星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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今夜はお友達から届いたクリスマスケーキをむしゃむしゃするのだ!
プレゼントチョコも届いてほくほくです(なおカロリー…)
エピ0連載の衝撃で、つい本日がクリスマスイブであることを忘れて、普通の蟹SSなどを書いておりましたが、双子のクリスマス妄想も堪能せねば。
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サガが執務から戻ると、既に弟は帰宮していて、居住エリアのソファーに仰向けで寝転がり、雑誌をめくっていた。
ただいまと声を掛けついでに、明日の予定を聞いてみる。
「クリスマスの夜は一緒に夕食を取りたい。可能なら予定を空けておいてくれないか?」
しかし、カノンはあまり乗り気ではなさそうである。
「イベントなど女子供のすることだろう…」
もごもごと、どこか歯切れ悪く言い返してきた。
それでもサガは引かない。
「浮かれたイベントのつもりで言うのではない。いや、生きてまた、おまえとこうして過ごせる特別な日を、浮かれないと言えば嘘になる。しかしわたしは、地に足をつけて暮らす中での行事を、生活を大事にしたいのだ」
まじめな心情の吐露であるのに、微妙に説教くさく聞こえてしまうのがサガの損をしているところだが、それは今は横へ置く。
カノンも根は真面目なので、茶化すことなくソファーへ座り直した。
「オレの野望の結果、洪水で家族を失ったものは多い。なのにオレだけが安穏と、お前とクリスマスを過ごすことなど、許されるのだろうか」
思わぬいらえに、サガは詰まった。
過去の行為を清算済みとして命を散らせた聖戦のあと、カノンは他の黄金聖闘士と共に生き返ってしまった。その命と過去の罪にどう向き合うべきか、カノンはいつでも考えている。サガと同じように。
カノンのその思いも大事にしたい。
しばし思案したサガは、こう告げた。
「それならばカノン、わたしと星の子学園へ行こう。親の無い子たちのクリスマスのために働こう。ジュリアン殿に連絡をとり、慰安で手伝えることがあれば、そうするのでもいい」
復活後の弟が、収入のほとんどを水難の復興支援に寄付していることを、サガは知っている。
「…オレなどが、そうしていいのだろうか」
うつむくカノンの隣へ座り、サガはカノンの背を叩いた。
「わたしは悪の化身ではないし、おまえも悪のこころしか無いわけではなかった。それは、そうでないわたしたちであろうとしたからだ。違うか」
「……」
カノンは無言で、サガの肩に頭をのせた。

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多分、クリスマスともなればジュリアンとソレントはどこかの施設を慰問してると思うんですよね。ソレントがフルートとか吹いてるんじゃないかな!
星の子学園へは、星矢や瞬が美穂ちゃんの手伝いをしに行くのは私のなかでデフォです。その流れでサガが手伝う事もあるため、星の子学園のツテがあるサガ(超二次妄想)。
海将軍のなかには家族の無い者もいそうなので(家族がいるのに世界を海に沈めようとした者もいそうで闇が深い)海将軍と過ごすカノンもありかなと思うのですが、それよりは海将軍もカノンたちと一緒に、ジュリアンの慰問の手伝いに出かけた方が前向きですよね(>ω<)
…みたいな妄想を、この時期になると毎年しています。

