星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
第三話はミロとカミュの回!
正直いって、カミュファンの心の広さを試される回だと思いましたが、皆様いかがお過ごしですか(^ω^;)
雪の中をミロが歩いてきます。このあたりに黄金聖闘士がいるという情報を、その辺の雑兵からたぶん拷問で聞きだしたため、探しに来た模様。
一本道の向こうからは、フードを被った謎の男がこちらへ歩いてきました。すぐにカミュと判別したミロは、当たり前のように「行くぞカミュ、この先に神戦士の基地がある」と歩き出すんですが、返事の代わりに攻撃を受け、凍り付いたマントを犠牲に飛び避けます。
「どういうつもりだ!」と問うミロへ、代わりに脇の崖上から答える声が。
その男は神闘士のスルトと名乗り、カミュは自分たちの同士であると告げます。スルトにも「まだ判らんのか」って言われましたけど、敵基地の方向から歩いてきた時点で気づこうよミロ。
スルトは割と顔面偏差値高いですね!
同じオリジナル構成のΩの時は、最初のころ敵がアレすぎて、もう少し商売っ気を発揮しませんかと心配になりましたが、その点黄金魂は安心そうです。
スルトが炎使いというのも、水と氷の魔術師カミュといい対比ですね。なんかお互いの技の効果を打ち消し合っちゃう気もしますけど、上手くいけば「ダイの大冒険」に出てきた極大消滅呪文(メドローア)を二人で放てるのでは!(^-^)
※メドローアとは:プラスの熱技(炎系)とマイナスの熱技(氷系)を全く同じ力でぶつけ合うことで、強大な消滅のエネルギーを作り出す技。
何の躊躇もなく「スルト&カミュ対ミロ」という2対1状態で攻撃するカミュ、そういうとこはクールだと思いました。ミロは崖下へ落ちていきます。うう、もう少し本気出してもいいんだよミロ…(>ω<;)
オープニングのあとはムウとアイオリアとリフィア一行の会話です。
彼らはユグドラシルを目指しているのですが、近づくにつれて小宇宙を奪われているようです。どうも、ユグドラシルには、近づくものを阻む何かがあるようですね?
会話のなかでムウがアイオリアを「きみ」と呼んだことで、新たな二人称が発生しました。確か原作のムウは「アイオリア」か「あなた」呼びで、「きみ」と呼んだのはシャカだけだったはず(違ってたらすみません)。
さらに話題は、先日アイオリアのまとった神聖衣のことに。
アレは何だったのだと疑問を口にするアイオリアへ、ムウは「それについて知っているかもしれない男に心当たりが」と答えます。
えっ、しっかりして聖衣の修復師!聖衣のことならムウが1番知識あるんじゃないの!?
…しかしてそこを突っ込むと、もし知識の継承がされてないのだとしたら、もしかしなくてもサガの乱のせいかなーと思うと厳しい事いえません(^ω^;)
ムウはその男のもとへ向かうため、アイオリア達とは別行動になります。
ムウはこっそりリフィアへ「ときには貴女が猪突猛進する獅子を止めて下さい」とか言っていて、猪突猛進扱いですけど、何気に心配してあげてるんですよね。
タイトルロールの流れたあとは、一転して場面は賑やかな町中へ。花屋を営むヘレナという娘さんの前に現れたのは、なんと私服のデスマスク。しかも「いつもどうも!」と挨拶されてるとこからして、いつもお花を買ってあげている!?
ど、どしたのデっちゃん?
ヘレナいわく、アンドレアスとユグドラシルのお陰でアスガルドでも作物や花がとれるようになり、豊かになっているとのこと。それじゃ一般市民はアンドレアスを支持しますよねえ…
ううむ…いい人の振りしたデっちゃんなりの情報収集ってことですか。怪しまれないようについでにお花買ってあげてるわけですか!?
「良かったら買ってかない?サービスしちゃうわよ、男前のお兄さん!」といわれて、まんざらでもなく「おだてんじゃねーよ」と照れるデっちゃん。
あ。これは策謀じゃなくマジな顔だ(^ω^)
しかも、そう言われてたのが自分ではなく、いつの間にか隣に来ていたアフロディーテと判った時の顔ときたら、思わず2回目に公式サイトで見たとき一時停止しましたね(^ω^)
アフロディーテをきれいとか美人と評さずに、男前と表現するヘレナはなかなか商売上手だよ!そして、アフロディーテは自分で出せるのに赤薔薇買ってあげるんですね、優しいね!
お兄さんたち友達?と聞かれて「と、友達じゃあ…」と狼狽えるデスマスク。わあ、すごい普通の兄ちゃんぽいデスマスクだ!アニメのデスマスクは、デスマスクというよりデっちゃんという感じ!
