星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
よくサガが黄金聖衣を着たままカノンを殴ったと言われますが、攻撃力としてはカノンの言葉と視線の方がよほど高かったと思うんだ…
あのときのカノンは、渇望とか嫉妬とか欲望とか卑屈さとか憧れとか自負とか誇りとか全部ひっくるめたぐちゃぐちゃな気持ちで、それでも根底にはサガと一緒のラインに立ちたいという願いもあるという、物凄い吸引力のある状態だったんじゃないかと思います。サガが黄金の短剣を女神につきつけたように、カノンは言葉の切先をサガの喉元に突きつけた。
サガがあのとき黄金聖衣を着ていなかったら、聖闘士としてでなく兄としてカノンの前にいるときであったら、一体どうなっていただろうな…とふと思います。