星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
2回目の星矢を観に行ったら、我慢出来なくて3回目も続けてはしごしちゃいました。やっぱり見てて熱くなれるし面白い!(>▽<)
この映画の聖闘士星矢は、原作(漫画・アニメ)を元に映画を作ったというよりは、聖闘士星矢を形作る原案・設定を元に、一から新しい作品を作ったという感じです。以前どこかで新訳という表現を拝見しましたが、まさにそんな感じ。
だから漫画やアニメと比較すると「キャラが違う!」ってことになるのですが、この映画版星矢のなかの彼らはこういう彼らなんですね。同じキャラなんですけど違う解釈の彼らと言いますか、そのあたりがまず良かったです。私はリメイクなどを観るときも、焼き直しよりは新解釈が好き派なので…
折角の新作なのに、見に行って絵面を変えただけの総集編だったりすると、先も読めてしまいますし、勿体ないじゃないですか(>ω<)(貧乏性)
今回また観て思ったのですが、私びっくりするほど色々見落としてた(・ω・)
そして、数回の観賞にも耐える映画であるということも判って、改めて嬉しいです。これは映像がいいからかな?
例えば推理物やストーリー重視ものだと、1回見るとオチも判って飽きることもあるのですが、星矢は戦闘アクションそのものを楽しむ部分も大きいので、これは何回観ても楽しいんですよ(^▽^)
そして今回の映画鑑賞でも、観客は私以外男性ばっかりでした。
みんな聖闘士星矢大好きなんだな(^▽^)
というわけで以下、ネタバレ満載の妄想感想です!
この映画の聖闘士星矢は、原作(漫画・アニメ)を元に映画を作ったというよりは、聖闘士星矢を形作る原案・設定を元に、一から新しい作品を作ったという感じです。以前どこかで新訳という表現を拝見しましたが、まさにそんな感じ。
だから漫画やアニメと比較すると「キャラが違う!」ってことになるのですが、この映画版星矢のなかの彼らはこういう彼らなんですね。同じキャラなんですけど違う解釈の彼らと言いますか、そのあたりがまず良かったです。私はリメイクなどを観るときも、焼き直しよりは新解釈が好き派なので…
折角の新作なのに、見に行って絵面を変えただけの総集編だったりすると、先も読めてしまいますし、勿体ないじゃないですか(>ω<)(貧乏性)
今回また観て思ったのですが、私びっくりするほど色々見落としてた(・ω・)
そして、数回の観賞にも耐える映画であるということも判って、改めて嬉しいです。これは映像がいいからかな?
例えば推理物やストーリー重視ものだと、1回見るとオチも判って飽きることもあるのですが、星矢は戦闘アクションそのものを楽しむ部分も大きいので、これは何回観ても楽しいんですよ(^▽^)
そして今回の映画鑑賞でも、観客は私以外男性ばっかりでした。
みんな聖闘士星矢大好きなんだな(^▽^)
というわけで以下、ネタバレ満載の妄想感想です!
冒頭のシュラとロスとサガの三つ巴戦闘は、何度見ても胸アツでした!恰好いいよアイオロスずるい!このロスにはそりゃサガは敵わないよ!
