星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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ついにΩも最終回(>ω<)終わってみるとあっという間でした。過去のND&LC&エピGに対して、次世代の聖闘士たちという新たなる妄想ステージを、公式が用意してくれたことに大変感謝したいココロ。

まずオープニングは変えてくると思ってましたからね。29分から正座でTV前待機ですよ。思った通り、今までの思い出フラッシュバック!昴と光牙のメモリアルアルバムかっていう美味しいスタートですもぐもぐ御馳走様。

そして本編ではサターン様と光牙の決戦が大詰めを迎えます。
Ωなど見切った!と言い切るサターン様のクロノテクターのパーツを光牙が粉砕!光牙の背後には小宇宙を送っている無数の聖闘士たちの魂が見えます。
Ωは小宇宙を集めるほど力を増すので、限界が無いと伝える光牙。確かに最大で人類総人口MAXまでは集められる計算ですものね。
光牙の攻撃で頬に傷を受け、「人間の分際で顔に傷をつけるとは」ってサターンがその傷を指で消しちゃうんですけど、ハーデス様をなんとなく思い出しました。

「(Ωの力を)知りたければかかってこい」「本気でかかってこい」と余裕まで見せる光牙。
神が人間の位置まで降りてきて、人が神の場所まで駆け上る、それによってなしえた奇跡の神人会話って感じですね(^▽^)
互いの拳でペガサスの翼はふっとび、クロノテクターの光輪も壊れ、闘衣は剥がれ落ちていきます。でも光牙には皆の力が溢れており、サターンもまた光牙の感情に戸惑います。光牙は怒りで向かってきているわけではなく、無礼でも憎しみでもない、この感情はなんだ、と。
同じように自分の感情にも惑っていて、このあたりの流れがサターン様素直で可愛いですね!「余は悠久の時を生きてきた、だがこのような濃密な時があっただろうか」と。サターンの中にも熱い感情が満ちてきているんです。
そんなサターンへ「どうせと絶望するな」と語り掛ける光牙マジ男前。
前回の感想でも書いたんですけど、時の神の前ではすべてが流れ失われていくんですよ。特に人間なんて一瞬で消えていく儚い生き物です。だから虚無的になってしまうのは仕方がないんですが、そのサターンの絶望と孤独に対して、光牙を含む人間たちが「絆は永遠だ」と熱をくれたんですね。
「余をたぶらかすな!」って言ってるサターン様ほんと可愛い(>▽<)たぶらかされてる自覚あるんだね!
「昴、お前のなかにもΩがある」とサターンを昴呼びする光牙が本当に主人公。もう主導権ずっと光牙のターン!動揺したサターン様は、これでΩの力を消してやる!と渾身のパンチを繰り出すんですけど、その熱い拳を受けた光牙は「この拳、やっと戻って来たな、昴」って言うんです。消すどころか逆効果っていうか、もうサターン様恰好いいのに可愛いな(^▽^)ここで言う可愛いは素直で純粋だなっていう意味の変形だと思ってください。

「神だろうが人間だろうが1度燃えた心は消せない。太陽が何度も昇るように」と光牙は攻撃しながらも諭します。こういう場面で何度も喩えにされる太陽を司ってるアポロンも、この戦い見てますかね。NDではアルテミスと一緒に地上の時間を監視してるようですけどいかがお過ごしですか(^ω^)
サターンと光牙の拳が交わり、精神世界(裸エリア)で二人は対峙します
「地上を人には任せられん」
「間違ってもやりなおせるのが人だ」
「なぜ(絶望的な差がありながら神に)立ち向かう」
「その答えを知りたくて人になったんだろ」
みたいな精神のまじわりのあと、現実の世界の戦闘に意識を戻すサターン様と光牙。
全裸ゾーンって映像では上手く股間に影が入ってますけど、実際には全裸なのですよね。神の全裸を見た男光牙!まあ星矢も神のような男の全裸みてますけど!

皆の小宇宙を1つにした攻撃を、サターン様はクロノテクターの光輪部分のような円形の盾で受け止めているんですけど、とうとうその小宇宙へ「美しい」と呟き、その瞬間盾は決壊。サターン様は両手を広げて光牙の拳…人間のΩを胸へ受け入れます。人の想いが神に届いた一瞬!

