星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
えっ、今期のNDって今週がラストだったんですか(>M<)
いつもあっという間に終わってしまう気がする~。御大の巻末コメントによれば、再開は春頃らしいのですが、チャンピオンの季節表現って春が初夏だったりするので、まだだいぶ先じゃないですか~。待ちきれないよ~(じたじた)
そんなわけで、以下は今週のND感想です。ネタバレご注意下さい。
最初の頁からして煽りが「双子座に蛇遣座の医の力が迫る!」でじわじわ来ます。黄金聖闘士という小宇宙燃やして超常の力まで得ている戦士が、医の力で対抗されちゃうの、シュールでGOODです。
車田世界は色んな力が武力攻撃や精神攻撃とは別に存在して、それらが戦闘力的に換算されたりするので、ほんと異種格闘技戦な世界ですよ…シャカとシジマの対決だって物理化をともなう概念対決な感じですし、ビートエックスでもそういうの顕著ですし(^-^;)
もちろん漫画の中の医学や科学=現実のそれではないので、その度に『これはどういう理屈を改変してるの(>ω<)』って検索したり本を調べたりすることになり、その結果さまざまな方面での雑学を得られるという…まさに知的好奇心育成漫画。
子供の頃「久闊を叙する」や「青天の霹靂」といったことばも御大漫画で覚えたきんのすけなので、国語方面でも恩恵を受けてます(・▽・;)
NDでも何気に黄金の血液とか、最近の医学知識ネタが入ってるの流石御大。
しかして、折角啓発を受けても、私がアホなので使いこなす機会なし…
今週はアベルの正体が具体的に判明しました。
人間は赤子の時に多めの脳細胞を持って生まれてくるんですが、本来であれば余分な細胞はアポトーシス機能によって消されてしまい、成長過程で1/10程しか残りません。
しかし、カインの脳はどういったわけか、消える筈の細胞の方も残ったまま育ってしまい、そこにアベルが生まれたのです。
おお!これなら双子ではなく、両方同じ身体の中にいる二重人格だけれども、肉体理由であって心因性ではなく、あくまでアベルとカインは別人格。御大上手いなあ(>ω<)
その上で再度、オデッセウスはアベルに問います。お前は誰だと。
アベルは悪を自称するのですが、オデッセウスはそれを否定し、お前は善だと告げるんですね。人は本来善であって、完全な悪にはなれないと。
おっと、オデッセウスは性善説のお方でした。オデッセウスほんと神様になっちゃえばいいのに…人間の性質が善であると思ってくれる神様がいれば、とても心強いのに(>M<。)
というわけでアベルは、異物排除のアポトーシス機能でもって、放っておいてもそのうち除去されちゃう運命の脳細胞人格でした。でもアベルは消えたくないので、自己を確立するために、カインとは正反対の強力な悪のIDを持つことで肉体を乗っ取ろうとしたのです。
アイデンティティの確立(精神的対抗手段)ではなく、プログラミング細胞死への物理的対抗としてID(アイディー)の確立と表現されているの、すごくバイオっぽい!※きんのすけは文系脳です。
意識された選択なのか、無意識の選択なのかわかりませんが、生存するために悪であることを選んだアベルが泣ける…
カインは本体なので普通にしてても消える心配はないですけど、アベルは抵抗してないと、つまり悪で有り続けないと、自分自身の肉体防衛機能に消されちゃうわけですよ。
もしもアベルが自分の出自を理解していたら、そもそも、アポトーシス機能で消されてしまう細胞(アベル)と、生かされる細胞(カイン)の違いは何だと、1度は考えたことがあるはず。
同じ脳細胞であった筈なのに、オレと兄では一体何が違って、何故自分のほうは死ななければならないのか、そんな風に不条理を恨みますよ私なら。
悪として頑張ってもそのうち消えてしまうのに、しかも自分が消える原因はカインが存在するからなのに、世界征服してそれを兄に渡してやるとか言ってたわけですよね…あれ、書き出してみたら泣けるというより、アベルくん超前向きだし、お兄さんのこと大好き過ぎじゃないですかコレ。
しかしながら、仮にアテナを殺して世界征服できたとして、それをカインへ渡す宣言したあとにアベルが消えてしまったら、望まないのに自分の肉体が犯した悪の結果を、無理やり渡されたカインは、独り残されてどうしたらいいのか。
白サガと黒サガもそういうところがありますが、その行為は愛情なのか呪いなのか、他人には名づけるすべがない(>M<。)
そして「安らかに消えるがよい」などと宣告されてしまったアベルは、カインに「アテナを守れ」と言い残して塵となるのでした。
えっこれ、切開で頭蓋骨外に出された余分な脳細胞部分が、手術で強化されたアポトーシス機能によって消されたってことですよね。オデッセウスの器具無しオペ凄いな!しかもカインに対して、自分につかねばお前も身体からアポトーシスするとか言っています。
本体から精神だけ消せるのなら、そのオペ、立派な攻撃ですよね!