「じゃあ仕事仲間?」と更に聞かれて、それも誤魔化そうとするデスマスクですが、アフロディーテがキラキラ薔薇の花びらをまといながら「我こそは天と地のはざまに輝きを誇る美の戦士…」とか自己紹介を始めたので慌てて口をふさいで止めてました。
なんなのこの二人かわいすぎる!アフロディーテは天然様なの!?
引きずられるようにその場を立ち去ったアフロディーテが、物陰で「ご婦人に自己紹介しようとしただけなのに何故止める」と文句を言うも、兵士たちがウロウロしているところで自己紹介したら面倒くさいことになるだろ!とデスマスクの注意が入ります。
まともな理由だった!恥ずかしいから止めたわけじゃなかった!(^▽^)
極力目立たぬようにしているが、私の美貌がその邪魔をするのだと、何か天然+ナルシスト入った反論をするアフロちゃん。このアフロディーテもアニメのアフロディーテ路線ですね!っていうかTVアニメの続き設定だから当然か!
でもアフロディーテは天然ながらちゃんと情報収集をしております。
町中で得たレオの黄金聖闘士が現れたという噂をデスマスクに伝え、デスマスクから一緒に戦うのかと問われると「さて、どうするか」と含みを持たせて去っていきました。
場面はかわって、ミロはシャカに助けられておりました。川に倒れていたところをシャカが拾ってくれた模様。この組み合わせも新鮮ですね!
「お前ならもう判っているのだろうシャカ、このアスガルドで何が起こっているのか、俺たちが蘇った理由は」
ミロのシャカに対する評価は相当高いようです。
そのミロの問いへ「ひとつだけ明白なことがある、今我らに戦う理由は無い」と返事するシャカ。何気に1段階高いとこでの返事をしているせいで、返事になってない気がするなあ…と思っていたら、ミロがさらに1段階高い返事をしたよ!
「確かに俺たちをよみがえらせた奴が何者か判らない。だがそいつは間違いなくこのアスガルドのどこかにいる、違うか!」
ね、ねえ、シャカはそんなこと口にはしてないよね(>M<;)でも会話が続いてるところみると、その流れで合ってるみたいです。
ハイレベルすぎて時に電波になるシャカの台詞に対して、読み取り能力がこんだけ高いミロは凄い。ミロってたまに超洞察力を発揮してますよね。なので素のところで頭がいいんだと思ってます。
「座して何もしないことがその何者かへの最大の反抗となる」というシャカ。でもそれ、反抗してるだけで解決にはつながらないですよ。
シャカへ、自分を倒したのがカミュであること、俺の小宇宙は戦えと言っていることを告げ、闘う理由ならそれで十分だと、ミロはよろけながら出て行ってしまいました。
シャカのこと、アスガルドで何が起こっているのかを知っているだろうと思っているのに、自分がカミュにやられたことは知らないだろうと考えてるわけですね。大局は知ってるけど細かいとこは案外知らないっていうのがミロのシャカ観かな!
…すいません、それミロじゃなく私のシャカ観でした。
「私のみたサガは善だ」と大局は判ってるシャカも、サガが二重人格であることは気づかなかったというその辺からの妄想といいますかゴニョゴニョ。
魚と蟹のいる町へ、リフィアとアイオリアもやってまいりました。見回りの兵士たちから身を隠しつつ進む二人。うん、その背負ってる黄金聖衣のパンドラボックスは、今こそ布で隠すべきだと思う!(^ω^)
そして彼らもヘレナの花屋の前に。「お似合いのカップルにはサービスしちゃうよ!」というヘレナちゃんマジ商売上手。でもそれを聞いたアイオリアの冷めた視線が味がありすぎてどうしたら。リフィアは普通に照れてます。即座に「そんな関係ではない」とアイオリアからの追撃がありますけど!
アイオリアはそのまま空気を無視して、ヘレナからアンドレアスについての情報収集を始めました。ヘレナいわく、アンドレアスは顔だけでなく心からアスガルドを愛しているということの伝わってくるいい男とのこと。
回想シーンで村人や子供たちと交流するアンドレアスの姿は、ロドリオ村で子供たちに慕われる白サガを彷彿とさせましたね。
ヘレナの人を見る目がないのか、はたまたその逆なのか、今後の展開が楽しみです!
