先日のたわごとまんまの双子話
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サガの手により双児宮へ突然TVとDVD一式が運び込まれたと思ったら、「カノン、ちょっとそこへ座りなさい」などと真剣な顔で言われた上、『大自然の映像集・海の生態(3)』なんぞを放映され始めた日には、一体オレはどう対応すれば良いのだろうか。
サガは食い入るように画面を見ている。視線の先にはタツノオトシゴが育児嚢で卵を保護する様子が映されていた。
「…雄が輸卵管を体内に差し込まれて受精するというというのも、考えてみると凄い事だな」
しかも、ようやく発せられた言葉がこんな内容だったので、オレはとりあえず兄の頭の心配をすることにした。
「サガ、暑さで脳をやられたか」
「な、何を唐突に失礼な」
「唐突なのはお前だ。何だこれは」
「いや、その…」
もごもごと歯切れ悪く言いよどんだのち、意を決したのかサガが顔を上げてこちらを見た。
「た、たまには、お前と猥談でもして、親睦を深めようと思って」
「目的は分かった。しかし、それで何故この状況だ」
「交尾映像でもあれば猥談も可能かと思って…お前はシードラゴンだしな…」
「アホかーーーー!!!」
直球すぎるが、それ以外の言葉が出てこない。
どこから突っ込めばいいのだ。
「し、しかし、アレが…黒の私が、お前が乗ってきそうな話題は猥談あたりが無難だろうと…」
「そこにも突っ込みたいが、オレが海龍だからタツノオトシゴの産卵映像って何だ!」
「関連はあるだろう」
「微塵も無いわ!むしろ魚類の交尾で猥談が出来ると思ってるお前が凄いわ!海龍がタツノオトシゴで猥談出来るのなら、双子座のお前は双子がやってれば興奮するのかよ!」
「え」
サガがいきなり黙るものだから、不自然な沈黙が流れた。
しかも何か赤くなって視線を逸らした。ちょっと待て、今のは単なるツッコミで、意味など考えもしていなかったのだが、お前がそんな反応をすると妙な空気が流れるだろう!
サガは黙ったまま、何も言わないで映像に視線を戻した。
画面は珊瑚の産卵へと移り変わっている。
兄の無言をどう受け止めてよいのか判らず、オレは仕方なく隣で一緒に、退屈だけれども美しいその画面を眺め続けた。
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今週のチャンピオンも購入なさったとのこと。「ギャル男ジェミニ」のお言葉に大爆笑してしまいました。確かにラストの頁はガングロ系…!ギャル男な聖闘士がもし居たら新しいジャンル!デフテロスの性格はギャル男とは真逆ですけれどね(笑)
あとあと、私も「プロトス」と「デフテロス」で人格交代するのではないかと、ちょっと思いました。2番目という名前はフェイク(本当はファーストだけど名前だけわざとセカンドにしている)なのかなとも思ったのですが、どうなるのか分からないだけに、いろいろ夢をかきたてて下さいますよねv 私は彼にめちゃめちゃサガを夢見てます。リアル双子さんのおっしゃるカノン臭も納得ですので、もうホントにジェミニの正体が楽しみですよ!
また後日デフテロスがシジフォスとの会話を回想してくれる筈!と信じてやみません。
新密度UP作戦へのお言葉もありがとうございます(^▽^)勝手に美脚派サガと胸派カノンに分類してしまいましたが、リアル双子さんの「美髪派と美瞳派」も綺麗でいいなあと思いました。「カノンの場合はサガのあの瞳にじっと見つめられると、照れて視線を逸らしそうなので」というお言葉にもう朝からぶんぶんヘッドシェイキングしまくりです。昔の不良時代のカノンも、じっとサガに見つめられると嘘が付けなくて、視線を逸らしながら夜遊びの言訳をしたりしてたら良いなとか勝手に妄想を膨らませておりました。
今回も元気の素をありがとうございます(^^)今日も仕事を頑張れます!
ほかパチパチ下さった皆様に御礼申し上げます!