって少し気が引けたんだけど、サガが1番適任だと思うんだ。それに、正直なところサガが手伝ってくれたら、俺も嬉しいし」
この後輩はサガの過去についても遠慮なく口にする。けれども、裏表がないと判っているので、サガも気にする事は無い。
サガはにこりと顔をあげた。
「わたしも星矢が教皇で良かった。お前以外が上に立ったときに、正直なところその地位を簒奪せぬ自信が無い」
笑顔の美しさに誤魔化されそうだが、言っている内容が本当のことであるというのは星矢にも伝わる。
(あー、今日のサガは統合サガだな)
サガは相変わらず黒かったり白かったり統合していたりと変化する。しかし、どのサガも星矢には優しい。
星矢は跪いているサガの頬を両手で包み込んで、自分の額とサガの額をあわせた。
「意外と自分の事はわかってないんだなあ。サガはもうそんなことしないよ」
「…星矢」
そんな感動的な場面も、周囲からは星矢に躾けられている血統書付き大型犬にしか見えていないのだった。
~~~(オマケ)~~~
「少し妬けたぞ」
星矢の去ったあと、アイオロスがサガに話しかけた。
「俺が教皇になっていたら、サガは地位を狙った?」
最初は、アイオロスが13年前のシオンの指定どおり教皇になるという話もあった。しかし彼は己が既に死んだ者であることを理由に辞退した。同じ理由で黄金聖闘士たちが全て辞退したため、青銅聖闘士である星矢にお鉢がまわったのだ。
通常、教皇は黄金聖闘士のなかから選ばれるが、それについては黄金のランクを超えた神聖衣を纏う実力を持つ者として特例がおりた。
サガは肩をすくめる。
「ああ、むしろお前が教皇となった場合が1番危ない」
「ええっ、そうなのか?」
「仕方があるまい。お前が1番わたしをその気にさせる男なのだ」
思わぬ返しにアイオロスは一瞬黙り、それからサガをぎゅうっと抱きしめた。
「愛しているぞ、サガ」
「…お前も懲りぬ男だな」
呆れたように零しながらも腕を振り解かないサガを、アイオロスは存分にそのまま堪能した。
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今日もぱちぱち有難う御座います!元気の源です。