アンドレアスを慕う町の人へ本当のことを話さず立ち去るリフィアとアイオリア。そこへちょうど賭博場から負けが込んで叩きだされたデスマスクがご対面。あ、デっちゃんはイカサマしないんですね。黄金聖闘士の能力があればイカサマし放題なのに偉いな。
さすがに呆れたびっくり顔のアイオリアと、気まずそうなデスマスク。
…ほんとデスマスクが普通の青年で私もびっくりですよ(゜◇゜)
アスガルドの基地では、ミロの死体が見つからない事から、カミュがわざと止めを刺さなかったのでは?と神戦士シグムントに絡まれ、スルトに庇われてます。シグムントもなかなかの顔面偏差値よ…
しかしてシグムントがカミュを信用しないのは、かつてアテナ軍との戦いで弟を失っているからなのでした。その件あって聖闘士を憎んでいるとのこと…えええええ!?シグムントってジークフリートのお兄さんなの!?そりゃ聖闘士を信用しないよね。
てかカノンがもし登場したら、一番敵視されますなこれ(汗)
でもそれはシグムントだけではなく、おまえも同じだろうとスルトへ話すカミュ。スルトの妹も聖闘士に殺されたらしいです。
あれは事故だと大人の返事をするスルト。いいやつじゃないですか。
「わたしはお前を恨んでなどいないよ、カミュ」って…
え。
えええええええええええええ!?
しかもスルト、ミロが助かったのは自分の炎とカミュの氷が相殺されたからではと続けます。「偶然とは思うが」って、いい奴どころかものすごく腹に一物持ってる予感がががが(゜◇゜;)
ミロ来襲の報告を雑兵からうけ、自分が倒すと真っ先に出て行くカミュ。
ミロのほうも第一声が「出てこいカミュ!」で、なんかもう神闘士のこと後回しになってませんか。
ここで挿入されたシャカのシーンで、シャカが目を開けてたんですが可愛い!
次のシーンで美味そうに酒を煽るデスマスクも可愛い!リフィアに「本当にこの人が黄金聖闘士なんですか。昼間から酔っぱらって賭け事で借金までして」って疑われてますけど可愛い!
「黄金聖闘士にも色々いるんだよ、二百歳越えた爺さんとかよ!」と返した蟹へ、人を性格や人格や立ち振る舞いだけで判断するなんてすみませんと謝るリフィア。「間違いは誰にでもあるさ」と流す蟹。
いやそれ、そこで判断していいですから!
あと、蟹の口から老師のことが出てくると何となく嬉しいです。
同行を誘われるも、今の生活の方が楽しいからと断るデっちゃん。
憤るリフィア。アイオリアも「我々はアテナの聖闘士でありアスガルドを助ける義理は無いが、それなら何故サンクチュアリへ戻らないのか」となじります。
デっちゃん曰く、自分たちは冥界で死んでいる。オマケの人生もいつまで続くか判らないし、出来ることなどたかが知れている。それならこの町で人生の春を謳歌する…とのこと。
…デっちゃんの人生の春って意外とささやかだな…
ていうか、デっちゃんが人生の春を謳歌してたのって、サガの配下として好き勝手に「力こそ正義!」ってやってた頃だと思ってました。
立ち上がったアイオリアを見て「やっぱりそう来たか、しかし自分も黄金聖闘士、ここでやり合えばどうなるか…」と戦いを覚悟するデっちゃん。ねえ、そこでアイオリアとやりあうより、神闘士相手の方が楽な気がするんですけど!
さて、ここで猪突猛進な獅子をリフィアが止めるシーンかな!?と予測するも、意外とアイオリアは何もせず踵を返して店を出て行ってしまいました。ほっとしてるデっちゃん…凄く…小市民です。対してアイオリアは少し大人になってました。
唐突ながら、このアニメのデっちゃんがアイドル好きであるのと、原作のデスマスクがアイドル好きであるのとは、意味合いが異なる気がするんですね。前者は本気でコンサート会場でライト棒振ってそうなファンに違いないと、黄金魂のデっちゃんを見ていて思いました。
…のりピー言語を使っていたからといって、べつに原作もアニメもアイドル好きなんて設定はないんですけど、そこは棚に上げて語りましたすみません!
さてミロとカミュですが、何故お前と戦わねばならないと問うミロへの返答は「生前に果たせなかった友との約束を果たすため」でした。
まだカミュが聖闘士になる前、修行中に引き起こしてしまった雪崩が原因で、スルトの妹が逃げ遅れて亡くなってしまい、いつかスルトのためにこの命を掛けて戦うことを約束した…ようなのです。
ええええええええええΣ(゜◇゜)
そ、そんな凄い幼少時代の設定をさらりと突っ込んでいいの!?
子供の頃に一般人を自分の不始末で殺してしまってましたとか、かなり人格形成において重要な設定だと思うんですけど!