でも原作では海将軍も双子も生き返っているわけではないので、実際にはジュリアンとソレントが二人で償いの旅を続けるかと思うと切ない…(>x<)
エピGのサガが可愛かったので、デスマスクでもやりたかったんです。
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「デスマスク、長いこと悪業におまえを付きあわせてしまったが、おまえが聖闘士の正道にたちもどり、聖戦では冥衣を着てまでアテナの為に働いてくれて、わたしは嬉しい」
サガがキラッキラの笑顔で頓珍漢な事を言うから、オレは思わず後ずさった。
「違うから。オレは利のある方につくだけだって、アンタ知ってるだろ!」
「そうだな」
「その笑顔やめてくれませんかね。聖戦のときは何もしなきゃ永劫コキュートスコースだったでしょ。走狗のフリすりゃ一時的にでも生き返れるし、成功すりゃ死後のオレらへの対応は変わるだろうし、失敗しても今まで通り変わらぬ地獄暮らしだ。オレにとっちゃ利しかねえ」
「いま、走狗のフリと…」
「だー!言葉のあやだっての!」
いたたまれなくなり、オレは駆けだした。
背中を向けた後ろで、サガがにこにこと手を振っているのが、振り返らずともわかる。十二宮内は何でテレポートできないんだよ、クソと、蘇生後初めてアテナに毒づいた。双児宮から巨蟹宮への道って上りだから疲れるんだよな。
なんとかたどり着いた自宮に、かつての罪の証の死面はない。
みんな成仏おめでとう。
でもアレがないと、なんか裸で放り出されているようで落ち着かないんだよなあ。
裸でも平気なあの人とは違うんだよなあ。
はあ、とオレはため息をついた。
力こそ正義なんだから、アテナに敗けたオレ達は不満なんぞ言える立場じゃない。
(アテナのやり方のなかで、オレの利を探すしかねえ)
少しでも前向きに考える事にして、サガの笑顔を脳裏から締め出した。

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正の方向で褒められることに慣れていないツンデレデスマスク…サガにも蟹をデスって呼ばせたかったんですけど、頑張って踏みとどまりました。なお原作でサガがアイオロスのことをロスって呼んでたら、私たぶん昇天してました。
いたたまれなくてその場から走り去っちゃうアレは、可愛いからサガ以外のキャラでも妄想したいココロ!
そのキャラがどういう状況を恥ずかしいと思うか、どの相手にその感情を沸かせるか、同じ状況でもA相手なら平気だけどB相手だと駄目とか、そういうの考え始めると止まりません(>ω<)
たとえば童虎でそれを考えようとすると相当難易度高いですので…(私にとってはですが・汗)黄金聖闘士内での難易度の順番を考えると、自分の中でのキャラ把握が進む気がします。

今日もぱちぱち有難うございます!毎日の元気の素です(>▽<)
昨晩と今夜は双子座流星群びよりですね!
寒いので夜間に長時間は外にいられませんでしたが、それでも数個見れました。冬の星空はほんと綺麗です。サガやシオンは、地上で1番星の良く見えるであろうスターヒルへ昇ってますので、この冬空の何倍も綺麗な夜空を知っているのだろうなあ。
黒サガあたりが、純粋に星の綺麗なところを見せたくて、カノンをとっつかまえてスターヒルに昇ればいいのに。星矢は連れて行きません。禁区に星矢を連れて行って罪の道連れにするのは黒サガでも憚るよ!ある意味、そういう遠慮をしないカノンの方が黒サガの近くにいますね。
あ、アテナの許可があれば普通に昇れるのかな。NDで神々の世界へ行くのに、瞬と一緒に普通に昇ってましたもんね。
聖戦後、アテナがサガを伴ってスターヒルへ昇り、サガに星見をさせたらいいなって思いました。「私がこの地を治めたのちの星を、貴方は見ていませんよね。どうですか?」って。
シオンを殺してしまったころに見たスターヒルからの星は、前途多難な未来しか教えてこなかっただろうけれども、聖戦を乗り越えたアテナと共に見る星空には、たとえ前途多難な未来であろうとも、それでも大丈夫だというような、きっとサガにとって安心できる星見の結果が見えるはず!
…という妄想。

以下、今週のエピGA感想などになります。ネタバレご注意下さい。

はー、今回もアルデバラン父さんは恰好いいですね(>▽<)
このアルデバランは、黄金聖衣を着用することで、形状的には聖闘士としてアテナを守ってますが、まず父親としてヨシノを守ってるんですよね。
聖闘士は守るもののために闘う時が最も強い…という岡田先生の聖闘士ワールド炸裂です。アテナは戦神ですが、守りの神なので、理屈的にもあってます。ヨシノちゃん一家の絆を見るとほのぼのしますよ…!

それだけに、無印では、父親に百人の子供を差し出させることでアテナを救った経緯が深い…そのことがあるからこそ、アテナは地上全てを救う義務と覚悟を負ったのだと思いますし…
無印の、綺麗ごとだけではない世界なのに綺麗なの凄い。その綺麗な部分を取り出して、別の形で見せて下さる岡田先生も凄い!