カインも女神の聖闘士なので、その誘いは拒否しました。
それだけでなく、アベルも女神を守れと言ってたからという一言を添えてくれてた…ほんと神様のいたずら罪深い…
今回の「神のいたずら」は具体的な特定神によるものではなく、こういう意味だったのだなあ。
カインはオデッセウスに恩があるので、殺すつもりはなくアナザーディメンションで聖域から排除しようとします。普通は異次元に飛ばされた時点でお亡くなりになる気がしますが、オデッセウスであればそれくらい平気とカインは考えたのでしょう。
今は黄金聖衣になってますが、カインの知ってるオデッセウスは白銀の筈なのに、凄い信頼の高さ!
ところが、相手を飛ばすどころか、カインは異次元へもろともに巻き込まれてしまい、しまいには元の双児宮へ一緒に戻ってきてしまいました。
オデッセウスには異次元技が効かないのかと思うカインですが、実はそうではなく、異変により聖域の空間や次元がねじれているために、アナザーディメンションの効果が正常に働かなくなってしまった結果でした。
あれ、これは形を変えたアスプロスVS杳馬じゃないですか!?
時の神カイロスとしての時間停止技を働かせないようにするため、アスプロスが一定空間を切り取って光速で走らせたやつ!この場合、時間が次元に置き換わって、切り取られた空間=聖域に置き換わるわけですね。
ADが使えなくなったカインは、ギャラクシアンエクスプロージョンを発動させます。蛇遣座のヘッドパーツが地面に転がり、遠くで一輝が「真の敵を討ち取ったか?」と双児宮の爆発を振り返ります。
一輝って、サガのことも凄く買う表現をしたりしてくれたり、カノンのことも何だかんだで実力は凄いみたいに褒めてくれてましたが、カインのことも上記の台詞を言う前にわざわざ「悩める星座(ほし)のもとに生まれし最強の男よ」とか形容してくれるんですよ。
デスクイーン島の修行でゆがむ前は、礼儀正しいし目上を尊敬するタイプだったんだよなあって、こういう相手褒めの場面が出てくるたびに思い出します。
そうそう、最強で思い出したぞ。今週号のオデッセウスによれば、双子座は『黄金聖闘士のなかでも代々最強を謳われる』そうですよ!
まあ聖闘士界では、最強の表現はその時々で対象が変わるので、気はココロなんですけれども。双子座戦のときは双子座が最強ですし、乙女座戦のときは乙女座が最強ですし、射手座戦のときはアイオロス最強ですし、そんな感じの定期的な聖域の風物詩(^ω^)
再開時には、オデッセウスを殺せなかったカインさんが、眠らされちゃうの目に見えるようなんですが、その先の展開がどうなるのか凄く楽しみです!