私、アニスぺ2での小説で、13年前のサガが海闘士殺してそのスケイルを奪って色々暗躍したというアレだけでも結構「ええええええ、またそんな設定つくって」と思ったクチです。まあ、そんな事言ったらオリジナル過去エピソードなんて作れないわけですが、それにしても一般人を殺してしまったという設定は、オリジナルでつっこむにしては大きすぎませんか。スタッフさんチャレンジャーだな(・ω・)
あ、でも幼少カミュは可愛かったです。
あとオリジナル設定云々は公式での話で、二次ではむしろオリジナル設定どんと来てください派です。いや公式でもむしろオリジナル設定は好きなほうなのですが、うーんうーん、何でだろう…この設定のために脇キャラを簡単に殺してしまうところが引っかかるのかな?あとオリジナル話でキャラの罪を増やしてしまうところとかも少し引っかかるのかな?
過去の罪って現在のキャラの人格やものの考え方に凄く影響すると思うので、新たな過去の追加で、今までのそのキャラの言動への考察も変わってくると言いますか。
で、オリジナルエピが凄いのとはまた別に、えええええと思ったのは、この流れが氷河&アイザックの焼き直しだからです(^▽^;)
弟子の氷河はとっくに「アイザックには恩がある。でもそれは私的なことであり、多くの命を救うためにお前をあえて倒す」と乗り越えてるわけですよ。
師匠のカミュのほうがまだ乗り越えてなかったとは(^ω^)
ミロとカミュの激突を、他の黄金聖闘士たちも感じ取ります。
デスマスクが「黄金聖闘士同士の息の合わなさ加減はあいかわらずだ」と言った時、視聴者もみな心の中で同じツッコミをしていたに違いない。
ミロとカミュのあいだで千日戦争がおこりそうなものですが、スルト&カミュとの二人を相手にしたときのダメージが深く残っているミロのほうが不利です。しかして一歩も引かぬ戦闘ぶりは、高みの見物をしていたスルトを感心させるほど。
ですがそこへシグムントが乱入してまいりました。「勝負に水を差すとは無粋な奴め」とかスルトに言われてます。続けてスルトは「まあ結果は変わらぬがな、やれ」と雑兵に何事か命じました。
するとミロの足元から炎が吹き上がり、ミロが火だるまに。あっけにとられるシグムント&カミュ。
スルトいわく、奴が来ると判っていながら、罠を仕掛けていないとでも思っていたのか?とのこと。うん、それ普通ですよね…戦士としてはどうかと思いますが…シグムントにも「こんな姑息な手は好かぬ」と言われてますし。スルトが勝負にいちばん水を差していたというオチ!
黄金聖闘士もあんまり息は合ってませんが、神闘士も一枚岩ではないようですね。
スルトはちゃっかり、アンドレアスにミロを自分が倒したものとして報告しようとしており、かなり姑息なタイプのようなんですが、アップの時にみえた左側の髪の房を縛ってる髪飾りが可愛いから許す!
…ていうかその髪飾り、亡くなった妹さんがつけてた髪飾りですよね。
そう考えると、姑息な策を弄するタイプのようでいて、実はそんなに悪い奴ではないのかも…しかして、その髪飾りすらカミュに罪悪感を植え付けるための仕込みかもしれませんので、現段階での判断は保留とします(>ω<)。
で、すっかりミロが倒されたと思っている三人を横に、雑兵が「あれを!」と叫びました。火柱の中でうずくまるミロのところへ歩いてくる人影が!
…神闘士や黄金聖闘士より先に敵に気づく雑兵…いや、雑兵は目視により敵を確認したようなので、つまり気配を全く感じさせずに近づいたその人物の技量のほうを褒めるべき!
そう、ここでまさかのサガ登場\(>▽<)/
こんな早い段階で出てくると思わなかったので、嬉しい誤算です。
業火をまるでそよ風のように物ともせず歩いてきて、ミロを見下ろすサガ。ええと、この罠ってちゃんと罠ですよね…ミロには効いてましたし…それともアスプロスやデフテロスのように、マグマくらいまでなら全然耐性あるのかな双子座って。どういう仕組みだってばよ。
で、登場そうそうサガが難しい顔をしてまして、ぶっちゃけ凄く怒った顔をしてまして、しかも視線が敵ではなくミロにあるので、ミロに怒っているのか、ミロをこんな状態にしたことに対して怒っているのか、単純に戦闘時のサガはわりと脳筋体育会系なとこがあるので戦闘マシーン状態なのか、謎が膨らみまくりです。
カノンと言われても違和感ない表情をしてますが、髪の色がサガなので多分サガです。
怒っててもサガは美人だなあ\(^▽^)/
サガがどう他の黄金聖闘士と絡むのか、ドキドキ楽しみすぎて次回が待てない状態でしたとも!…感想書くのはこんなに遅れてますが。
これって、サガミロの方にとっても、サガカミュの方にとっても、サガがむかし年下黄金聖闘士の面倒をみてあげてた設定の方にとっても、凄く美味しい場面だと思うんです(゜◇゜)b
いろいろ妄想力を駆使して、是非そのあたりを発展させて頂きたいと思いました。
正直いって、カミュファンの心の広さを試される回だと思いましたが、皆様いかがお過ごしですか(^ω^;)
雪の中をミロが歩いてきます。このあたりに黄金聖闘士がいるという情報を、その辺の雑兵からたぶん拷問で聞きだしたため、探しに来た模様。
一本道の向こうからは、フードを被った謎の男がこちらへ歩いてきました。すぐにカミュと判別したミロは、当たり前のように「行くぞカミュ、この先に神戦士の基地がある」と歩き出すんですが、返事の代わりに攻撃を受け、凍り付いたマントを犠牲に飛び避けます。
「どういうつもりだ!」と問うミロへ、代わりに脇の崖上から答える声が。
その男は神闘士のスルトと名乗り、カミュは自分たちの同士であると告げます。スルトにも「まだ判らんのか」って言われましたけど、敵基地の方向から歩いてきた時点で気づこうよミロ。
スルトは割と顔面偏差値高いですね!
