13年前がこんなだったらいいのに。(例のシーン改変)
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「あらたなる聖戦のときが差し迫っている。そこで私はそろそろお前たちの身を固めさせたいと思う。全員への触れはまた後日にいたすが…」
老教皇シオンの玉座の前には、跪くサガとアイオロスがいる。黄金聖闘士のなかでも最年長の二人は目覚しい頭角をみせ、聖域の両翼と呼ばれていた。
「仁・智・勇を兼ね備えたアイオロス、これよりお前にサガの身を任せることにする」
突然の見合い席状態になった教皇の間で、アイオロスは驚き顔を上げた。
「は?わ、わたしがですか…」
一方サガは黙ったまま下を向いている。
教皇は玉座に座ったまま話を続けた。仲人にしては態度がでかいが、教皇なので仕方が無い。
「黄金聖闘士は十二人とはいえまだ幼い者が多い。白銀聖闘士、青銅聖闘士しかりだ。だが遅くとも十年ののちには必ず聖戦が起こる。その時の為にお前たちは夫婦となり、二人で協力して立派にアテナを成長させ、聖闘士たちを育ててもらいたい…サガよ」
「はっ」
シオンはサガには労わるような声をかけた。
「聞いたとおりだ。アイオロスに力を貸して、これからも聖域のためにつくしてくれ。よいな」
「はい、アイオロスこそ我が夫に相応しい立派な聖闘士だとわたしも思っておりました。このサガ、アイオロスに協力を惜しまず、正義とアテナのために一命をかけて尽くしましょう」
穏やかに微笑むサガの笑顔の裏で、黒サガが『わたしが双子座になったのは男の嫁になるためではない!』とかんかんに怒っていたのは、余人の知らぬところであった。
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突っ込みどころ満載。
ロスサガ原稿に台詞貼り終わた!(>▽<)あとはコメントだけ!
やる気とパワーのわくお言葉を有難う御座いました。のんびり進行な拙宅ですが、またお気軽にお声をかけてやってくださいね。
ほかぱちぱち下さった皆様に御礼を申し上げます!癒しの泉です。