今期は凄くお話が進んだだけでなく、黄金聖闘士の過去のシーンなども多かったので、各キャラの人物を把握するのに凄くありがたかったです。再開がもう待ち遠しい!(>ω<)
いつもあっという間に終わってしまう気がする~。御大の巻末コメントによれば、再開は春頃らしいのですが、チャンピオンの季節表現って春が初夏だったりするので、まだだいぶ先じゃないですか~。待ちきれないよ~(じたじた)
そんなわけで、以下は今週のND感想です。ネタバレご注意下さい。
最初の頁からして煽りが「双子座に蛇遣座の医の力が迫る!」でじわじわ来ます。黄金聖闘士という小宇宙燃やして超常の力まで得ている戦士が、医の力で対抗されちゃうの、シュールでGOODです。
車田世界は色んな力が武力攻撃や精神攻撃とは別に存在して、それらが戦闘力的に換算されたりするので、ほんと異種格闘技戦な世界ですよ…シャカとシジマの対決だって物理化をともなう概念対決な感じですし、ビートエックスでもそういうの顕著ですし(^-^;)
もちろん漫画の中の医学や科学=現実のそれではないので、その度に『これはどういう理屈を改変してるの(>ω<)』って検索したり本を調べたりすることになり、その結果さまざまな方面での雑学を得られるという…まさに知的好奇心育成漫画。
子供の頃「久闊を叙する」や「青天の霹靂」といったことばも御大漫画で覚えたきんのすけなので、国語方面でも恩恵を受けてます(・▽・;)
NDでも何気に黄金の血液とか、最近の医学知識ネタが入ってるの流石御大。
しかして、折角啓発を受けても、私がアホなので使いこなす機会なし…
今週はアベルの正体が具体的に判明しました。
人間は赤子の時に多めの脳細胞を持って生まれてくるんですが、本来であれば余分な細胞はアポトーシス機能によって消されてしまい、成長過程で1/10程しか残りません。
しかし、カインの脳はどういったわけか、消える筈の細胞の方も残ったまま育ってしまい、そこにアベルが生まれたのです。
おお!これなら双子ではなく、両方同じ身体の中にいる二重人格だけれども、肉体理由であって心因性ではなく、あくまでアベルとカインは別人格。御大上手いなあ(>ω<)
その上で再度、オデッセウスはアベルに問います。お前は誰だと。
アベルは悪を自称するのですが、オデッセウスはそれを否定し、お前は善だと告げるんですね。人は本来善であって、完全な悪にはなれないと。
おっと、オデッセウスは性善説のお方でした。オデッセウスほんと神様になっちゃえばいいのに…人間の性質が善であると思ってくれる神様がいれば、とても心強いのに(>M<。)
というわけでアベルは、異物排除のアポトーシス機能でもって、放っておいてもそのうち除去されちゃう運命の脳細胞人格でした。でもアベルは消えたくないので、自己を確立するために、カインとは正反対の強力な悪のIDを持つことで肉体を乗っ取ろうとしたのです。
アイデンティティの確立(精神的対抗手段)ではなく、プログラミング細胞死への物理的対抗としてID(アイディー)の確立と表現されているの、すごくバイオっぽい!※きんのすけは文系脳です。
意識された選択なのか、無意識の選択なのかわかりませんが、生存するために悪であることを選んだアベルが泣ける…
カインは本体なので普通にしてても消える心配はないですけど、アベルは抵抗してないと、つまり悪で有り続けないと、自分自身の肉体防衛機能に消されちゃうわけですよ。
もしもアベルが自分の出自を理解していたら、そもそも、アポトーシス機能で消されてしまう細胞(アベル)と、生かされる細胞(カイン)の違いは何だと、1度は考えたことがあるはず。
同じ脳細胞であった筈なのに、オレと兄では一体何が違って、何故自分のほうは死ななければならないのか、そんな風に不条理を恨みますよ私なら。
悪として頑張ってもそのうち消えてしまうのに、しかも自分が消える原因はカインが存在するからなのに、世界征服してそれを兄に渡してやるとか言ってたわけですよね…あれ、書き出してみたら泣けるというより、アベルくん超前向きだし、お兄さんのこと大好き過ぎじゃないですかコレ。
しかしながら、仮にアテナを殺して世界征服できたとして、それをカインへ渡す宣言したあとにアベルが消えてしまったら、望まないのに自分の肉体が犯した悪の結果を、無理やり渡されたカインは、独り残されてどうしたらいいのか。
白サガと黒サガもそういうところがありますが、その行為は愛情なのか呪いなのか、他人には名づけるすべがない(>M<。)
そして「安らかに消えるがよい」などと宣告されてしまったアベルは、カインに「アテナを守れ」と言い残して塵となるのでした。
えっこれ、切開で頭蓋骨外に出された余分な脳細胞部分が、手術で強化されたアポトーシス機能によって消されたってことですよね。オデッセウスの器具無しオペ凄いな!しかもカインに対して、自分につかねばお前も身体からアポトーシスするとか言っています。
本体から精神だけ消せるのなら、そのオペ、立派な攻撃ですよね!
