傲慢と嫉妬比較 2016/10/16 (Sun)

以前もちらりと書きましたが、レジェンドオブサンクチュアリ（以降ＬＯＳ）のサガと無印系のサガとの大きな違いの１つは、七つの大罪的に言うとＬＯＳサガが嫉妬系なのに対して、無印系サガは傲慢系ってとこだと思うんですよね。

ＬＯＳの方は、サガを堕天したルシファーに見立てることで嫉妬のキーワードが当てはめられたのかな？という気がします。アイオロスの方が４才年上な事もあり、優れた資質を持つアイオロスに対して、秀才タイプのサガの側が「オレだってあれくらい…！」と見上げながら嫉妬燃やしてる感じで。羨望をふくむ嫉妬。

いっぽう無印ですと、神童タイプのサガが「アイオロスは確かに仁智勇に秀でているが、わたしの方が優れている。なのに何故わたしが教皇に選ばれなかったのだろうか。納得いかない」という方向性で、上から目線（笑）反逆時も「赤子のアテナより自分の方が強いから地上を守れる」であり、最終的には自分の力で女神＆星矢と戦います。ＬＯＳのようにアテナの力を奪う事で強くなろうとはしない。何故なら自分の方が強いという自負ゆえの反逆なので。

さらに言えば、無印サガは悪のサガを発現させつつも、白サガがいつも最後の最後で邪魔をしていたという原作の台詞にあるように、悪に流されてはいないんです。問題を起こしたのは黒サガであり、総体としてのサガに問題がないかっていうとあるんですけど、己の欲望に勝ててはいない代わりに負けてもいないという複雑なキャラ。
対してＬＯＳは己の中の嫉妬に完全に負けちゃったサガ。自分の力ではなく借り物の女神の力でアイオロスを超えようとする。でもって事実を知ったうえで付いてきてくれる配下もいない。だからちょっと痛々しい（Ｔ▽Ｔ）

よくある聖戦後復活系の二次妄想をしたときも、通常は蘇生メンバーのなかにサガだけでなく年中組という反逆仲間がいるのに対して、ＬＯＳサガはぽつねんとぼっちで矢面に立つかと思うと美味しい可哀想（Ｔ▽Ｔ）

なので脳内で派生＋歴代双子座あつめて、ＬＯＳサガ慰めジェミニパーティー開いてみたんですけど（痛い）、何かもっと可哀想ぼっちな感じになってしまい、おかしいな何でかなあってよくよく考えてみたら、ＬＯＳではまだカノンが出てきていなくて、他の双子座はペアでいるのに、そういう意味でもＬＯＳサガはおひとり様だからだーーー！（Ｔ▽Ｔ）

ＬＯＳサガが嫉妬の心を上手く昇華できるようにするためには、私の見立てではエピソードＧＡの、カオスアテナ側についたブラック教皇アイオロスに会わせてあげるのが良いと思うんです。
天使なＬＯＳアイオロスしか知らないＬＯＳサガは「世界軸が違うとはいえ、アイオロスがこのような道を選ぶことがあるとは」って、アイオロスも人間なのだと理解してくれるんじゃないかなって。
そのかわりエピＧＡのロスはＬＯＳサガに対して口悪そうですけどね！色々グサグサやりそうですけどね（＞ω＜）「それというのも、おまえという男の強さを信じているからだよ、サガ」ってニッコリ笑顔でエピＧの単行本のカバー下のノリで。

とまあそんな感じで、各派生の双子座と射手座がみんなで集まって交流会ひらけばいいのにって毎回思ってます。１番偉そうなのはアスプロスで、１番迷惑なのはパラドクスちゃんかな！でもってシジフォスにはＬＯＳサガもツンツンしないんじゃないかな！カインもぼっち参加なのかなってＬＯＳサガが勘違いして話しかけるとアベルが湧いて出てきてびっくりとかね！

…っていう脳内妄想だけでこれだけ楽しめてる自分が１番可哀想な人なんじゃないかなって、たまに理性が囁くんですけどキニシナイ。