今朝の対戦妄想について熱いコメントを頂戴いたしました。こういった愛情たっぷりの考察まじりのご感想は大好きなので、拝読しながらワクワクしてしまいました。でも確かに私の書き方ですとミロがまるで格下扱いのように読めてしまうと思い、物凄く反省しました。
各キャラの戦闘能力については、マサミストとしてのこだわり+脳内妄想が山のようにあります。そのようなわけで、以下なけなしのストッパーを外して熱く語らせて頂きます(`・ω・´)…物凄くうざくるしい語りが始まりますのでご注意下さい。都合よくエピG設定やLC設定が混ざったりもします(汗)
11/02 14時頃 日記の手合わせの話~様>ミロへの愛溢れるお言葉をありがとうございました!拝読していて小宇宙が燃え上がりそうでした。ミロとサガの組み手については、確かに私の書き方が悪くておっしゃるとおりだなあと思いました。サガは「ミロに負けはしない」とは思っていますが、格下とは思っていないと思います。そんな言い訳も込めて、下記につらつらと拙宅における戦闘能力語りをさせて頂きました(>ω<)
まず前提として、黄金星座の能力は基本的に横並びで、敵能力との相性や状況や纏う人間によって優劣が入れ替わると思っています。そんななか、黄金聖闘士の中で若干飛びぬけるのがシャカとサガ(と未知数のアイオロス)。
アイオロスについては、原作で聖衣を着用した戦闘シーンはありませんが、インタビューにおける車田先生のアイオロス評などからそのように判断いたしました。サガについては異能・物理攻撃力と精神攻撃力のバランス、そして耐久性などの総合力が優れていると見ています。この二名は教皇候補になるだけあり、全体的にバランスが良いのではないかと。シャカは原作を見ての通りで(汗)
さらに黄金聖闘士のタイプについて色々な区分けが脳内であります。
◆物理攻撃力系と特殊能力系
ただし、物理攻撃系も物理攻撃オンリーではなく、セブンセンシズを持つ黄金聖闘士ともなると超能力は全員多少なり持っていて(例えばアイオリアの念動力など)、山羊座もLCでのように空間を斬れるレベルになると、物理攻撃系ながら物理を超えた部分に対応出来るのかなと。
◆間合いに関する短距離タイプ・中距離タイプ・長距離タイプ
◆移動攻撃タイプと非移動型攻撃タイプ
などなど…
そんななか、今回語りたいのは
◆安定して平均的に戦闘力を振るうタイプと実戦で特出するタイプ
についてです。そして、この区分のなかで、星矢やミロやアイオリアは私の中でどちらかといえば後者です(聖戦終了時点において)。
とはいうものの、黄金聖闘士は青銅聖闘士と違って普段でも特出してるんですが、命をかける戦場では10倍くらい戦闘力が跳ね上がるというようなイメージで。別に普段手を抜いているわけではなく、バイオリズムも含めたそういう戦闘スタイルなのではないかなあと。
特にミロは物凄い一点集中力と瞬発力を要する戦闘スタイルなので、普段は精神も肉体も敢えて無意識に温存されていて、爆発的な戦闘能力を本番で発揮するのだと思うんですね。
なので、メモで書かせて頂いたサガとの練習対戦妄想では、ミロは本気を出しているつもりで、まだまだセーブしているという前提です。途中で技を出しかえる事が出来るということ自体、ミロの側に実は余裕がありまくるのです。サガはそれを見抜いていて「本気を出せ」という意味で厳しくするという。しごくのは最初からクライマックスでやってみろという挑発なのです。拙宅サガは後輩相手にも戦闘では無意識に負けず嫌いです。
サガは優しいのですが、本気の組み手だと大人げなくいきなりMAXに達するので、逆にもう少し稽古は本番ではないんだということを理解する必要があると思われます。
ちなみに、サガは冥界十二宮編において、ミロのスカーレットニードルを14発食らった後、とどめのアンタレスが放たれた後からカウンターでGEを放っています。ですので、当家サガは「カウンター狙いのフェイントで相手の攻撃を誘うリスクは相殺可能の範囲内だ」と考えています。と言いますか、14発まではサガにとってはどんなに痛くても「当たっても構わない」のです。ましてや、スカーレットニードルの使用がないと判っている手合わせにおいては、フェイントはなおさら低リスクです。(あくまで拙宅サガがそう考えるということです・汗)
