星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
[1664]  [1663]  [1662]  [1661]  [1660]  [1659]  [1658]  [1657]  [1656]  [1655]  [1654

部屋掃除ミッションの完遂が断念されたため、急遽ブログタイムに突入!…なんかもう部屋の本と漫画を半分処分しないと掃除ムリですよコレ…

そんなわけでミュージカル感想残り分です。


さてさて、幽霊聖闘士も残りはジャガーを残すのみです。
青銅たちがエリスのもとへ向かうなか、そのジャガーとエリスの会話が展開されます。ジャガーはかつて最強の勇者との誉れも高かったのに、何でエリスに従い女神を狙うかといいますと、どうやら女神に無茶な斥候命令をされて死んだモヨウ。死ねと命じられ使い捨てられたも同じ…それを死後も恨んでいるのだ…とジャガー自ら伝えます。

エリスとジャガーが並ぶと迫力ありますね!
敵側に実力者(演技的に)を配置するのは王道で、全般的に幽霊聖闘士側のほうは安心してみていられたのですが、エリスとジャガーのお陰でかなり敵側に箔が付いていたと感じます。

そして、毒でフラフラになりながらも、星矢到着。ぼろぼろですが、あくまで聖闘士として女神を助けることを諦めません。この主人公役の人も凄く主人公っぽくてよかったと思います。青銅聖闘士の人たちも、それぞれのキャラの特徴は凄く出てました。氷河役の方など、こういう言い方をして良いのかわかりませんが、歌唱力が微妙で王子様っぽいところがすごく氷河らしい…(汗)瞬も台詞のしゃべりかたや雰囲気が物凄く瞬ぽいのです。紫龍もあの真面目そうなところがにじみ出てました。
少なくとも役作りはきちんとなされていたと私は思います。

女神の前でいたぶられる星矢。エリスに殺されそうになる彼を、横からジャガーが制して自分に恨みを晴らさせてくれと主張しました。
RPGで言えば残りHPがほぼゼロの星矢と、気力体力MAXのジャガーでは勝負になりません。ただでさえジャガーは伝説扱いされるほどの勇者。実力も桁違いです。
かつて女神は自分(ジャガー)を道具のように死地へ向かわせたが、今もやはり星矢を道具として女神のために死ぬまで戦わせるのかと、そんな感じのことを女神や星矢にぶつけるジャガー。
しかし、女神は聖闘士を道具だなんて思っていない、仲間だから一緒に戦うし、助け合うのだ(大意)と返します。すみません観てから日がたっているので正確な台詞がもう出てきません(>ω<;)

で、なんだかんだでジャガーの必殺技「メガトン・メテオ・クラッシュ」が炸裂しました。
どんな感じの必殺技かといいますと、闘牛なんかで牛が突っ込んでいくように、頭と肩で相手に突撃する技です。ややや、これどっかで見た形・・・・あああ!そうだLCラダマンティスだ!彼のグリーディングロアも舞台で表現したら絶対こうなるよ!
しかして、止めを刺したはずなのに、星矢は何度でも立ち上がってきます。何をやっているのだとイラつくエリスですが、何とかジャガーは星矢を崖?から落としました。

星矢は始末したものの、今度は他の青銅たち登場です。彼らもぼろぼろですが、4人でジャガーに立ち向かいます。友情・努力…ジャンプのテーマが結実したような感動シーンです。
車田ファンとしては「ややや聖闘士なのに4対1」とかちょっぴり思わないでもないですが、お話としては協力して敵に立ち向かうという王道シーンにして正解です。ラストに向けて盛り上がる時間!
星矢が諦めなかったのだから、自分達も諦めない…と戦い続ける青銅たち。
そして同時に、星矢に向けて女神を含め全員が「立ち上がれ」と想いを向けます。命令ではなく、星矢頼みというわけでもない。まして星矢に戦って死ねという意味では絶対にない。それは信頼と友情と希望から出てくるものなんですね。
そして、かつてジャガーに危険な場所への斥候を頼んだ女神も同じ気持ちだったのです。

皆の想い(小宇宙)がひとつとなったとき、星矢が射手座の黄金聖衣をまとい復活!あの羽を動き回っても取れないように作るのはとても大変だったのでは…(>▽<)
黄金聖衣を纏った彼の前にジャガーも破れ、あとはエリスのみ!しかし、エリスの完全復活の日没までは、もうほんのわずかの時間しかありません。
日が沈むまでに女神の胸に吸い付いて生気を奪い取っている黄金のリンゴを射抜かなければならない。黄金聖衣を纏ったとはいえ、ふらふらの星矢の射た矢では、女神を射抜いてしまうかもしれません。
目前の勝利に笑うエリス。しかし、そのエリスをなんとジャガーが押さえつけたのでした。

じつはジャガーはもともと裏切ってなどいなかったのです(ウソ付けいま完全に旗色悪くなったから裏切っただろ!と一瞬思ってしまってすみません)。
女神を助けたくとも自分達の命はエリスに握られている。それならば敵として青銅たちの前にたち、彼らを導いて女神を救おう…と彼は考え、血の涙を流しながら演技していたわけですね。何という真紅の少年伝説のサガ方式!\(>▽<)/
女神に命がけの斥候を命じられたことも誇りでこそあれ、恨みになど思っていない、ただその命を遂行できなかったことをお詫びしたかったとジャガーは女神に打ち明けるのでした。
ジャガーの想いを受け、矢を放つ星矢。黄金の林檎に見事その矢は命中し、エリスの復活は阻まれ、エリイも無事開放されるのでした。(エリイは中で状況を全て見ていたとのこと)。
ジャガーは再び冥府へと落ちていきますが、その顔に悔いはありません。「やっぱりアンタは真の勇者だった…」と星矢たちに見送られます。
そして感動の大団円。ここで皆によるテーマソングの合唱!皆で協力し合って立ち上がろう的な内容のもので、感じの良いいい歌でした。

思っていたより全然上手くまとまっている舞台でしたよ!(^-^)

全然関係ないんですけど、女神の髪はアニメ色でなくて原作色でもいいんじゃないかなあって思います。俳優さん日本人ですし、きっとその方が浮かないような…素人考えですえが(汗)でも、あの髪が沙織さんが人間ではなく高貴な女神であるというキャラ作りに却っていいのかな?

余韻に浸っている私へ、星矢をよく知らない友人が質問。
「星矢は毒矢を受けてたのに何で治ったの?」
「…こ、小宇宙と射手座聖衣効果で………多分…」
しまったいつもの癖で脳内補完していましたが、劇中で説明ありましたっけ(どきどき)。車田ファンには小宇宙のひとことで全て通じるんですが(←気のせいです)、星矢知らないお客さんは疑問に思ったかも…!
いや、あのラストならきっと根性で何とかしたんだと思ってくれるハズ…!

舞台後はまたロビーで車田先生とスタッフさんが話しているのを横で聞けて幸せでした。車田先生は会場にいられる時間に制限があるとのことで、忙しそう。せ、先生…NDの続きも…(しつこい)

そんな感じで大満足の舞台でした(>▽<)
また次の舞台企画もたつといいですね!辰巳役の人はぜひそのままで!(笑)
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
<<< マスクマン HOME 年下の兄 >>>
ブログ内検索
フリーエリア

photo byAnghel. 
◎ Template by hanamaru.