カインも女神の聖闘士なので、その誘いは拒否しました。
それだけでなく、アベルも女神を守れと言ってたからという一言を添えてくれてた…ほんと神様のいたずら罪深い…
今回の「神のいたずら」は具体的な特定神によるものではなく、こういう意味だったのだなあ。
カインはオデッセウスに恩があるので、殺すつもりはなくアナザーディメンションで聖域から排除しようとします。普通は異次元に飛ばされた時点でお亡くなりになる気がしますが、オデッセウスであればそれくらい平気とカインは考えたのでしょう。
今は黄金聖衣になってますが、カインの知ってるオデッセウスは白銀の筈なのに、凄い信頼の高さ!
ところが、相手を飛ばすどころか、カインは異次元へもろともに巻き込まれてしまい、しまいには元の双児宮へ一緒に戻ってきてしまいました。
オデッセウスには異次元技が効かないのかと思うカインですが、実はそうではなく、異変により聖域の空間や次元がねじれているために、アナザーディメンションの効果が正常に働かなくなってしまった結果でした。
あれ、これは形を変えたアスプロスVS杳馬じゃないですか!?
時の神カイロスとしての時間停止技を働かせないようにするため、アスプロスが一定空間を切り取って光速で走らせたやつ!この場合、時間が次元に置き換わって、切り取られた空間=聖域に置き換わるわけですね。
ADが使えなくなったカインは、ギャラクシアンエクスプロージョンを発動させます。蛇遣座のヘッドパーツが地面に転がり、遠くで一輝が「真の敵を討ち取ったか?」と双児宮の爆発を振り返ります。
一輝って、サガのことも凄く買う表現をしたりしてくれたり、カノンのことも何だかんだで実力は凄いみたいに褒めてくれてましたが、カインのことも上記の台詞を言う前にわざわざ「悩める星座(ほし)のもとに生まれし最強の男よ」とか形容してくれるんですよ。
デスクイーン島の修行でゆがむ前は、礼儀正しいし目上を尊敬するタイプだったんだよなあって、こういう相手褒めの場面が出てくるたびに思い出します。
そうそう、最強で思い出したぞ。今週号のオデッセウスによれば、双子座は『黄金聖闘士のなかでも代々最強を謳われる』そうですよ!
まあ聖闘士界では、最強の表現はその時々で対象が変わるので、気はココロなんですけれども。双子座戦のときは双子座が最強ですし、乙女座戦のときは乙女座が最強ですし、射手座戦のときはアイオロス最強ですし、そんな感じの定期的な聖域の風物詩(^ω^)
再開時には、オデッセウスを殺せなかったカインさんが、眠らされちゃうの目に見えるようなんですが、その先の展開がどうなるのか凄く楽しみです!
今期は凄くお話が進んだだけでなく、黄金聖闘士の過去のシーンなども多かったので、各キャラの人物を把握するのに凄くありがたかったです。再開がもう待ち遠しい!(>ω<)