またいつものパラレル混合妄想!LC双子とサガ&カノンを一緒にしておいた場合、系列的にはLC双子が先輩にあたるわけですが、きっとサガとカノンは色々驚かされることが多いんだろうなあ…
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「俺も黄金聖衣を任されたとはいえ、ギャラクシアンエクスプロージョンはやはり兄用の技。アスプロスの放つ奥義の破壊力と切れ味は一味も二味も違う。技を放つときの兄の美しさときたら…」
普段はどちらかといえば寡黙なデフテロスだが、兄・アスプロスの話になると止まらない。
カノンは、そんなデフテロスに唖然としていた。
「な、なにい…何のてらいもなく兄を賛美しまくるだと…!?」
カノンもサガを尊敬し、無意識に美化している部分すらあるのだが、サガを目の前にして表に出す態度は逆である。まして、堂々と兄を褒めまくるデフテロスのことは異星人に見えている。
デフテロスの賛辞に対して、アスプロスは当たり前のように受け止めていた。というか、当たり前なのだ。日常会話の一端として、ギリシア珈琲を飲みながら弟の言葉に悠然と頷いている。
そして、そちらに対してはサガが唖然としていた。
「そ、そんな…身内の賛美を訂正も謙遜もなく続けさせるだと…!?」
サガからみると、何の羞恥プレイだろうという状態に見える。確かにアスプロスの実力は凄まじいのかもしれないが、デフテロスを見ていると『そろそろ誰か止めてあげないと』レベルに達しているように思えた。弟の暴走を止めてやるのも兄の務めではないのか。
しかし、どことなく羨ましいような気もして、カノンとサガは互いに顔を見合わせてから、慌てて視線を逸らした。
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今日もぱちぱち有難う有難う御座います(>▽<)
毎朝出勤前の元気を頂いております。