普通に考えれば充分リスクなのですけれども、サガは割と戦闘に関しては体育会系脳なので、痛みなら根性でなんとかすると考えちゃうタイプなんですね。痛みを食らっても、それを上回る攻撃力で返せばいいという、ある意味豪快な力押し戦闘。サガは星矢との対戦でも「相手の必殺技を食らっても起き上がって反撃」という戦い方をしています。「相手の攻撃を涼風のように受け流し」たり「攻撃の威力をそのまま相手に跳ね返す」という戦い方もしてみせた上で、それらの防御を乗り越えた攻撃を食らっても、凄まじいまでの耐久力で起き上がってしまう。サガを相手にして一番怖いところは、個人的にあのスタミナだと思っています。同じ双子座でもカノンはも少し細かく戦います。
対してミロの方は技に緻密な正確さが要求されます。で、彼はとりあえず指先を守らないといけない気がするんですね(汗)たとえばカミュは利き腕を落とされても凍気を発すると思うんですよ。でもミロが利き腕を落とされてスカニーが撃てるのかというと技の特質的にどうなんだろうという。
なので、技を受けても構わないつもりで戦闘するサガと対照的に、ミロは相手の技を見切ったり避けたりする戦闘が得意なのではないかなあと想像しています。氷河との戦いを見ていると、相手の動きを止めて攻撃…というスタイルがいつもの戦闘スタイルのような気もしますので、静の部分と瞬間的な動の緩急のついた混合スタイルなのかなと。
頂戴したお言葉のなかの「対照的な技同士でお互いやりにくい系なように思える」というのはまさに同意です。サガとミロを最初の組み手妄想に選んだのはそれが理由でした。やりにくい相手だからこそ、サガやミロはお互い相手に対してどうやって攻略してやろうと考えるだろうか…ということを考えるとトキメクのです(>▽<)ノ異種格闘技戦のノリで!
あと、朝の時間の無い妄想のあとも続きは脳内で進んでいたのですが、どうも対戦が進むとフェイントはサガよりミロのほうが得意でした。15発も打ち込まなきゃならないミロが、そういうのが得意でないわけが無かったです。サガは偽教皇時代に培った先読みで対抗。読みあい合戦のあと、結局正統派の王道組み手で真正面からぶつかりあう結果となりました。スタンダードこそ最強!
そして、おそらく1つだけ誤解が…(>ω<)「シュラが黒に髪を縛るように言うってことは髪を切るくらいはありそうでそのレベルにまで肉薄できると見立ててらっしゃるのに対し」というお言葉についてなのですが、拙宅でシュラとの組み手において肉薄めざして頑張るのはサガのほうです。
シュラは「オレの両手両足は鋼のようにとぎすまされている その威力は黄金聖闘士の中でも最強」という原作での台詞や、「体術においては黄金聖闘士の中でも、ひときわ抜きん出た存在」との大全での記述から、必殺技抜き小宇宙なしの純粋な肉体組み手なら、サガを上回る…という設定で拙宅ではやっております。(2008年シュラ誕話などでもそのスタンスで書いています)。そして、拙宅黒サガは練習であってもどうしても負けたくない時、多分その組み手における実力差を言葉を使って攻略しようとします(アイオロス関係のトラウマを突付いて動揺させようとするとか)。
ちなみに、小宇宙や必殺技OK聖衣着用のサドンデスでしたら、シュラが実直な分、何でもありのサガに軍配があがると思います。エピGでの黒サガVSシュラ戦闘の結果も加味しております(汗)
さらに、戦闘中に白サガの黒サガへの妨害が入る場合には勝敗結果はこの限りではありません。
私はキャラ妄想において相当に萌え重視なのですが、戦闘能力の高さを好きなキャラ順にするつもりは全くないです。逆に大好きでかつ原作で最強ランクに分類されると思われるタナトスであっても、状況によっては補助攻撃型のアフロディーテに撃退されるような話を書いています。実力差や逆境をどうやって各キャラの特性でもってひっくり返して対等に持っていくか、逆に戦闘能力を最大限に生かせる場面ならどれだけ彼らの能力は広がるのか…そういうことを根暗に妄想するのが私にとっては醍醐味なのです。
ただ原作において、最終的な強さは聖衣の格や年齢ではなく、燃やした小宇宙できまります。青銅であっても黄金に勝り神に迫ることが出来たように、どんなキャラでも最強になれる可能性はあると思うのです。青銅二軍であってもです。その可能性の部分を二次創作での妄想で伸ばしてあげたいなあと思うのです。
と同時に、妄想で原作での力関係を完全にひっくり返してしまうのも頂けないと思ってしまいますので、その加減と節度はちゃんと考えないとなあ…と思います。私はその加減が下手なので…(汗)
というわけで、黄金聖闘士たちは年下組を後輩だとは思っていても格下だとは思っておりませんし、逆をいえば年下側も年上側を先輩として尊敬しつつ、負けないという自負と誇りを持って接しているじゃないかなあと思っています。
そんな感じの言い訳でした(>ω<;)