同じオリジナル構成のΩの時は、最初のころ敵がアレすぎて、もう少し商売っ気を発揮しませんかと心配になりましたが、その点黄金魂は安心そうです。
スルトが炎使いというのも、水と氷の魔術師カミュといい対比ですね。なんかお互いの技の効果を打ち消し合っちゃう気もしますけど、上手くいけば「ダイの大冒険」に出てきた極大消滅呪文(メドローア)を二人で放てるのでは!(^-^)
※メドローアとは:プラスの熱技(炎系)とマイナスの熱技(氷系)を全く同じ力でぶつけ合うことで、強大な消滅のエネルギーを作り出す技。
何の躊躇もなく「スルト&カミュ対ミロ」という2対1状態で攻撃するカミュ、そういうとこはクールだと思いました。ミロは崖下へ落ちていきます。うう、もう少し本気出してもいいんだよミロ…(>ω<;)
オープニングのあとはムウとアイオリアとリフィア一行の会話です。
彼らはユグドラシルを目指しているのですが、近づくにつれて小宇宙を奪われているようです。どうも、ユグドラシルには、近づくものを阻む何かがあるようですね?
会話のなかでムウがアイオリアを「きみ」と呼んだことで、新たな二人称が発生しました。確か原作のムウは「アイオリア」か「あなた」呼びで、「きみ」と呼んだのはシャカだけだったはず(違ってたらすみません)。
さらに話題は、先日アイオリアのまとった神聖衣のことに。
アレは何だったのだと疑問を口にするアイオリアへ、ムウは「それについて知っているかもしれない男に心当たりが」と答えます。
えっ、しっかりして聖衣の修復師!聖衣のことならムウが1番知識あるんじゃないの!?
…しかしてそこを突っ込むと、もし知識の継承がされてないのだとしたら、もしかしなくてもサガの乱のせいかなーと思うと厳しい事いえません(^ω^;)
ムウはその男のもとへ向かうため、アイオリア達とは別行動になります。
ムウはこっそりリフィアへ「ときには貴女が猪突猛進する獅子を止めて下さい」とか言っていて、猪突猛進扱いですけど、何気に心配してあげてるんですよね。
タイトルロールの流れたあとは、一転して場面は賑やかな町中へ。花屋を営むヘレナという娘さんの前に現れたのは、なんと私服のデスマスク。しかも「いつもどうも!」と挨拶されてるとこからして、いつもお花を買ってあげている!?
ど、どしたのデっちゃん?
ヘレナいわく、アンドレアスとユグドラシルのお陰でアスガルドでも作物や花がとれるようになり、豊かになっているとのこと。それじゃ一般市民はアンドレアスを支持しますよねえ…
ううむ…いい人の振りしたデっちゃんなりの情報収集ってことですか。怪しまれないようについでにお花買ってあげてるわけですか!?
「良かったら買ってかない?サービスしちゃうわよ、男前のお兄さん!」といわれて、まんざらでもなく「おだてんじゃねーよ」と照れるデっちゃん。
あ。これは策謀じゃなくマジな顔だ(^ω^)
しかも、そう言われてたのが自分ではなく、いつの間にか隣に来ていたアフロディーテと判った時の顔ときたら、思わず2回目に公式サイトで見たとき一時停止しましたね(^ω^)
アフロディーテをきれいとか美人と評さずに、男前と表現するヘレナはなかなか商売上手だよ!そして、アフロディーテは自分で出せるのに赤薔薇買ってあげるんですね、優しいね!
お兄さんたち友達?と聞かれて「と、友達じゃあ…」と狼狽えるデスマスク。わあ、すごい普通の兄ちゃんぽいデスマスクだ!アニメのデスマスクは、デスマスクというよりデっちゃんという感じ!