静寂ののち、サターン城の廃墟に二人は立っています。
サターン様の胸には、今の攻撃で十字の傷が穿たれ、「みごとだ」と呟きながら手をかざすと、壊れたクロノテクターが元通りになって宙に浮かびました。時の神様なので破壊したものも多分すぐもとに戻せるのかな?
「お前が刻んだこの傷、永遠に残しておこう」って、サターン様がついにデレた!前半で顔の傷を消してしまったのと対比してるんですね。これはいいデレだよ!今日はお赤飯だ(>▽<)ノ

「お前の熱き心に免じて、今は去る。だがΩの心を失った時にはまた地上を侵略しにいこう」と伝えたサターン様に、「その時はまたアテナの聖闘士たちが立ち向かうさ」と笑う光牙。
すると、サターン様の影から昴の幻影が…!「懲りない奴だなあ」と昴も笑い、エクレウスの聖衣が修復されて目の前に現れるんです。サターンにとってのクロノテクターと昴にとってのエクレウスの聖衣、両方並んだことが、神と人とが交わった証といいますか、サターンが人間を認めた瞬間の象徴ですね。
あと、妄想ですけど、エクレウスの聖衣はアテナのだから返してくれましたけど、友から受け取った鋼鉄聖衣はこっそり木星へ持っていって、大事にとっておいてくれないかなって。

サターン様が「さらばだ、熱き血潮の兄弟たちよ」って言いながら木星へ去って行き、それを見守る光牙と青銅たち。胸熱でした。こういう王道は何度見てもいいものです。

地上を覆っていたサターンの神力も解かれ、人々は石化から復帰!
「Ωの輝きを私も初めて見たby不動」
「やってくれたのですねbyアテナ」
のように地上にいる皆の感想が続き、星矢も満足そう。

さて、ここまででも王道エンドとして十分及第点なんですが、こっからあとのエピローグが意外性も交えて満点です(`・ω・´)

まず、タイタンとパラス!二人はマントを頭からかぶった姿で、人々が街の復興をする様子を眺めています。自分の行いを後悔しているパラスへ、セレーネちゃんが元気づけようと「どうぞ」って飲み物を渡してくれるんです。「元気でた?前よりずっと素敵な街にするんだ!」って笑ってくれるセレーネちゃん天使すぎるだろ!
「あなたの人生が愛に満ちたものになりますように」と、パラスはアテナ人形をセレーネへプレゼントして、タイタンとともに人を助けるための旅に出るのでした。
間違ったとき、やり直せるのは人間だけじゃないってことですね。
よーし、タイパラはハッピーエンドだ!タイタンおめでとう!
二次妄想的にも、アテナ以外に人間を助けてくれる神が地上にいる、それも愛の女神が。というのはとても美味しいと思うんです。

そして黄金聖闘士に囲まれているハービンジャー。貴鬼に「教皇にお前がなれ」と言われ、懸命に反論するも、貴鬼「聖衣修復が忙しいので」羅鬼「人の骨折ってないで自分が骨を折るのだ」フドウ&インテグラ「女神の指名だしお前が相応しい」
うん、押し付けられてる(^ω^)
型破りながら意外といい教皇になるんじゃないかな?これはサプライズ人選!
そして「新教皇はハービンジャーか」ってパンドラボックスを背負った光牙登場。新教皇への敬意ないな(^ω^)光牙は旅に出ると伝え、青銅仲間に見送られます。
星矢とアテナはいちゃいちゃ…と言っていいレベルに寄り添って立っていて、星矢が珍しく「俺がいるって沙織さん」とか肩に手を置いてるんですけど、光牙がアテナにも挨拶によったらさりげなく手を離していて『おまえ(^ω^)』ってなりました。でもって光牙が旅立って行ったらまた手を置くんだよ!星矢、大人になったな!でもって沙織さんもその手に自分の手を重ねるんだよ!うん、これだけでも200点の最終回!

でもってですね。エデンも見送りに来てくれるんです。自分も旅立つからと言って。あ、ちなみに光牙が旅立つ理由は世界を見て回り、何も持ってない自分を見つめ直すってことみたいです(親も夢もやりたいこともないので)。青銅仲間は何もないってことはないよ!(仲間がいるよ)という見送り方をしてくれたんですけど、エデンはどうかなと思ってみていたら、ここでまさかの光牙の台詞です。
「一緒に世界を回ろうぜ、旅は道連れっていうし」

えええええええええええええええ(^ω^)
サターン様と光牙の両想いエンドかと思っていたら、まさかのエデンと二人での旅立ち!エデン断らないで一緒に行っちゃうし!さ、爽やかなんですけど、凄くびっくりした!
でも「人と神の子がともに旅立つ」という象徴的な意味合いで考えれば、これも王道ですか!

いやあエピローグにこんなに突っ込んで来るとはやるな。脱帽です。
本当に後味の良い最終回でした。

スタッフの皆さま、2年間楽しい時間を有難うございます。
そしてお疲れ様でした!\(^▽^)/
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