今週のＮＤ２ 2016/12/30 (Fri)

昨日のＮＤ感想続きですので、ネタバレご注意ください。


御大はときどき超科学を漫画に織り交ぜてきますが、ちゃんとその理屈のもとになる理論は存在しているので、あちこちからネタを仕入れてくるの凄いなあと毎回思います。
たとえばオデッセウスの黄金の血というのは、赤血球表面に抗原をまったく持たないという特殊な血液のことですよね。人口の0.01％未満しか存在しないという、名称もそのまんまGolden bloodなアレです。2010年時点で全世界に43人しか確認されていないそうなので、血液型の概念がない前聖戦頃においては、ほんと貴重ではないかと。
そんでもって、水晶化現象について検索すると、出てくるのは大根の写真ばっかりなんですけど、分子が規則的に並ぶことで結晶化するという現象を人体に持ってくるの、ほんと御大すごい。タンパク質の結晶化とか大変みたいなので、エカルラートが現代にいたら、彼の血はさらに超貴重なサンプルになるのではないでしょうか。
ついでに透明化についても検索していたところ、透明というのは物質側がどの電磁波を吸収・拡散しないかによって起こるので、エカルラートさんは可視光線においては透明だけれども、紫外線に対しては透明ではないのかもしれず、つまりカイザーさんのところのゴールディには普通に見えているかもしれないなって感じになりました。

なんにせよ、御大理論による超科学で行けば、うっかり蛇に噛まれた影響で性転換したとか、うっかり蜘蛛に噛まれて男を惹きつける発情体質になったとか、肉体が透明になるよりは簡単に発現しそうな気がしますので、ぜひ二次創作で活用していこうと思います。

今日もぱちぱち下さった皆様に御礼申し上げます！日々の潤いです（＾ー＾）