星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
朝方5時ごろ、二世帯住宅の上階からちょっと来てコールが聞こえてきたので、こんな早くに一体なんだろうと起き出したら、泥酔状態の若者が上半身裸でうろうろしていました。
話を聞くと『町で飲んだものの深夜で電車がなく、タクシーに乗る金もなく、歩いてきたら親戚の家と間違えた、土砂降りのなか歩いてきて濡れたので服を脱いだ』ということのようですが、突然寝所にそんな酔っ払いが入ってきたら心臓縮むよ!
親が諭してビニール傘を渡して送り出し、何事もなく終わったのですけれども『全裸だったらサガネタにしたのに』と思った時点で私も負けですか(=ω=;)。
前にも我が家の車で勝手に寝てた酔っ払いのあんちゃんがいたのですが、今回は全くの無関係者ではなく、親が保護司として昔に面倒みていた子のようで、とりあえず我が家もちゃんと玄関の鍵は毎晩確認しないとなあと思いました。
聖戦後にサガがアイオロスと飲んで、普段は自制を失うほど酔わないのに、その時は積もる思いや自棄その他で記憶を失うほどになってしまい、朝になったら全裸でアイオロスと一緒に布団の中に居て真っ青になるサガはいませんか。酔って酒を零して法衣が濡れたのでええい面倒と全裸になってベッドに勝手に潜り込んだというオチで。ちなみにベッド占領時点では黒サガでした。
酔っ払ってるので白サガも黒サガも無意識に入れ替わり立ち代り状態でアイオロスと飲んで話をしていて、サガ側はそのことを覚えてないんですけど、アイオロス側は白サガとも黒サガともいっぱい話せて嬉しいなって思ってればいいですよ!
ちなみに、アイオロスまで全裸でサガの隣に寝てるのは、二人で全裸だったら朝起きた時サガがびっくりするだろうなっていうドッキリのためなんですけど、サガが真剣に「わたしに身体の痛みがないということは、お前が女役だったのだろうか」とか言い出したので、面白くてしばらく放置したアイオロスです(酷い)。
それよりもハッピーバースデー双子神(>▽<)
死の神なのに享楽的でニンフ侍らせてご満悦なタナトス様や、深謀すぎて勝利を逃しちゃうヒュプノス様が大好きです!
=============================
タナトスが竪琴を爪弾いている。
その音色を楽しみつつ、ヒュプノスは昔を思い出して呟いた。
「おまえは、だいぶ変わったな」
すぐさま、どこが?と返ってくる。
「昔はもっと単純であった」
「成長の証だろう」
「いや、今もおまえは単純だが、もっと単細胞であったというか…」
「ヒュプノス。おまえはオレを馬鹿にしているのか」
竪琴の音が鳴り止む。ヒュプノスは慌ててフォローをしようとしたが、どう説明したものか、直ぐには考えあぐねた。
確かに昔と今のタナトスでは変化している。そして自分はその変化を悪く思っていない。昔より凶暴になることもあるが、こうして音楽を共に楽しむようにもなった。その違いはなんだろうか。
「そうか、人間だ」
思いついて口にすると、タナトスが怪訝な顔をした。構わずヒュプノスは続ける。
「原始において死は活動の停止にすぎなかった。意識を持つ動物が生まれて以降、多少の恐怖が付加されたものの、死は生の終焉、それだけだ。それが人が現れて以降、お前にさまざまな概念が重ねられた」
その変化を好ましいと感じるのは、自分が眠りを司る神だからか。
しかし、ますますタナトスの機嫌は急降下している。
「は?このオレが塵芥に影響を受けていると?」
「お前に限らず、概念を司るものは大なり小なり人の影響を受けているのではないかと…何をする」
話の途中で鼻をつままれ、ヒュプノスは目を白黒させた。
「せっかくおまえの誕生日だからと、祝いの曲を弾いていたのに、お前は聞きもせずそんなことを考えていたのか」
「…………なに?」
聞いていなかったわけではない。しかし、思わぬタナトスの小言にヒュプノスは一瞬思考を停止させていた。
「おまえが、死の神であるおまえが、わたしの誕生日を祝うと?」
嬉しさで舞い上がりかけるも、考えてみれば双子なのだから、タナトスの誕生日でもある。忘れていたヒュプノスはさーっと青ざめた。
「…もう一曲頼んでもよいか。今日はもう人間の話はせぬ」
「判ればよい」
タナトスが竪琴をふたたびかき鳴らし始める。
死が生を祝うなどと、本来の形からすれば不健全なのかもしれない。それでも嬉しいと感じてしまうのは、自分も人間の影響を数多に受けているのだろうなと思いながら、ヒュプノスは音色に耳を傾けた。
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今日もぱちぱちありがとうございます!毎日の癒しです!
