星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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先日十二宮での転移ネタを書きながら、十二宮でのテレポート不可というのはどういうシステムなんだろうなーと首を捻りました。

テレポートが空間や次元に作用することによって引き起こされる瞬間移動なのだとしたら、空間の開閉を封じられているということなのでしょうか。
もしそうだとしたら、同じような作用で他次元に繋がる技(六道輪廻・積尸気冥界波・アナザーディメンション等)をアテナの結界内で引き起こせる黄金聖闘士は凄いなあ!と思うわけです。

これらの必殺技なら、十二宮内から別場所へ相手をすっとばせますよね。
教皇のロザリオがねじれた空間を通って瞬の手元に来た事なども考えると、結界内→外部や上宮→下宮への移動なら、変則的に可能になることもあるのかな?

双子は二人だけで世界が完結していく印象がありますが、最近それも悪くないなと思います。でも、聖闘士である以上、どうやったってその世界の中には女神や守るべき人々も割り込んでくるわけで。

13年前までは余裕が無くて、双子にとってそれらが不純物になってしまっていたとしても、聖戦以降は周囲も全部ひっくるめて二人の世界なのだと、幸せを構築する一要素になっていればいいなあ。

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「カノン、隣に座ってもいいか?」
やけに神妙な顔でサガが尋ねるものだから、却ってどう答えていいか困ってしまう。
「勝手に座ればいいだろう」
目も合わせずぶっきらぼうに答えると、兄は長衣の裾をするりとさばいて静かに腰を下ろした。オレの膝にサガの膝頭が当たる。
密着しすぎじゃあないのか。避けようとしたものの、オレの座っているのはソファーの端で、身体をずらそうにも肘掛が邪魔をする。ほんの少し接触しただけなのに、オレは柄にもなく動揺した。
サガは俯いたまま黙っている。その沈黙が怖くて、TVでもつけようとリモコンに手を伸ばしたら、その手を阻まれた。
「お前は今でも私のことが嫌いなのか?」
唐突にサガが言う。何故そんな話になるのか判らなくて頭を回転させていると、サガはあの誰をも魅了する瞳でオレを見上げてきた。長い睫が揺らめく。この顔が自分と同じ顔だとは、オレには思えない。
「どうでもいいだろう、そんな事」
本心を兄に伝える気などないので、いつものように適当に流す。わざわざ男兄弟に好きだなんて伝えないだろう普通。照れもあるが、悔しさもある。
サガはオレが避けようとした事にも気づいていたに違いない。そっと身体を離した。
「すまなかった」
兄さんの身体とオレの身体のあいだに距離が出来た事で、安堵したのか無意識に力が抜ける。サガが悲しそうな顔をした。
サガはそのまま立ち上がると、もう1度すまなかったと言った。
「この宮はお前が使うといい。無理に私と暮らすことはない」
言われた意味を理解する前に、サガはオレに背中を向けて部屋を出て行った。
慌てて後を追いかけたものの、その姿は既に見えない。
十二宮でテレポートは不可のはずだが、兄は異次元へとまず飛んだのだろう。そうなるとどこへ行ったのか、こちら側から探すのはほぼ不可能だ。
嫌な予感がしてサガの部屋へ走り、乱暴に扉を開ける。
中は綺麗に片付けられていて、いっそすがすがしいほど、何も無かった。
「あの馬鹿!」
どうしてそういう思考になるのだ。
もし仮にオレが嫌っていたって、そんなことどうでも良いだろう。
昔のように説教垂れて「もしも私が死んだ時には」って言えばいいじゃないか。

オレはサガのスペアであることは嫌いじゃあなかった。
サガに必要とされている気がしたし、スペアであるオレが居なくなったら困るだろうと高を括っていた。そういう関係であるかぎり、どうやったってサガはオレから離れてなんか行かないと思っていたから。
サガが死ぬ事なんて想像もつかなかったので、もしもなんて話をされても、気にしたことは無い。

ああ、だけど馬鹿なのはオレだったのだろうか。
オレは慌てて上着を掴むと、サガを探すために異次元の渦へと飛び込んだ。

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それでもって、仲直りしたあとはラブラブな双子希望。
サガがぎゅーっとカノンを抱きしめて、カノンは「ちっ、しょうがねえなあ」と言いつつまんざらでもないような、そんなイチャイチャ空間を繰り広げて下さい。
黒サガは有無を言わさずカノンを抱きしめそうな。
アイオロスが来て「じゃあ私はサガの方を担当」とか言ってサガを抱擁するのもいいなあ。カノンの機嫌は急降下ですよ。

海界編でのカノンは非常に甘えたがりさんに見えてしまう腐フィルター装備の管理人です。冥界編でのカノンは成長してますが、内面ではやっぱり弟属性だといいな!

サガに甘えたくてしょーがないカノン。でもプライドが高く、そんな自分を許さない素直じゃないカノン。そもそもどうやって甘えていいのか判ってないので、却って乱暴に対応してしまったり小学生ですかなコミニュケーション手段しか取れないカノン。

そんなカノン妄想をしていたら、無性にカノンを甘やかすサガを書きたくなりました。
しかし、こっちはこっちで、どうやって甘やかしたら良いのか判らない不器用兄さん。ラダマンティスに相談に行ったりね!

アイオロス×サガは王者同士の恋愛だなと妄想する秋の朝です。
二人揃うと無敵なんですが、もしも譲れない部分で信念がぶつかると、両雄並び立たずというか、互いを認め合いつつも決して相容れず凄い事になってしまう気が。
でも戦いあう中での二人の結びつきは、なまじっかな恋愛よりも濃いに違いない。

二人とも共に戦える女神の聖闘士で良かった。

サガが実は冥闘士だのハーデスだのアーレスでしたってのでも良いんですけどね!
サガは敵でも大丈夫。アイオロスが誘ったら、絶対サガは改心して聖域に寝返りますよ。聖域にというかアイオロスに。黒サガ付きで。
ってさっきと言ってること違うよ自分。相容れないのかどっちなんだ。

落ち着いて考えた結果、ロスとサガは最初から相容れてると脳内会議で決まりました。敵になっても、道を違えても、互いに相手自身のことは否定しないに違いない。
相手の考え方に同意は出来ないが、それもまたサガとしてアイオロスとして受け止める…そんな関係がいいな!

やっとコードギアスのDVDを8巻まで見れました!早く次がレンタルされないかなあ。地道に待っている管理人です。あれを見るとダークな話を書きたくなりますね(笑)

星矢のエリシオン編も激しく楽しみにしているのです。
ちゃんと金銀神様は、色合いも神様っぽく光らせて威厳を持たせて下さること希望ですよ!(>▽<)女神の聖衣も気合を入れてお願いします。

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