「じゃあ仕事仲間?」と更に聞かれて、それも誤魔化そうとするデスマスクですが、アフロディーテがキラキラ薔薇の花びらをまといながら「我こそは天と地のはざまに輝きを誇る美の戦士…」とか自己紹介を始めたので慌てて口をふさいで止めてました。
なんなのこの二人かわいすぎる!アフロディーテは天然様なの!?
引きずられるようにその場を立ち去ったアフロディーテが、物陰で「ご婦人に自己紹介しようとしただけなのに何故止める」と文句を言うも、兵士たちがウロウロしているところで自己紹介したら面倒くさいことになるだろ!とデスマスクの注意が入ります。
まともな理由だった!恥ずかしいから止めたわけじゃなかった!(^▽^)
極力目立たぬようにしているが、私の美貌がその邪魔をするのだと、何か天然+ナルシスト入った反論をするアフロちゃん。このアフロディーテもアニメのアフロディーテ路線ですね!っていうかTVアニメの続き設定だから当然か!
でもアフロディーテは天然ながらちゃんと情報収集をしております。
町中で得たレオの黄金聖闘士が現れたという噂をデスマスクに伝え、デスマスクから一緒に戦うのかと問われると「さて、どうするか」と含みを持たせて去っていきました。
場面はかわって、ミロはシャカに助けられておりました。川に倒れていたところをシャカが拾ってくれた模様。この組み合わせも新鮮ですね!
「お前ならもう判っているのだろうシャカ、このアスガルドで何が起こっているのか、俺たちが蘇った理由は」
ミロのシャカに対する評価は相当高いようです。
そのミロの問いへ「ひとつだけ明白なことがある、今我らに戦う理由は無い」と返事するシャカ。何気に1段階高いとこでの返事をしているせいで、返事になってない気がするなあ…と思っていたら、ミロがさらに1段階高い返事をしたよ!
「確かに俺たちをよみがえらせた奴が何者か判らない。だがそいつは間違いなくこのアスガルドのどこかにいる、違うか!」
ね、ねえ、シャカはそんなこと口にはしてないよね(>M<;)でも会話が続いてるところみると、その流れで合ってるみたいです。
ハイレベルすぎて時に電波になるシャカの台詞に対して、読み取り能力がこんだけ高いミロは凄い。ミロってたまに超洞察力を発揮してますよね。なので素のところで頭がいいんだと思ってます。
「座して何もしないことがその何者かへの最大の反抗となる」というシャカ。でもそれ、反抗してるだけで解決にはつながらないですよ。
シャカへ、自分を倒したのがカミュであること、俺の小宇宙は戦えと言っていることを告げ、闘う理由ならそれで十分だと、ミロはよろけながら出て行ってしまいました。
シャカのこと、アスガルドで何が起こっているのかを知っているだろうと思っているのに、自分がカミュにやられたことは知らないだろうと考えてるわけですね。大局は知ってるけど細かいとこは案外知らないっていうのがミロのシャカ観かな!
…すいません、それミロじゃなく私のシャカ観でした。
「私のみたサガは善だ」と大局は判ってるシャカも、サガが二重人格であることは気づかなかったというその辺からの妄想といいますかゴニョゴニョ。
魚と蟹のいる町へ、リフィアとアイオリアもやってまいりました。見回りの兵士たちから身を隠しつつ進む二人。うん、その背負ってる黄金聖衣のパンドラボックスは、今こそ布で隠すべきだと思う!(^ω^)
そして彼らもヘレナの花屋の前に。「お似合いのカップルにはサービスしちゃうよ!」というヘレナちゃんマジ商売上手。でもそれを聞いたアイオリアの冷めた視線が味がありすぎてどうしたら。リフィアは普通に照れてます。即座に「そんな関係ではない」とアイオリアからの追撃がありますけど!
アイオリアはそのまま空気を無視して、ヘレナからアンドレアスについての情報収集を始めました。ヘレナいわく、アンドレアスは顔だけでなく心からアスガルドを愛しているということの伝わってくるいい男とのこと。
回想シーンで村人や子供たちと交流するアンドレアスの姿は、ロドリオ村で子供たちに慕われる白サガを彷彿とさせましたね。
ヘレナの人を見る目がないのか、はたまたその逆なのか、今後の展開が楽しみです!
