星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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今週もLC感想!いつもどおり腐視点感想ですが、今回は腐視点でなくとも同じ感想の予感。デフテロスったらもう…

GEを打ち合うアスプロスとデフテロス。銀河のぶつかり合いが、宇宙開闢や存在の争いや善悪のせめぎ合いに喩えられます。
「どちらかが消滅するまで」と対峙しあう双子。しかし喩えられた数々で言うのならば、どちらか1つだけが残るものは無いんですよね。どれも混ざり合い融合していくもの。善だけ・悪だけが残ることは無い筈です。ここは来週以降への隠喩かもしれません。

凄まじいエネルギーの集約の中、決着をつけようと笑うアスプロス。デフテロスの視線を受けた彼は「きた…あの目」と回想モードに突入です。何気に余裕のお兄さん。

しかしこの後の回想モードで、お兄さんがとんでもなく鈍感であることが判ります。

俺だけを見据えるあの目が不快になったのはいつからだろう…と記憶を馳せるアスプロス。お兄さん視点回想やっときた!(>▽<)
アスぷーの回想のなかで、過去の修行風景が出てきました。岩壁をも砕くアスプロスに次の修行を指示しているのは、例のデフを鞭で殺そうとしたモヒカンメットの男!今までは教官かどうか不明だったのですが、師かはともかく教える立場の人間であることは間違いないですね!

双子の不幸その1:師に恵まれてない。

でも、この頃のアスぷーはそんな教官相手にも「はい!」と優等生なんですよ。泣けます。そして、アスプロスがちらりと横の樹を見上げると、そこにはこっそりと修行を眺めているデフテロス。そんな弟へアスぷーは笑顔をむけています。ますます泣ける…(;~;)

デフテロスは修行を盗み見ながら一人で必死に拳を磨き、兄と変わらぬ実力を着々と付けていきます。アスぷーが全力で頑張っても、影のようにぴったりと追いつき、そして、どんな時も影からじっとただ兄をみつめるデフテロス。
お兄さんはだんだんデフテロスの視線に脅かされるようになりました。

「分からん それは隠れて生きる境遇への恨みか?俺への憧れか?妬みか?俺たち二人の約束への期待か?失望か?お前は…俺に成り代わりたいのか?」

いいえ、あなたの弟さんはただのブラコンですから!
もー、デフテロスがちゃんと告白しないから、一途な視線を受けまくったお兄さんが混乱して、疑念を持つようになっちゃったじゃないの!
今週号ではっきりしたことは、デフテロスの罪は影に甘んじていた事ではなく、ストーカーに甘んじていたことです。
さっさとお兄さんに愛を告白してれば問題なかった。マジメに。

しかし、言葉にせずとも、あんな視線を受け続ければ普通気づくものですが…お兄さんには通じなかったのです。

双子の不幸その2:お兄さんが鈍感だった。

回想から意識を戻したお兄さんは、デフテロスに対して「そんな恨みがましい目で俺をみるから潰したくなるのだ」と笑います。ほらもーすっかり恨みの目だと誤解してますよ…哀しいくらい一方通行デフテロス。

でも無意識ではデフテロスの心が届いていたからこそ、アスプロスは混乱もしたし、疎ましいと思ってしまったりしてたんですよね。どうしていいのか判らなかったに違いない!…まあ兄弟だしなあゴニョゴニョ。私は応援しますけど。

自分たちはどちらかを消し去るまで争うしかないというアスプロスに対して、「俺もそう思う…兄さん!」と応えるデフテロス。兄さん発言きた!デフテロスといいカノンといい、1番の必殺技はGEじゃなくて「兄さん」発言ですよ!(対兄限定)

そしてGEのぶつかり合いの後、立っていたのはアスプロスと、夥しい血の跡を地面に残してGEポーズのまま仁王立ちするデフテロスなのでした。
「消えうせるのはお前だ二番目」と嘲笑うアスプロスへ、デフテロスは静かに笑います。「これでいい、俺の一撃は確実にお前の芯を貫いた」と。

何を言っている…といぶかしむ黒ぷーの瞳から一筋の血の涙が。
次の瞬間、幻朧魔皇拳が解除され、アスプロスの黒髪と紅目は元の色へと戻されるのでした。そう、目の前で一人死ぬことによって。
あれ!?紅目はともかく、黒髪も幻朧魔皇拳の効果でしたか!てっきり死後ハーデスに生き返らされた影響によるものかと思ってました。

姿を変えていく兄を、穏やかに見つめるデフテロス。最初から消えるのは自分側という覚悟をしていた様子です。そして双子座聖衣を残し、デフテロスの肉体は消えるのでした。

己の影・模造品・同等の力・半身…そしてその視線。あって当然だったものが無くなって、初めて呆然とするアスプロス。長かった争いも消えて満足するはずなのに、そんな表情ではありません。

これがデフテロスなりの贖罪と愛情の形だったのでしょう。ブラコンもここまで貫けば見事…!
ただ、見つめる視線だけで心を伝えようともしなかった昔を思えば、拳で語り合う段階まで進化はしてますが、出来れば言葉でも伝えるべきだよ…!ちゃんと伝えなかったから、お兄さん歪んじゃったんだよ…!

双子の不幸その3:弟が言葉足らず。

お兄さんが歪んだ原因はなんとなく判りましたが、この原因だとすると、お兄さんは教皇目指しても邁進しても、何の解決にもならないよ!むしろ高みへ昇れば昇るほど、ますます追いついてくる弟に怯え、視線が疎ましくなるだけだと思うよ!もーお兄さんもバカバカ!教皇選抜に残るくらいなのに、本当にバカだな!
そこがまた愛しいのですが。

(´・ω・`)やっぱり教官が良くなかったと思うんですよね。ちゃんと力の成長に見合う心の成長を導いてあげられていない。というか、どう考えても逆に阻害してます。もしも普通に二人で最初から光の下で生きる事を許されていたら、歪むことなく二人で支えあえたんじゃないでしょうか。

病気の子はいなかったんだよ…どころか、病気でない子を病気=凶星にしてしまった聖域の環境恐るべし。

ところでお兄さんが改心したとして、ハーデスに与えられた命はどうなるのでしょうか。いやまだ改心するかわかりませんが、改心しますよね。
力を目指すアスプロスの心へ言葉を届かせるには、力をもってするしかない。GEを使ったことにより目的は叶えられたものの、それはデフテロスの命と引き換えでした。

古来、双子の鈍感な兄を振り向かせるには、自分の命をぶつけるしかないのか。アイオロスの時といいまったくもう…(※妄想です)

来週のアスプロスが弟の想いにどう応えるのか、激しく待ち遠しいです。
全くもってデフテロスはブラコンの鑑ですよ…!(T△T)

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