で、原作シュラおよびエピGシュラがアイオロス討伐に選抜されたのは、シュラがその当時アイオロス・サガに次ぐ戦闘実力者だったからと思われるのですが(エピGでははっきり黒サガに「おまえが欲しい」と求婚言われるくらい)、この映画のシュラが抜擢されたのは『シュラなら深く色々考えなさそうだから後腐れない』って理由じゃないだろうなって、ちょっと心配に(^-^)
最後の方でアイオロスが逆賊ではなかったとシャカやアイオリアによって伝えられた時も「マジかよ!?」で済ませたシュラの、ある意味での心の健康さが怖いくらい清々しい。
だって目の前にいるのは逆賊の弟ってことにされてたアイオリアで、自分は無実の罪でその兄を殺したってことですよ!?それを「マジかよ」で済ませるシュラは、逆に16年間、アイオリアが逆賊の弟であるってことも全然気にせず、差別なく付き合ってそうだなって思いました。
ちょっとこのシュラ好きかもです←私の駄目な子好きセンサーが反応する…
で、サガの入れ替わりがどういう時系列なのか、今回はちゃんと見ようと思ったのですが、3回観たのに判りませんでした(T▽T)
三つ巴空中戦→サガとロスがエクスカリバーで斬られて落ちていく→その様子を火時計の遠見機能で見ている教皇へ、シャカが後ろから「シュラが逆賊を討ち果たしました」と伝える←教皇はアイオロスほどの男が…のように嘆く・16年前に既に偽アテナいる
エクスカリバーで斬られたサガが、その報告をするシャカに、どうやってアテナ神殿まで戻って相手をすることが出来たのか。ほとんど同時ですよね?そのカラクリがわからない(>ω<)
サガと教皇の入れ替わり時期に関しては、原作とほぼ同じなんじゃないかなって思うんです。サガ教皇選に敗れる→教皇を殺してなりかわる→偽女神を用意し、女神が降臨したことにして聖域掌握→ところがアイオロスが赤子として降臨した女神を発見・詰め寄る→反逆者扱い
偽アテナを立てた時期は、アイオロスにバレた後かもしれませんが、そもそもアテナが赤子として降臨することを誰も知らなければ、偽アテナを前に赤子のほうがアテナだと言い張っても、誰も信じませんよね。
この偽アテナを用意するという設定は、同人誌ではよく見かける設定ですが、公式でも上手く使って来たなあと思いました(^-^)
この偽アテナ、からくり人形のような存在なのか、皆の前に出るとき以外は仮面をつけてたので女聖闘士なのか判らないんですけど、16年前と姿が変わってないので人形っぽい存在なのかな?そうであってほしい…
何でかと言うとラストでサガが死ぬ場面のよこっちょのほうで、偽アテナも火花と共に転がってるんですよ。ラストのサガの融合に巻き込まれてたんだと思うんですけど…人間だったらサガに巻き込まれて傀儡の人生のまま死んじゃうって可哀相じゃないですか(>ω<)
からくり人形だったら…味方の誰もいないサガが、偽アテナ人形相手に聖域の最奥で会話してる妄想も捗るので、ぜひそちらでお願いします。うう、ラストの巻き添えに気づいたのが3回目の観賞だったので、ちゃんと確認できなかったのです。
あと、初見の時は「サガ馬鹿だなあ」で終わらせてたんですが、サガが邪悪な何かに乗っ取られていた可能性もあるのかな?って思いました。
まず映画の冒頭に出てくる宇宙が、青い光と黄金の光の部分に分かれているんです。これ、車田作品でたまに出てくる秩序(コスモ)と混沌(カオス)の表現かなあって。続けて出てくる聖闘士星矢のタイトルの色も青と金。サガのオッドアイも青と金ですよね。
で、アイオロス討伐の報告をシャカから受けるときに、教皇の肩に青い蝶が止まるんです。この蝶はラストの方でアフロディーテが殺される時、そしてサガが死ぬ時に出てきます。
最初は冥界の蝶かなにかで、冥界の干渉を受けているのかなとも思ったんですが、ラストの沙織ちゃんによる所信表明のとき「(神の小宇宙の力が)善人をもまどわせ、邪悪を呼び込んでしまいました」とも言ってるんですよ。
なので、冥界勢というはっきりとしたものでなく、混沌の力を邪悪というかたちでサガが呼びこんでしまい、それを育ててしまったのかなとか、アイオリアが洗脳されたときに身体に入って行った黒い靄がそれなのかなとか、いつもの根拠のない妄想ですけども(>ω<)
あ、なにげに沙織ちゃんがサガを「善人をも」と元善人扱いはしてくれてた。
ラストで巨大化(神化)したときにも、サガの一人称が俺から「我」に代わって声にエコーがかかるんですね。「我はついに神をも超えた存在となった」って。
なんかの依代っぽいですよね。
でも映画のサガは、善人だったところを見てないせいもありますけど、邪悪を呼び込むだけの嫉妬心を持つような性格だったぽいからあんまり弁護出来ないんですけれども(>ω<)
このサガ、2回同じ台詞を言うんですよ。それが「おのれアイオロス!」
映画の火時計はアテナの小宇宙を吸収するごとに灯っていくんですけど、12宮のうちあと3つを残すところでまず1回…そう、火が人馬宮のところまで来たところで、苦しみだして絞り出すようにそう言うんです。それまでは順調に火時計経由でアテナの小宇宙を吸い取ってたのに。
あ、アテナの小宇宙の吸い取り方ですが、サジッタの射った矢が沙織さんの肩に火時計と繋がる印を作り出し、火時計経由でサガの右手の甲の印に入り込むようです。右手には7個も指輪をしてたので(親指・人差し指・小指に1個、中指と薬指に2個)、この指輪も吸収に必要なアイテムかもしれないなと妄想してます。
サガの指に指輪を嵌めてくれたことで妄想の幅も広がって嬉しいな!