アンドレアスを慕う町の人へ本当のことを話さず立ち去るリフィアとアイオリア。そこへちょうど賭博場から負けが込んで叩きだされたデスマスクがご対面。あ、デっちゃんはイカサマしないんですね。黄金聖闘士の能力があればイカサマし放題なのに偉いな。
さすがに呆れたびっくり顔のアイオリアと、気まずそうなデスマスク。
…ほんとデスマスクが普通の青年で私もびっくりですよ(゜◇゜)
アスガルドの基地では、ミロの死体が見つからない事から、カミュがわざと止めを刺さなかったのでは?と神戦士シグムントに絡まれ、スルトに庇われてます。シグムントもなかなかの顔面偏差値よ…
しかしてシグムントがカミュを信用しないのは、かつてアテナ軍との戦いで弟を失っているからなのでした。その件あって聖闘士を憎んでいるとのこと…えええええ!?シグムントってジークフリートのお兄さんなの!?そりゃ聖闘士を信用しないよね。
てかカノンがもし登場したら、一番敵視されますなこれ(汗)
でもそれはシグムントだけではなく、おまえも同じだろうとスルトへ話すカミュ。スルトの妹も聖闘士に殺されたらしいです。
あれは事故だと大人の返事をするスルト。いいやつじゃないですか。
「わたしはお前を恨んでなどいないよ、カミュ」って…
え。
えええええええええええええ!?
しかもスルト、ミロが助かったのは自分の炎とカミュの氷が相殺されたからではと続けます。「偶然とは思うが」って、いい奴どころかものすごく腹に一物持ってる予感がががが(゜◇゜;)
ミロ来襲の報告を雑兵からうけ、自分が倒すと真っ先に出て行くカミュ。
ミロのほうも第一声が「出てこいカミュ!」で、なんかもう神闘士のこと後回しになってませんか。
ここで挿入されたシャカのシーンで、シャカが目を開けてたんですが可愛い!
次のシーンで美味そうに酒を煽るデスマスクも可愛い!リフィアに「本当にこの人が黄金聖闘士なんですか。昼間から酔っぱらって賭け事で借金までして」って疑われてますけど可愛い!
「黄金聖闘士にも色々いるんだよ、二百歳越えた爺さんとかよ!」と返した蟹へ、人を性格や人格や立ち振る舞いだけで判断するなんてすみませんと謝るリフィア。「間違いは誰にでもあるさ」と流す蟹。
いやそれ、そこで判断していいですから!
あと、蟹の口から老師のことが出てくると何となく嬉しいです。
同行を誘われるも、今の生活の方が楽しいからと断るデっちゃん。
憤るリフィア。アイオリアも「我々はアテナの聖闘士でありアスガルドを助ける義理は無いが、それなら何故サンクチュアリへ戻らないのか」となじります。
デっちゃん曰く、自分たちは冥界で死んでいる。オマケの人生もいつまで続くか判らないし、出来ることなどたかが知れている。それならこの町で人生の春を謳歌する…とのこと。
…デっちゃんの人生の春って意外とささやかだな…
ていうか、デっちゃんが人生の春を謳歌してたのって、サガの配下として好き勝手に「力こそ正義!」ってやってた頃だと思ってました。
立ち上がったアイオリアを見て「やっぱりそう来たか、しかし自分も黄金聖闘士、ここでやり合えばどうなるか…」と戦いを覚悟するデっちゃん。ねえ、そこでアイオリアとやりあうより、神闘士相手の方が楽な気がするんですけど!
さて、ここで猪突猛進な獅子をリフィアが止めるシーンかな!?と予測するも、意外とアイオリアは何もせず踵を返して店を出て行ってしまいました。ほっとしてるデっちゃん…凄く…小市民です。対してアイオリアは少し大人になってました。
唐突ながら、このアニメのデっちゃんがアイドル好きであるのと、原作のデスマスクがアイドル好きであるのとは、意味合いが異なる気がするんですね。前者は本気でコンサート会場でライト棒振ってそうなファンに違いないと、黄金魂のデっちゃんを見ていて思いました。
…のりピー言語を使っていたからといって、べつに原作もアニメもアイドル好きなんて設定はないんですけど、そこは棚に上げて語りましたすみません!
さてミロとカミュですが、何故お前と戦わねばならないと問うミロへの返答は「生前に果たせなかった友との約束を果たすため」でした。
まだカミュが聖闘士になる前、修行中に引き起こしてしまった雪崩が原因で、スルトの妹が逃げ遅れて亡くなってしまい、いつかスルトのためにこの命を掛けて戦うことを約束した…ようなのです。
ええええええええええΣ(゜◇゜)
そ、そんな凄い幼少時代の設定をさらりと突っ込んでいいの!?
子供の頃に一般人を自分の不始末で殺してしまってましたとか、かなり人格形成において重要な設定だと思うんですけど!
