サガの話をするときや、サガを前にした時のカノンはどうしてあんなに可愛いのでしょうか。全くもってずるいですよ。
サガはサガで、アテナの前では何であんなに可愛くなるんだろう。反則だ!
8/31 沙紀様>具合の方はいかがですか?最近突然涼しくなりましたので、またぶりかえさぬようご自愛下さいね。
ギリシャ映画情報ありがとう御座いました!主人公が男色趣味なものが多いのですか!ますますギリシャ人ぶらぼー!じゃあ次回は堂々とタナサガにギリシアデートさせようかなと思いました。
あと、確かにサガのキラキラ具合ですと、男だろうが女だろうが注目を集める事に代わりは無いですよね。隣のタナトスも顔だけは一流ですしね。爽やかな笑顔で内面の黒いアイオロスは私も大好物です。そんな彼は捏造だと判ってはいるのですが、たまに妄想大爆発させたくなります(>ω<)そういうアイオロスならサラリとサガに手を出してくれそうですし。もだもだ。 いつも活力の源となるお言葉をありがとうございます!
ほかパチパチ下さった皆様に感謝御礼です(^^)
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「とにかく器物損壊活動は駄目です」
シュラが先輩二人にきっぱりと念を押す。カノンはまだ不服そうだ。
「だからタナトスだけ相手にすりゃいいだろう」
「同じ事でしょう。神相手の戦闘となったら、この一帯ただではすみません」
それに、とシュラは続けた。
「理由もなく挑みかかったりしたら、サガはタナトス側につくと思いますよ」
うっとカノンとアイオロスが怯む。サガは聖戦後のタナトスを、まだ静養が必要なレベルの身体だと思っている。実際、死の神として完全復活に到る回復を遂げるのは、まだ何百年も先のことになるのだろう。そんな不調の相手へ拳を向けるなど、病人に手を上げるようなもので、とんでもない事だとサガは言うに違いない。
現状でも充分黄金聖闘士の力を凌駕しているにも関わらずだ。
「では、どう妨害すればいいってんだ」
いらいらと腕を組むカノンへ、アイオロスが口を開いた。
「外出ではなく、外泊を止めればいいんだよな?」
カノンが目をぱちくりとさせてから、そうだなと返す。
「どこに泊まるのか聞いてるよね。とりあえずそのホテルに先回りしてみないか。このまま尾行していても埒があかないだろう」
「なるほど」
頷いたカノンは、帰ろうとしていたシュラの服をしっかりと掴んだ。アイオロスもいつのまにかシュラの肩に手を置いてにこにこしている。
「「早速行くぞ、シュラ」」
テレポート体勢に入った二人に捕まえられて、シュラは引きずられるようにホテルへの道連れとされていた。
サガの話していたホテルへ到着してみると、そこは意外と超高級というほどのものではなく、庶民にもなんとか手が届くレベルの近代高層ホテルであった。
三人は顔を見合わせた。
「何か意外だね。タナトスなら一見さんお断りくらいの格式あるホテルを用意してくるかと思ったのに」
アイオロスが言えば
「ハーデスのバックアップ企業の系列のホテルがありそうなもんだが」
と、カノンも首を傾げる。
「私事でハーデスの持つホテルを使うわけにはいかなかったのではないだろうか…冥界も敗戦で物入りだろうし…」
一番常識的な(所帯臭い)発想で予測をたてたのはシュラだった。
しかし判らない事を考えても仕方が無い。
とりあえず二名+道連れ一名は智恵を絞ることにした。
「確かスイートルームに泊まるって話だったよね、カノン」
「ああ、最上階の部屋だ」
「俺たちも近くに部屋を取るというのはどうだろう」
アイオロスのアイデアに、二人が怪訝な顔をする。
「そんな近くでは、サガやタナトスに見つからないだろうか」
疑問をぶつけたシュラへ、アイオロスが答える。
「だからさ。サガはオレ達が近くにいると知れば、少なくとも…その、タナトスと同じ布団で寝ないんじゃないのかな」
遠まわしな表現だが、つまり自分達がいれば羞恥心が湧いてタナトスと夜の営みを避けるんじゃないかという事をアイオロスは言っているのだった。
カノンが手をぽんと叩いた。
「なるほど、平和的だし無難だな」
シュラも頷く。
「それならまあ…範疇内の作戦かと」
早速三人は近くのネットカフェで、まずホテルの予約プランと部屋状況を調べてみる。しかし検索で出てきたのは
『カップル限定格安スイートルームプラン』
の表記だった。
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わー出勤時間なので続きはまた夜にでも!