星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
星矢本を通販しまくりで幸せな今日この頃です。
数えてみたらサガ攻本が1番多かった!(サガカノやサガシュラ等)。次がらぶらぶロスサガ本!年中組本やアイオロス本も読み応えがあって、もうどの御本も発行してくださって有難うございますという感じです。
それはさておきシュラ黒チャットで狂犬シュラを書くという宿題を出されました!にも関わらず先に書くのはへたれシュラ。
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(久しぶりにチェンジシリーズ)
シュラは激しく困惑していた。
人生でこれほど困惑したことは、かつてなかろうと思われた。
紫龍との戦いでアイデンティティの変動を引き起こされた時とて、これほど困惑はしなかった。いや、あの時は道が見えた分、むしろ成すべきことはハッキリしていた。
「…どうしましょうか、サガ」
もう思考を放棄して目の前の黒サガに頼るしかない。
目の前の黒サガはといえば、全く困った様子はない。それどころか楽しんでいるようで、口元には笑みが浮かんでいる。
「暫くこのままでも構わぬ。身体が入れ替わる経験など早々なかろう」
自分の姿で言い放った黒サガを見て、シュラはがっくりと肩を落とした。
シュラの次元斬りと黒サガの精神攪乱技の乱発によって巻き起こされた時空のねじれが、互いの精神と身体の入れ違えを引き起こし、気づけば黒サガの身体にはシュラの精神が、シュラの身体には黒サガの精神が入り込んだという状況だった。
もともと精神が乖離しやすい黒サガだからこそ起こった現象かもしれない。
シュラは溜息をつきながら改めて今の身体を確認してみる。
まず長い黒髪。短髪だったシュラにとって、この量の髪は結構重く、頭を動かすたびに靡くのが鬱陶しい。眺める分には大好きだったサガのこの髪も、いざ自分のものとなると勝手が違う。
そして指。サガの爪は綺麗に整えられていた。指も鍛えられていながらしなやかだ。
次に小宇宙を高めてみる。燃え上がったのはカプリコーンの小宇宙だった。他人の身体でもそこは問題ないようで、とりあえずシュラは安心した。
一方サガも小宇宙を高めていた。いつもシュラがするように右手にそれを集中させている。小宇宙が鋭さを増すにつれて、シュラはサガの意図に気が付いた。
「サガ!暴発するのでやめてください!俺の身体であろうと貴方に聖剣は無理ですから!」
シュラは焦って止めに入った。入ろうとした。
しかし、シュラは着用する法衣の裾を踏んづけてつんのめった。
流石にバランスを取って転ばずに済んだものの、黄金聖闘士にあるまじき失態だ。サガが小宇宙を止めて目を丸くしながらシュラへと視線を向ける。サガを止めるという目的は果たせたものの、シュラは赤面した。
改めて足元を確認すると、法衣は地面を引きずるような長さである。
いつもはサガが当たり前のように捌いているので気づかなかったが、これはかなり邪魔だ。階段を上るときなど裾を踏まぬ自信がない。
ドレスを着た女性がスカートを慎ましく摘みあげて歩くように、シュラは法衣をたくし上げて歩かねばならなかった。
シュラは思わず愚痴を零した。
「俺はこの格好で麿羯宮まで上がらなければいけないのですか」
サガはそんなシュラの足元をじっと見てから、顔へと視線を上げた。
「それほど歩きにくいか?」
「ええ、まあ…」
そう応えるとサガは思わぬ行動にでた。
「服程度で歩行に支障が出るとは、修行が足りぬな」
ひとこと言い放つと、シュラの身体を肩に担ぎ上げたのだ。
「サ、サガ!?降ろしてください!」
抗議の声をあげるも、素直に聞き入れるような黒サガではない。
「暴れるな。歩きにくいのであれば麿羯宮まで運んでやろう。それとも異次元経由で飛ばされるのが良いか」
淡々と告げ、もう上宮へ向けて歩き出している。
シュラとしては異次元経由の方が100倍マシであったのだが、それをサガに伝えるタイミングを掴めぬままに事態は進行していく。
結局シュラは先ほど以上に真っ赤になりながら、十二宮の公道を荷物のように運ばれる羽目になったのだった。
だが、本当の災難が訪れるのは翌日以降であるという事をまだシュラは気づいていない。
この出来事は、それを目にした雑兵や神官たちによって「シュラ様が自宮へ黒サガ様を抱きかかえて運んでいた」という噂となり(しかも様々な憶測や尾ひれがオプションとして追加されていた)、それを耳にしたカノンやアイオロスが血相を変えて麿羯宮へ押しかけるという迷惑な後日談に発展していくのだった。
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サガとシュラで入れ替わりを行えば、宿題の狂犬シュラ(でも中身黒サガ)かつ綺麗なシュラ(類似・綺麗なジャイアン=中身白サガ)も可能じゃないですかもしかして!