話を聞くと『町で飲んだものの深夜で電車がなく、タクシーに乗る金もなく、歩いてきたら親戚の家と間違えた、土砂降りのなか歩いてきて濡れたので服を脱いだ』ということのようですが、突然寝所にそんな酔っ払いが入ってきたら心臓縮むよ!
親が諭してビニール傘を渡して送り出し、何事もなく終わったのですけれども『全裸だったらサガネタにしたのに』と思った時点で私も負けですか(=ω=;)。
前にも我が家の車で勝手に寝てた酔っ払いのあんちゃんがいたのですが、今回は全くの無関係者ではなく、親が保護司として昔に面倒みていた子のようで、とりあえず我が家もちゃんと玄関の鍵は毎晩確認しないとなあと思いました。
聖戦後にサガがアイオロスと飲んで、普段は自制を失うほど酔わないのに、その時は積もる思いや自棄その他で記憶を失うほどになってしまい、朝になったら全裸でアイオロスと一緒に布団の中に居て真っ青になるサガはいませんか。酔って酒を零して法衣が濡れたのでええい面倒と全裸になってベッドに勝手に潜り込んだというオチで。ちなみにベッド占領時点では黒サガでした。
酔っ払ってるので白サガも黒サガも無意識に入れ替わり立ち代り状態でアイオロスと飲んで話をしていて、サガ側はそのことを覚えてないんですけど、アイオロス側は白サガとも黒サガともいっぱい話せて嬉しいなって思ってればいいですよ!
ちなみに、アイオロスまで全裸でサガの隣に寝てるのは、二人で全裸だったら朝起きた時サガがびっくりするだろうなっていうドッキリのためなんですけど、サガが真剣に「わたしに身体の痛みがないということは、お前が女役だったのだろうか」とか言い出したので、面白くてしばらく放置したアイオロスです(酷い)。
それよりもハッピーバースデー双子神(>▽<)
死の神なのに享楽的でニンフ侍らせてご満悦なタナトス様や、深謀すぎて勝利を逃しちゃうヒュプノス様が大好きです!
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タナトスが竪琴を爪弾いている。
その音色を楽しみつつ、ヒュプノスは昔を思い出して呟いた。
「おまえは、だいぶ変わったな」
すぐさま、どこが?と返ってくる。
「昔はもっと単純であった」
「成長の証だろう」
「いや、今もおまえは単純だが、もっと単細胞であったというか…」
「ヒュプノス。おまえはオレを馬鹿にしているのか」
竪琴の音が鳴り止む。ヒュプノスは慌ててフォローをしようとしたが、どう説明したものか、直ぐには考えあぐねた。
確かに昔と今のタナトスでは変化している。そして自分はその変化を悪く思っていない。昔より凶暴になることもあるが、こうして音楽を共に楽しむようにもなった。その違いはなんだろうか。
「そうか、人間だ」
思いついて口にすると、タナトスが怪訝な顔をした。構わずヒュプノスは続ける。
「原始において死は活動の停止にすぎなかった。意識を持つ動物が生まれて以降、多少の恐怖が付加されたものの、死は生の終焉、それだけだ。それが人が現れて以降、お前にさまざまな概念が重ねられた」
その変化を好ましいと感じるのは、自分が眠りを司る神だからか。
しかし、ますますタナトスの機嫌は急降下している。
「は?このオレが塵芥に影響を受けていると?」
「お前に限らず、概念を司るものは大なり小なり人の影響を受けているのではないかと…何をする」
話の途中で鼻をつままれ、ヒュプノスは目を白黒させた。
「せっかくおまえの誕生日だからと、祝いの曲を弾いていたのに、お前は聞きもせずそんなことを考えていたのか」
「…………なに?」
聞いていなかったわけではない。しかし、思わぬタナトスの小言にヒュプノスは一瞬思考を停止させていた。
「おまえが、死の神であるおまえが、わたしの誕生日を祝うと?」
嬉しさで舞い上がりかけるも、考えてみれば双子なのだから、タナトスの誕生日でもある。忘れていたヒュプノスはさーっと青ざめた。
「…もう一曲頼んでもよいか。今日はもう人間の話はせぬ」
「判ればよい」
タナトスが竪琴をふたたびかき鳴らし始める。
死が生を祝うなどと、本来の形からすれば不健全なのかもしれない。それでも嬉しいと感じてしまうのは、自分も人間の影響を数多に受けているのだろうなと思いながら、ヒュプノスは音色に耳を傾けた。
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今日もぱちぱちありがとうございます!毎日の癒しです!