星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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こ、こめんと返信はまとめて5日くらいにさせて下さい(ぺこ)
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「あけましておめでとうございます!」
年明け早々、元気な挨拶とともに星矢が十二宮を駆け上ってくるのは、新年恒例の行事のようなものだ。もちろん他の聖闘士たちも女神へ挨拶にくるのだが、それはもう少し後のこととなる。
双児宮を覗き込んだ星矢は、既に表敬用の法衣に着替えているサガを見つけて、嬉しそうに近づいた。
「今年も宜しくお願いします…って、カノンは?」
「あけましておめでとう。カノンは食事の支度をしている。お前も食べてゆくか?」
「ありがとう、すっごく美味しいものが作られていそうだけど、先に沙織さんに挨拶しときたいから」
サガは頷いた。確かに女神への挨拶が先だ。
「では、良ければ帰りに寄って行きなさい。普段であれば女神が何かお前に用意するだろうが、今日はさすがに女神もお忙しいだろう」
聖域では神である女神が新年にすべき行事やしきたりが山のようにあり、星矢のように挨拶に訪れるものも多い。星矢もそれは判っていて素直に頷いた。
「じゃあ今は簡単にウサギ式挨拶だけで」
「今年はどのような挨拶なのだ?」
「かがんで?」
サガが大人しくかがみこむと、星矢はそっとサガの顔を両手でつつみ、自分の顔を近づけて鼻と鼻を触れ合わせた。サガは目を細めて微笑む。
「確かにウサギ式だな…今年は予測できた。カノンはお前がうさぎ跳びで十二宮を上ってくるのではなどと言っていたが」
「ちぇ、でもこっから先はウサギと関係ないかも」
星矢はそのままチュと軽くサガの唇へと口付ける。
目を丸くしているサガを残し、星矢は「お土産もあるから後でまた!」と片手を振って階段を駆け上っていった。

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夜に続きをかけたら(><)

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