父娘の記憶のなかで、ヨシノが周囲の子から「お前の両親はにせもの」という心無い言葉を受けたことがあるのも明らかになります。それでヨシノは怒って相手を叩いちゃうんですけど、アルデバランは「でもお前はオレたちの本当の子だから怒らなくていいぞ」と諭すんですね。
相手の子もきっと大人になればわかる、だから次にからかわれても笑って許してあげなさいと。
大人であるアルデバランがそう言うのはともかく、それに対して、お父さんもお母さんもいつも笑ってるから、自分も笑うのは得意だし、笑うのは大好きと答えるヨシノちゃんは、強いし眩しいし天使か…!(>ω<)
そう育てたアルデバランとシャイナさんも天使か…!
闘う姿で後輩たちに道を開いて見せたサガたちの教え方も尊いですが、聖闘士が笑顔で子供を育てるのは、さらに難易度高いはず。あの一家は幸せになって欲しいです。

アルデバランVSモルドレッドを横で見ているアーサー王さんも、お父さんだから、記憶がなくても最後には息子を庇ったりしてくれそうな気はするんですよね…

あと今回は魔鈴さんも登場しました!
最後の砦である城戸邸でアテナを守っている模様です。アテナは小宇宙と霊血を数年間絶え間なく送り続けている模様。送り先が今週号頭に出てきた、首だけのアテナの元なのかな?首アテナをみるハーデス瞬が、未だに小宇宙が消えず、霊血が輝いていると評していますしね…(汗)
で、城戸邸を守る結界として、鎖も見えます。これ、守護レイラインの時に走らせた乙女座の瞬の鎖だと思いますので、次元としては過去のアイオリアたちのいた世界の女神でなく、今舞台になっている世界の女神沙織さんで良いはず。
その沙織さんと魔鈴さんが、「聖域が狂ってしまっている今」と言うんですよね。あれ、聖域はカノンが守ってますよね?狂ってる聖域をカノンが抑えつつ統治しているのか、先日のカオス側の攻撃以降に狂ってしまったのか、まだ不明ですが一体どうなっているの!

話は進んでいるのに謎は深まるばかりであります(`・ω・´)
あと、希望は常にある、たとえ次の次元であろうとも…というアテナの台詞で、ネクストディメンションの単語が出たのも感激であります。
アルデバランは栄光の牙(グロリアスホーン)でモルさんの聖王の剣(クラレント)を無事破壊しました。栄光の角じゃなくて牙だった。

はー、もう次の回が待ちきれません。次回更新日は12月26日ですとか書いてありますけど、絶対そんなに早いわけないですよね。来年ですよね。頑張って待ちます。

全然関係ないんですが、エピGAカノン教皇と貴鬼妄想SS
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梟と化したサガ、通称コクトーは、ときおり聖域へ戻ってくる。
もちろん諸般の報告のためだ。
シュラやアイオリアの現状、顔無き暗殺者たちによる被害、剣闘士の動き、カオスアテナとアイオロス達の脅威…コクトーの額上にあるケルベロスの目を通してだけでは、伝えきれない情報が山ほどある。
そのため、教皇宮の窓際には、彼のための立派な止まり木が設えらえたが、いつでもサガは一直線に教皇のもとへと羽ばたいて、その肩を自分の居場所とした。