数えてみたらサガ攻本が1番多かった!(サガカノやサガシュラ等)。次がらぶらぶロスサガ本!年中組本やアイオロス本も読み応えがあって、もうどの御本も発行してくださって有難うございますという感じです。
それはさておきシュラ黒チャットで狂犬シュラを書くという宿題を出されました!にも関わらず先に書くのはへたれシュラ。
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(久しぶりにチェンジシリーズ)
シュラは激しく困惑していた。
人生でこれほど困惑したことは、かつてなかろうと思われた。
紫龍との戦いでアイデンティティの変動を引き起こされた時とて、これほど困惑はしなかった。いや、あの時は道が見えた分、むしろ成すべきことはハッキリしていた。
「…どうしましょうか、サガ」
もう思考を放棄して目の前の黒サガに頼るしかない。
目の前の黒サガはといえば、全く困った様子はない。それどころか楽しんでいるようで、口元には笑みが浮かんでいる。
「暫くこのままでも構わぬ。身体が入れ替わる経験など早々なかろう」
自分の姿で言い放った黒サガを見て、シュラはがっくりと肩を落とした。
シュラの次元斬りと黒サガの精神攪乱技の乱発によって巻き起こされた時空のねじれが、互いの精神と身体の入れ違えを引き起こし、気づけば黒サガの身体にはシュラの精神が、シュラの身体には黒サガの精神が入り込んだという状況だった。
もともと精神が乖離しやすい黒サガだからこそ起こった現象かもしれない。
シュラは溜息をつきながら改めて今の身体を確認してみる。
まず長い黒髪。短髪だったシュラにとって、この量の髪は結構重く、頭を動かすたびに靡くのが鬱陶しい。眺める分には大好きだったサガのこの髪も、いざ自分のものとなると勝手が違う。
そして指。サガの爪は綺麗に整えられていた。指も鍛えられていながらしなやかだ。
次に小宇宙を高めてみる。燃え上がったのはカプリコーンの小宇宙だった。他人の身体でもそこは問題ないようで、とりあえずシュラは安心した。
一方サガも小宇宙を高めていた。いつもシュラがするように右手にそれを集中させている。小宇宙が鋭さを増すにつれて、シュラはサガの意図に気が付いた。
「サガ!暴発するのでやめてください!俺の身体であろうと貴方に聖剣は無理ですから!」
シュラは焦って止めに入った。入ろうとした。
しかし、シュラは着用する法衣の裾を踏んづけてつんのめった。
流石にバランスを取って転ばずに済んだものの、黄金聖闘士にあるまじき失態だ。サガが小宇宙を止めて目を丸くしながらシュラへと視線を向ける。サガを止めるという目的は果たせたものの、シュラは赤面した。
改めて足元を確認すると、法衣は地面を引きずるような長さである。
いつもはサガが当たり前のように捌いているので気づかなかったが、これはかなり邪魔だ。階段を上るときなど裾を踏まぬ自信がない。
ドレスを着た女性がスカートを慎ましく摘みあげて歩くように、シュラは法衣をたくし上げて歩かねばならなかった。
シュラは思わず愚痴を零した。
「俺はこの格好で麿羯宮まで上がらなければいけないのですか」
サガはそんなシュラの足元をじっと見てから、顔へと視線を上げた。
「それほど歩きにくいか?」
「ええ、まあ…」
そう応えるとサガは思わぬ行動にでた。
「服程度で歩行に支障が出るとは、修行が足りぬな」
ひとこと言い放つと、シュラの身体を肩に担ぎ上げたのだ。
「サ、サガ!?降ろしてください!」
抗議の声をあげるも、素直に聞き入れるような黒サガではない。
