原作の双子神が、封印の箱から解放されたとき、パンドラに向かって「出してくれて礼を言うぞ」と言っているのですが、多分LC双子神だと、『それがお前の役目・出すのが当然』みたいな対応しそうだなあと思いました。
そして相変わらず車田先生のHPでは、現在執筆中の原稿(ペン画)絶賛ネタバレ中!相変わらず細かい事を気になされぬお方よ…!そんなわけで線画で見ると、シオンはつり目ぎみで、やっぱり猫っぽい雰囲気だなあ。
ためしに、自分がこの枚数の線画の色付けに挑戦したらどうなるだろうと、想像してみようとしたのですが、考え付いた時点で気が遠くなりそうになりました。やっぱり彩色のプロの方は凄いなあ。私なら1カットでも死ねる。
自分が塗る場合、色はついてさえいれば満足の管理人です。デッサンない上に色塗りも不精だから上達しないんだな…(汗)
車田漫画は原作での設定が大らかなので、いろいろな想像を楽しめるのがいいところですよね。
たとえばサガの二重性についても、色々なパターンで妄想できるわけです。
例えば凄く乱暴なくくりで分けますが、サガの心が弱くて二重人格になったという設定Aで妄想する場合ですと、「力はあっても心が弱く自分の影を認められないサガ」→「女神や青銅との戦いを通じて自分の闇を受け入れて強くなる」という、『昔のサガ<統合後のサガ(精神的に成長している)』な図式で判りやすい流れになりますし、外部からの影響により二つの精神を持っていたという設定Bで妄想する場合ですと「乗っ取られながらも決して最後までは屈しなかったサガ」→「盾で何かが払われたあとは、本来のサガとなる」といった『昔のサガ=今のサガ(精神的には更に成長している)』という図式になります。他にも生まれた時から二重人格でしたという設定や、聖衣継承時に二重人格が発動したという設定もあるでしょうし、それらの混合設定もあります。
で、当たり前なのですが、A設定で書くサガの幼少時代と、B設定で書くサガの幼少時代とでは、同じ原作のコマを元にしても、サガの捉え方が全く異なってきますよね。A設定ですと、村人たちに囲まれたサガの笑顔は偽善者的という形にしやすく、後者だと本来のサガは皆に分け隔てなく優しい男ということになります(勿論双方逆パターンもあります。あくまで大雑把な乱暴な分け方です(>ω<;))。
そんなわけで、いろんなサイト様でいろんなサガを拝読して「こういう設定も楽しいなあ(>▽<)」「こういう捉え方もあるのかあ」と楽しめるのは二次創作の醍醐味だなあと思うのでした。
今日もぱちぱち有難う御座います!仕事前のカンフル剤です!
N様お返事遅れていて申し訳ありません(汗)弟土産のフクロウ写真アップしました。
昨日は富士の裾野で芝桜で有名な場所と、ふくろうで有名な某植物園を見に行って参りました…私以外の家族が(>ω<)。くー!
でも、お土産と見せてもらったふくろうの写真が超可愛いかったです。猛禽類め。
アテナとフクロウは縁が深いですが、流石にあの聖域の岩山十二宮には住めなさそうかな?ただ、野良猫は迷い込むのが難しそうな砦ですが、翼を持つものなら普通に迷い込みそうな気もします。あの砦はアニメの天闘士のような翼を持つ敵が天から飛んできたらどう対処するのだろう…
全然関係ない海界ネタ
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「なあ、カーサは双子にはよく化けているよな」
海将軍の集う休憩室で、イオがリュムナデスへ話を振った。
良くある世間話ともつかぬ交流のひとときだ。
「双子で片方は二重人格。化けるのも心を視るのも良い鍛錬になるのだ」
「ああ、それでかー。黄金聖闘士ならアクエリアスもたびたび来るのに、そっち相手にはあまり化けてないなーと思って」
「いや…あちらはあちらで良い鍛錬になりそうなのだが…」
カーサが言いにくそうに口を噤む。
「アクエリアスには遠慮しているのか?」
「アクエリアスにというより、アイザックにだな」
同僚の名を出され、イオは首を捻る。
「そりゃ自分の師相手に何かされたら怒るかもしれないが、許可を貰って化けるだけなら特に問題ないのでは?」
「それが問題なのだ」
「なんで」
不思議そうにイオが尋ねると、カーサは肩をすくめた。
「アクエリアスには弟子が二人居る」
「ああ、知ってるぞ。アイザックの弟弟子が白鳥座の聖闘士なんだろう?」
「そして俺が映すのは最愛の人間の姿だ」
「あー…どっちの姿になっても、アイザックの立場だと微妙なのか」
「実は心だけなら覗かせて貰った事がある。アイザックとキグナス以外の姿をとれば無難なのではないかとな。しかし、その二人と並んで浮かんだ金髪の黄金聖闘士も…こう…これがアクエリアス最愛の姿だとアイザックに見せるのはどうも…」
「確かに最愛の人間が同列で何人も居ると、意外と気を遣うかも」
「だろう?」
戦闘相手に対しては無敵に近いリュムナデスの能力も、同僚に対しては気苦労のほうが大きくなる事が多々あるのであった。
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今日も仕事に行ってきます!