それを知るものはあまり居ない。コクトーの存在自体、極秘事項の一つであるし、そもそも教皇宮へ立ち入ることのかなう者は、限られている。

アリエスの貴鬼は、その数少ないひとりであった。
「僭越ながら、教皇の法衣は、猛禽の止まり場所として適していないと思うのです」
率直に貴鬼はカノンへ伝えた。
聖戦後、最初の黄金聖闘士となった貴鬼は、カノンにとって単なる職務上の関係だけでなく、個人的な話もできる得難い部下だ。
「教皇の法衣は、貴重な布や呪言の込められた糸で作られていますから、コクトーも爪を立てないよう、物凄く気を遣っていますよね」
「気を遣うのはあれの性分だ。別に教皇の法衣でなくとも、バカ丁寧に足を降ろすぞ」
「そうかもしれませんが、そのトゲトゲのついた肩パッドがあると、邪魔だと思います。何でそんな悪役っぽい肩あてを、わざわざ選んで付けるんですか」
口調は丁寧であるものの、遠慮は無い。
第三者がいない場では、そうした方がカノンが喜ぶことを、貴鬼は知っているのだ。
ムウに似てきたなとカノンはこっそり思った。
「このくらい派手なハッタリを利かせた方が、舐められずにすむ」
「今さら貴方を侮る者などいないでしょう。ましてやコクトー相手にハッタリを利かせる意味はありません。そこで」
貴鬼は手に持っていた包みをほどき、中から肩あてを取り出した。
「コクトー用の機能を重視して作りました。まだ試作段階ですが」
「………ほう」
出されたそれは、肩部分のトゲを排除した代わりに、鳥用の止まり木がくっついているという、カノンをして感想に困るしろものであった。
「貴鬼、これは、止まり木機能以外の、すべての肩あてとしての機能が後回しになっている気がするのだが」
「そうだよ。カノンなら、コクトーの止まり心地を最優先すると思ったから」
もう教皇の敬称すら省略して、後輩としての貴鬼の地が出ている。
会話の中身が思いっきり私事であるので、カノンも咎めることなく、笑いながら反駁した。
「あれは、自分のために聖域や教皇の伝統を曲げられることは好まぬ。気持ちは有難いが、そこまで頭の柔らかくない奴なのだ。それにな」
声を潜めて、そっとカノンは打ち明ける。
「止まり疲れたら、オレが膝上に移しているから、問題ない」
「…なるほど、じゃあこんな機能は却って邪魔だよね」
「うむ。だがコクトーには内緒だぞ」
精一杯威厳を込めて頷いて見せると、貴鬼もおかしそうに笑った。

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エピGAでは、黄金のなかでたった一人生き残ったカノンが、必死に聖域を立て直して、そのなかで最初に次代の黄金となったのが貴鬼なので、いろいろ仲良くなってるといいなあという願望…そういえばエピGの時代の黒サガちゃんは、どんな教皇法衣を着用してたかなと思って、6巻のデスマスクとの風呂場後あたりを読み返したら、ものすごく絢爛豪華でした。カノンむしろ質素だった。
あと、神の干渉を受け付けない教皇法衣とかも黒ちゃんは独自に開発してたので、エピG&GA世界線の法衣は、実際に高性能だし貴重なんですよね。
黒ちゃんが着ていた法衣を、カノンも着用してみて欲しいココロ。
兄シャツならぬ兄法衣。

今日もぱちぱち下さった皆様に御礼申し上げます。毎日の心のホッカイロです!

オホーツクショコラッティエさんから海のショコラ届きました(>▽<)
私がトロかったため、申し込んだ時は既に十二星座とセットになっている方は売切れておりましたが、海のショコラだけでも大満足の可愛さ。
勿体ないのでまだ少ししか頂いてないのですが、ちゃんと海&キャラごとのイメージを詰め込んであって本当に凄い!お店にもつい感想を送りつけてしまいました(迷惑)
いつか冥界ショコラも味わうことが出来たらいいなあ(^▽^)

何と言いますか、二次創作というのは文章や漫画だけではなくて、こういった菓子に解釈を込めて造形したり、アクセサリーで表現したり、フィギュアで世界観を魅せたり、色んなやり方がありますよね。
それらが多彩なジャンルというのは、ファン層も厚いのだなと嬉しくなります。

作品と創作者は分けて考えようというのが、一般的な創作物に対するセオリーなのかもしれませんが、二次創作では作品自体だけでなく、そこに感じられる創作者の原典への情熱やこだわりなども、私はモグモグしたい派です。なので御本のあとがきとか、普段のトークとかも大好きです。面倒臭いオタクですみません(>ω<)!