「暴れるな。歩きにくいのであれば麿羯宮まで運んでやろう。それとも異次元経由で飛ばされるのが良いか」
淡々と告げ、もう上宮へ向けて歩き出している。
シュラとしては異次元経由の方が100倍マシであったのだが、それをサガに伝えるタイミングを掴めぬままに事態は進行していく。
結局シュラは先ほど以上に真っ赤になりながら、十二宮の公道を荷物のように運ばれる羽目になったのだった。
だが、本当の災難が訪れるのは翌日以降であるという事をまだシュラは気づいていない。
この出来事は、それを目にした雑兵や神官たちによって「シュラ様が自宮へ黒サガ様を抱きかかえて運んでいた」という噂となり(しかも様々な憶測や尾ひれがオプションとして追加されていた)、それを耳にしたカノンやアイオロスが血相を変えて麿羯宮へ押しかけるという迷惑な後日談に発展していくのだった。
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サガとシュラで入れ替わりを行えば、宿題の狂犬シュラ(でも中身黒サガ)かつ綺麗なシュラ(類似・綺麗なジャイアン=中身白サガ)も可能じゃないですかもしかして!
23日 22時 M様>こちらこそ楽しいひと時をありがとうございました!私も朝まで参加したかったですが、もう無理の利かない年ですので泣く泣く途中失礼いたしました(T▽T)
うう、綺麗なシュラ(綺麗なジャイアンと同義)を想像すると、物凄くエセ臭くなります…これがアイオロスやサガなら凄く王子様っぽくても大丈夫ですのに…。
強引に妄想してみます!
サガに好かれたくて、自分も憧れているアイオロスの真似をするシュラ。シュラはサガがアイオロスを好きだと思っているのです。しかしエセ王子様っぽく頑張ってみたものの、黒サガに「何か悪いものでも食したのか」とか返されて、ションボリ通り過ぎて泣きたくなるようなヘタレ山羊…うあーん、なんか私もションボリです(><)!黒サガはちゃんといつものシュラが格好いいと思っているという前提で!ていうかこれは綺麗なシュラ違う!
なかなか難しいですね、「やあ、サガ君」などと言いながらきらきら理知的に微笑む綺麗なシュラは(´・ω・`)
羞恥心を破損させたシュラのほうが100倍簡単だと思われます。
Mさんのシュラをお手本に、狂犬シュラにも挑戦してみますね!皆様のシュラの格好よさの爪の垢をいただきたいココロ!また是非いろいろと語りあかしてやって下さい。
ほかパチパチ下さった皆様に御礼申し上げます(^^)日々の糧です。
うう、綺麗なシュラ(綺麗なジャイアンと同義)を想像すると、物凄くエセ臭くなります…これがアイオロスやサガなら凄く王子様っぽくても大丈夫ですのに…。
強引に妄想してみます!
サガに好かれたくて、自分も憧れているアイオロスの真似をするシュラ。シュラはサガがアイオロスを好きだと思っているのです。しかしエセ王子様っぽく頑張ってみたものの、黒サガに「何か悪いものでも食したのか」とか返されて、ションボリ通り過ぎて泣きたくなるようなヘタレ山羊…うあーん、なんか私もションボリです(><)!黒サガはちゃんといつものシュラが格好いいと思っているという前提で!ていうかこれは綺麗なシュラ違う!
なかなか難しいですね、「やあ、サガ君」などと言いながらきらきら理知的に微笑む綺麗なシュラは(´・ω・`)
羞恥心を破損させたシュラのほうが100倍簡単だと思われます。
Mさんのシュラをお手本に、狂犬シュラにも挑戦してみますね!皆様のシュラの格好よさの爪の垢をいただきたいココロ!また是非いろいろと語りあかしてやって下さい。
ほかパチパチ下さった皆様に御礼申し上げます(^^)日々の糧です。