昔、ドラマで「な、なにい…それはありなの!?」と思った最終回がありまして、いや全然ありなんですけどびっくりしたといいますか、確かねら/われた/学園ドラマ版だったと思うんですが、主人公側と敵側とで二組の男女コンビがいたと思ってください。
以下、無理矢理ですがラダマンティス・バレンタイン・サガ・カノン(←主人公)で説明しようと思います。
冥界からきたラダマンティスの配下のバレンタイン。ラダを心酔しています。ぶっちゃけ愛してます。しかしラダマンティスが次元を旅するパートナーとして目をつけたのはカノンでした。
いろいろ反目していたバレンタインとカノンですが、最後にバレンタインのラダへの愛情を知るカノン。どうしてもラダマンティスと一緒に行きたい…そう告げたバレンタインを見たカノンは、誰にも内緒で互いの心と身体を交換したのでした。
ラダマンティスはカノン(の身体のバレンタイン)を連れて地上を去り、サガの元にはバレンタイン(の姿のカノン)が残ります。しかし、サガだけでなく、サガの周囲の聖域の人間からみても、バレンタインは元敵です。
バレンタイン(=カノン)は、そんな彼らに「自分とも仲良くして欲しい、友人になってくれないか」とお願いするのでした。
サガと並んで歩くバレンタイン(=カノン)。気づかないのかよと内心でからかうカノンへ、サガがふっと呟きます。「お前は何だか、カノンに似てきたような気がする」
…というようなお話だった気がする(>ω<)記憶違いだったらすみません。
で、この状態で、サガがバレンタイン(=カノン)を、カノンだと知らずに愛するようになった場合、それはカノンへの裏切りになるのかそうでないのかが判らない。
カノンとして扱われながらずっと傍に居るバレンタインがそれでいいのか、カノンを選んだと思っているラダマンティスがそれでいいのか、判らない。でもいいのかもしれない。
どうなんだろう。