いつものタナサガ
=============================
「サガよ、次に冥界へ来る折には、黄金聖衣を着てくるが良い」
そのように話したところ、目の前のサガは不思議そうな顔をした。
黄金聖衣は女神の聖闘士の証でもあり、死人の嫌う太陽の光をはなつものでもある。武具を持ち込むことによる無用な警戒心を受けぬためにも、サガは通常、私用では冥府へ聖衣を持ち込まない。黄金聖衣を着たほうが阿頼耶識まで小宇宙を高めやすい筈なのだが、それでも自力で死界へ降りてくる。
視線が『よいのだろうか?』と尋ねている。半分疑心も篭っているようだ。
「安心しろ、今さら砕くつもりも無い」
「では、何のために?」
まだ多少の不安を見せるサガへ、オレは当然のように告げてやった。
「女神の聖衣を付けたままのお前を抱くのも面白いかと思って」
一瞬サガは何を言われたのか理解できなかったのか、目をぱちりとさせ、それから真っ赤になって反駁してきた。
「そ、そのような不埒な目的で黄金聖衣を纏うなど、わたしが許しても、聖衣が許すまい」
「ほう」
オレは目を細める。
「お前は、許すのか」
「ち…違う、今のは言葉のあやだ、タナトス」
相変わらず反応が若々しい。聖域純粋培養のこの男は、こちら方面にはとても疎く、反応に困っているのが判る。ますます困らせたくなって、オレはサガの身体を引き寄せた。
「ならば、冥衣ならば良いのだな」
「な、」
「黄金聖衣はいずれまた、先に双子座の冥衣で試すこととしよう」
サガが反論の糸口を見つけられずに口をぱくぱくさせているので、動きを止める為に顔を近づけ、その唇をぺろりと舐めてやった。
=============================
という会話を双児宮とか他者のいる前でしてくれないかな!
今日もぱちぱち有難う御座います(>▽<)毎日の清涼剤です!
目の覚めたカノンが、目の前にサガの寝顔があって驚くといいよ!
で、誰も見てないよなとか思いながら、ドキドキびくびくサガに触ってください。サガが自分に対してもこんなに無防備でいるのは二十年ぶりくらいだと感慨に耽ったりしてくれてもいいです。サガの方はカノンにずっと気を許してるつもりでいても、カノンの側からはサガの中の悪の部分(黒サガ?)を隠されてた分、秘密を共有してもらえず距離を置かれてたと感じていたすれ違いみたいな。
白兄だと思って頬をつついたりしていたら、目を開けたサガの視線が赤かったりしてカノンを二度驚かせてくれないかな!黒サガは、ある程度までなら外見白サガのまま行動出来そうなので、そこがまた美味しいです。
今日もぱちぱち有難う御座います!毎回やる気と癒しを頂いております。
双子同士で殺しあうという胸の痛い部分は過ぎているので、先週よりは落ち着いてLCを読めるのではないかとは思うのですが、アスぷーの言動如何でまた転げまわっている予感。アスぷー頑張れ超頑張れ!
夜にまた感想を書きにまいります。
そしてロスサガスキー仲間のさやさんからBL遍歴バトンを回していただきました!以下バトン回答です。
12月になったので、職場での受け持ちのイベントホールをクリスマス仕様にしました。去年までは男性2名で半日がかりで飾り付けをしたのですが、二人とも辞めてしまったので私一人で担当です。思いっきり肉体労働です。いや、肉体労働はいいんですが、このセンスのない私にツリーも飾らせるだと…!
大き目のツリーが2個あったので、片方のツリーの先には金のモニュメントを飾り、片方のツリーの先端には銀のモニュメントを飾って、脳内ヒュプタナツリーとしました。出来れば五芒星と六芒星の飾りが欲しかった。
はー…タナ×サガ書きたい。それも双児宮で。女神を守るための宮で守護者を押し倒すとか、処女神への冒涜極まりないですね!だからサガも流石に抵抗しますが、妥協してキスくらいまでなら流されてくれる。そんでもって愛玩具のごとく抱え込まれているのを、通り縋ったアイオリアが見て「男として認めん!」ですよ。ベタですみません。
でもアイオリアは真面目なので、怒る以前にびっくりするんだろうなあ。あのサガがあんな事をされるのを許している!?しかも冥界の神に?ええ?みたいに。
でもって、びっくりしたままに「凄く驚いた事があって」と兄のアイオロスにも話してしまう王道。アイオリア的にはいつもの世間話なんですが、聞いてるアイオロスの方の小宇宙はどんどん黒くなるよ!
でもたまには逆にタナトスの目の前でサガに手を出すアイオロスでも私が嬉しいです。タナトスは基本サガに対しても「たかが人間」というスタンスを崩さないですが、アイオロスに赤くなってるサガを見ると面白くない。でもあくまで「俺の玩具に手を出すな」という形で不満を表しますよ!
今日もぱちぱち有難う御座います(^▽^)元気の素です!