結局昨晩もバタンキューでした(><)もう推敲と継ぎ足しはサイトへのSS移動の時に!
ポセイドンと偽サガ(リュムナデス)が記憶喪失のカノンを突付いては、シャーってされるのを楽しんでるような駄目な感じのお話にしたいんですが、カノンが混乱しまくっているところにちゃんと本物のサガが来てよしよししてくれるようなオチの予定。
あらすじにしたら数行で終わるお話でした…
ポセイドンがわざとカノンの目の前でサガ(の姿をしたリュムナデス)と仲良くして、カノンのブラコン心を煽ったり焦らせたりしてくれたら私が楽しいという妄想です。でもポセイドンにとってはカノンの方が勿論可愛いんですけどね!
いつものカノンだと隙がないので、ここぞとばかり楽しむポセイドンです。
あ、今日は各地でイベントがあったりする日なのでしょうか。皆様楽しんでいらして下さいね!
今日もパチパチ有難う御座います!ご返信は夜に…多分夜に…朝になったらごめんなさい(ぺこぺこ)
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「記憶が巻き戻っているとは、どういうことだ」
出されている手を振り払い、食って掛かる勢いでポセイドンへ尋ねる。しかし、答えが返る前に部屋の扉が突然開いた。
びくりとそちらを見ると、そこには白の法衣を着たサガが慌てもせずに立っている。敵神の前であるというのに何故そこまで落ち着いているのかが判らない。いや、サガは簡単に動揺するような男ではないが、何か違和感を覚える。
法衣の裾を床に滑らせるようにして、サガはゆっくりと歩いてきた。
「カノン、あれほど世話になっておきながら、ポセイドン様を忘れるとは」
「何の事だ」
「わたしの事も忘れてはいまいな?」
サガは常にきらきらと神のような小宇宙を振りまいているが、それは海神の前でも変わりなかった。不自然なほどにいつもどおりのサガは、真っ直ぐに寝台脇まで進みより、オレの顔を覗き込む。
「サガ、一体全体何なのだ。何故ポセイドンがお前を呼ぶことが出来るのだ。オレがポセイドンの世話になっただと?」
どこか気持ちの悪さを感じながら、矛先をサガへ向けると、横からポセイドンがそのサガの肩を抱いた。サガは特に嫌がる素振りも無く、好きなようにさせている。
そうしてみると、ポセイドンとサガは自分の知らぬ間に知己を結んでいたのだろうか。しかし、くそ真面目で聖域かぶれのサガが、敵神と通じるようにも思えない。神嫌いのサガの中の闇の精神はなおさら。
では何らかの精神支配をポセイドンから受けているのだろうかと観察するも、そのようには見えない。
衝撃を見透かしたかのように、ポセイドンが口を歪めて笑った。
「何もおかしくはない。この者もお前も、共に我が海将軍なのだから」
「ありえない」
オレは断言した。オレはともかくサガがというのはありえない。オレが記憶を失っているというのは確かなようだが、おそらくそれを利用して海神が双子座に何らかの罠をしかけようとしているに違いない。
「サガ、説明しろ!」
だが、そのサガはにこりと微笑んで言い返した。
「本当に忘れてしまったのだな。わたしはリュムナデスだ」
その口調はあくまでいつものサガそのものだった。
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わー時間がなさすぎる。また夜に推敲+書き足しするかもです。
仕事に今日もいってきます。