私、アニスぺ2での小説で、13年前のサガが海闘士殺してそのスケイルを奪って色々暗躍したというアレだけでも結構「ええええええ、またそんな設定つくって」と思ったクチです。まあ、そんな事言ったらオリジナル過去エピソードなんて作れないわけですが、それにしても一般人を殺してしまったという設定は、オリジナルでつっこむにしては大きすぎませんか。スタッフさんチャレンジャーだな(・ω・)
あ、でも幼少カミュは可愛かったです。
あとオリジナル設定云々は公式での話で、二次ではむしろオリジナル設定どんと来てください派です。いや公式でもむしろオリジナル設定は好きなほうなのですが、うーんうーん、何でだろう…この設定のために脇キャラを簡単に殺してしまうところが引っかかるのかな?あとオリジナル話でキャラの罪を増やしてしまうところとかも少し引っかかるのかな?
過去の罪って現在のキャラの人格やものの考え方に凄く影響すると思うので、新たな過去の追加で、今までのそのキャラの言動への考察も変わってくると言いますか。
で、オリジナルエピが凄いのとはまた別に、えええええと思ったのは、この流れが氷河&アイザックの焼き直しだからです(^▽^;)
弟子の氷河はとっくに「アイザックには恩がある。でもそれは私的なことであり、多くの命を救うためにお前をあえて倒す」と乗り越えてるわけですよ。
師匠のカミュのほうがまだ乗り越えてなかったとは(^ω^)
ミロとカミュの激突を、他の黄金聖闘士たちも感じ取ります。
デスマスクが「黄金聖闘士同士の息の合わなさ加減はあいかわらずだ」と言った時、視聴者もみな心の中で同じツッコミをしていたに違いない。
ミロとカミュのあいだで千日戦争がおこりそうなものですが、スルト&カミュとの二人を相手にしたときのダメージが深く残っているミロのほうが不利です。しかして一歩も引かぬ戦闘ぶりは、高みの見物をしていたスルトを感心させるほど。
ですがそこへシグムントが乱入してまいりました。「勝負に水を差すとは無粋な奴め」とかスルトに言われてます。続けてスルトは「まあ結果は変わらぬがな、やれ」と雑兵に何事か命じました。
するとミロの足元から炎が吹き上がり、ミロが火だるまに。あっけにとられるシグムント&カミュ。
スルトいわく、奴が来ると判っていながら、罠を仕掛けていないとでも思っていたのか?とのこと。うん、それ普通ですよね…戦士としてはどうかと思いますが…シグムントにも「こんな姑息な手は好かぬ」と言われてますし。スルトが勝負にいちばん水を差していたというオチ!
黄金聖闘士もあんまり息は合ってませんが、神闘士も一枚岩ではないようですね。
スルトはちゃっかり、アンドレアスにミロを自分が倒したものとして報告しようとしており、かなり姑息なタイプのようなんですが、アップの時にみえた左側の髪の房を縛ってる髪飾りが可愛いから許す!
…ていうかその髪飾り、亡くなった妹さんがつけてた髪飾りですよね。
そう考えると、姑息な策を弄するタイプのようでいて、実はそんなに悪い奴ではないのかも…しかして、その髪飾りすらカミュに罪悪感を植え付けるための仕込みかもしれませんので、現段階での判断は保留とします(>ω<)。
で、すっかりミロが倒されたと思っている三人を横に、雑兵が「あれを!」と叫びました。火柱の中でうずくまるミロのところへ歩いてくる人影が!
…神闘士や黄金聖闘士より先に敵に気づく雑兵…いや、雑兵は目視により敵を確認したようなので、つまり気配を全く感じさせずに近づいたその人物の技量のほうを褒めるべき!
そう、ここでまさかのサガ登場\(>▽<)/
こんな早い段階で出てくると思わなかったので、嬉しい誤算です。
業火をまるでそよ風のように物ともせず歩いてきて、ミロを見下ろすサガ。ええと、この罠ってちゃんと罠ですよね…ミロには効いてましたし…それともアスプロスやデフテロスのように、マグマくらいまでなら全然耐性あるのかな双子座って。どういう仕組みだってばよ。
で、登場そうそうサガが難しい顔をしてまして、ぶっちゃけ凄く怒った顔をしてまして、しかも視線が敵ではなくミロにあるので、ミロに怒っているのか、ミロをこんな状態にしたことに対して怒っているのか、単純に戦闘時のサガはわりと脳筋体育会系なとこがあるので戦闘マシーン状態なのか、謎が膨らみまくりです。
カノンと言われても違和感ない表情をしてますが、髪の色がサガなので多分サガです。
怒っててもサガは美人だなあ\(^▽^)/
サガがどう他の黄金聖闘士と絡むのか、ドキドキ楽しみすぎて次回が待てない状態でしたとも!…感想書くのはこんなに遅れてますが。
これって、サガミロの方にとっても、サガカミュの方にとっても、サガがむかし年下黄金聖闘士の面倒をみてあげてた設定の方にとっても、凄く美味しい場面だと思うんです(゜◇゜)b
いろいろ妄想力を駆使して、是非そのあたりを発展させて頂きたいと思いました。