星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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汝自身を知れというのは、アポロン神殿に刻まれていた碑銘ですが、もともとは「汝は不死の神ではなく、人間であることを弁えろ」的な意味だったということみたいですよね。いっぽうソクラテス経由の哲学的な解釈もあります。どっちの解釈でも二重の意味でサガにぴったりだと思いますワッショイ!\(^▽^)/

黒サガが問われた『WHO ARE YOU?』は、疑問の形を取りながら『汝は双子座の聖闘士である』という明示を突きつけられている場面だと思うのです。
Σ(゜◇゜)!は、これI love youの和訳みたいだな。

黒サガもサガであるのならば、もっと早く自身が聖闘士であることに気づかなければならなかった。『自分が地上の神になるのだ』ではなく。
白サガは知っていたはずなのに、教皇という単語に惑わされた。また、自分がアイオロスより劣るとシオンに判定されたと思ってしまったために、それを忘れ、いっとき黒サガに流されてしまった。教皇も女神の聖闘士であるということに気づけば、地位の上下などに振り回されるものではない筈なのに。

己が誰であるのか失っていたサガが、女神の帰還によってそれを取り戻し、ジェミニの聖闘士として自身を裁く…という物語の流れが完璧すぎて御大はネ申か。


というような、聖域寄りの解釈設定も大好きなんですけど、逆に『サガという人間が、女神の縛りである双子座の輪廻から抜け出して、神を越えようとした』というようなニーチェ物語と考えるのも大好きです。神を超えることは出来なかったけれども、神(アテナ)との和解を果たしつつ、人としての誇りを貫き、自裁で責任をとる…というような。
いろんな解釈で考えることのできるあの設定、やっぱり御大はネ申か。サガはほんとに厨二心をくすぐる題材すぎる(>▽<)

ただコレ、黒サガもサガという前提での妄想ですので、実は黒サガはサガではありませんでした(外部要因でした)となると、更に解釈の幅が広がります。どう調理しても美味しい食材として生まれてくれてありがとうサガ!

だから皆がサガを味わい食べたがるのもしょうがないですよね(・ω・)
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