あの指輪が北欧編の金の指輪と同じ呪いのアイテムでも面白いのに!
横ですが、サジッタが凄い表情豊かでいいキャラでした!アイオリアの隣でのニヤニヤ顔は美味しすぎるよ!顎の矢の刺青もチャームポイントですね(^-^)
2回目の「おのれアイオロス」は…星矢と同化して巨大化サガに立ち向かってくるときです。この時の星矢の恰好よさときたら!(>ω<)サジタリアスの聖衣を纏い、沙織ちゃんへ「一生守るって言ったろ?」って星矢が言うんですよ。これ、星矢としての台詞ですけど、重なってるアイオロスが一生をかけて女神を守ってるのを彷彿とさせて、余計胸アツなんです…
胸アツといえばサガのギャラクシアンエクスプロージョンを星矢が力押しで押し勝つとき!!!ホントにここは胸アツです!(>◇<)
まず最初に軽くGEぽいものを打つとき、サガの小宇宙が左右の色違いの双子になって宙に現れ、その双子が手を繋いでるって部分も超胸アツなんですけど(ここはちょっと上手くご説明できないのでぜひ映像を見てほしい)、そのあと戦闘に入り、これがまた凄い肉弾戦なんですね(笑)掴んでは投げって感じの。サガってあれで原作でも力押し戦闘なので、それを映画で見れて舞い上がりました。
神の力を手に入れたサガと、アテナの力を受けた星矢の戦いで、星矢の側は青銅聖衣のため、女神の力を受け切れず苦戦するんですよ。
「アテナの小宇宙を手に入れたくらいでいい気になるなよ青銅風情が!」って言っちゃうサガですけど、君だって人間風情が神の力を手に入れたくらいでいい気になってるんじゃ…げほごほ。
倒れてる星矢に向ってサガが光弾を何発も撃っているのに全然当たらなくて、このサガは意外とノーカンだと思いました(^-^)(アイオリアの撃ったライトニングプラズマも凄い勢いでノーカンでしたけど)
で、その星矢へ止めを刺すためサガはGEを放ち、星矢はそれを拳で撃ちかえすことで対抗するんです。もちろん青銅聖衣は負荷に耐えられず、腕の部分が溶けていきます。
恨むなら青銅でしかない自分の守護星座を恨めってサガが笑うと、そこで星矢が言うんですよ。俺は一人で戦っているんじゃない!って。そして星矢の拳に仲間の小宇宙(と聖衣)が集まって、巨大な甲装のようになるんです。そんでもってサガが押し負けるんです。
力の真っ向勝負でサガが負けるとか、本当に胸アツとしか言いようがない。個人的にここが1番の山場!(>ω<)
順番とかもう無茶苦茶に感想書きますが、サガの自己紹介がまた自虐と言うかコンプレックスまみれでしてね…
原作のサガの女神への挨拶は「十三年前あなたを殺害しようとした男です」という詫び系なのと比較して、映画のサガは「(十三年前)アテナを殺し損ねた男だ!」なんですよ。今から攻撃するぞってその時に。でもってそのあとのセリフが「しかし、そのおかげで女神の力を得ることが出来た」とかなので、どんだけコンプレックス抱えてるのLosサガったら…と涙を禁じ得ない(T▽T)
私もサガファンなので、映画でのサガの表現方法に関しては、心の中にサンドバックを置いて10連打する部分もあるんですけれども、映画自体は面白かったですし、アイオロスへの嫉妬とコンプレックスにまみれたサガというのもこの作品内ではアリかなということで、ちょっと色々妄想を発展させてみようかなと思います(>▽<)ノ
ちょっと語りがまだまだ長くなりそうなので一旦ここまで!