話は変わって、ハーデス十二宮編で、カノンがサガの代わりに双児宮を守っていた時、サガが戦闘後に凄い勢いで泣いてるじゃないですか。
あの事を知ってるのはシュラとカミュだけで、カノンは知らないですけど、蘇生後にふとしたことで知る機会があったらいいなって…
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カノンは酔っていた。多少やさぐれてもいた。
そうでなければ、後輩の前で愚痴じみた言葉など零すことはなかったろう。
「サガは女神や世界の平和がすべての優先事で、オレのことなど些末も気にかけぬ」
言ってしまってから、吐露を恥じるかのように、ウォッカで喉奥へ流し込む。
聖戦後、双子たちは共に双児宮で暮らすようになったものの、復旧の忙しさのなかで、すれ違いが続いている。
仲良く暮らせと言われても困るが、サガは贖罪のためか必要以上に仕事を背負い込み、宮に帰ってこない。
黄金聖闘士が帰宮できぬほど、聖域の状況が切迫しているわけではない。現にこうして、数名が集まって酒を酌み交わしているのだから。

愚痴を聞いたシュラとカミュは顔を見合わせた。
「いや、サガはどちらかといえば、兄弟思いではないか?」
とシュラが否定すれば、
「わたしもそう思う。聖戦のとき、双児宮を抜けたあとでサガの様子がおかしかったが、今思えば彼を迎え撃ったのは、あなただったのだろう?」
とカミュも追随する。
「なんのことだ」
酒を煽る手をとめカノンが聞くと、その場面を知る同士・シュラとカミュの会話が盛り上がり始めた。
「あの時のサガの涙っぷりは凄かったぞ」
「本当に。あの人は涙もろいところはあったが、それを差し引いてもだだ泣きであった」
「敵の監視を欺かねばならぬなか、あのサガが感情を抑えられぬほどの事情…気にはなったがサガにも追及を拒む雰囲気があったのでな…」
「そうなのだ。涙を滝のように流しながら走っていて、どこが『何でもない』のかと。あの場では言えぬことなのであろうと、わたしもそれ以上は問わなかったが」
「ただ、慙愧や悲しみの涙には見えなかった。あのような切迫したなかで、オレはそれが不思議だったのだが…」
ここでようやく聖剣と氷の聖闘士たちは、カノンの方を見る。
「「守護宮を守る弟に会えてよほど嬉しかったのだな」」

「………」

カノンは文字通り、ハトが豆鉄砲を食らったような顔で固まった。
(サガが?泣いた?オレのことで?)
説教ばかりされていた身からすると、とても想像のつかないサガの形容の数々である。
少年の頃はサガが何を言おうが、オレと同じ悪を心に秘めているくせに、偉そうなお題目ばかりならべるものだと流していたが…
(あの説教は本当にオレのことを案じてのものであったのか)
改めて過去を振り返ると、わが身の黒歴史も酒で流してしまいたくなる。

「………もう1回、その話を詳しく聞いていいか」

それはさておき、折角の機会だ。
己の知らぬ兄を肴にして呑み尽くしてしまおうと、カノンは体裁をかなぐり捨てて二人に頼んだ。

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その後も折に触れては「あの話もう1度聞かせろ」とシュラやカミュの処へ時々おしかける拙宅カノン。ブラコンですから…
同じようにサガがカノンの話を聞こうとするなら誰かな、それもカノンがサガについての言動をみせた相手じゃないとね…って考えたら、一輝じゃないですか!

…それ、一輝がカノンに鳳凰幻魔拳しかけたときですよね(・▽・;)

一輝「カノンに精神をずたずたにする技をかけたのだが、一番効果的に心を揺さぶる(※トラウマの優しい言い方)と思われる風景にサガが出てきたぞ」
サガ「その話をもっと詳しく聞かせてほしい」
一輝(何故この男は自分の弟がオレに攻撃された話を嬉しそうに聞くのだ)

でも何だかんだで一輝はサガに対して高評価かつ兄同士なので、サガがカノンについて色々語りだすと「ワカル」ってなって、言動に甘くなるという。
そんな兄弟こじらせ妄想!

今日もぱちぱち下さった皆様に御礼申し上げます!
気温の低くなってきた昨今の心のホッカイロです(>▽<)
あわわわ、御大サイトは事前の原稿チラ見させすぎじゃないですか?(>ω<)
http://kurumadapro.com/blog/
あ、公式によるバレとはいえ、以下は未掲載原稿のネタバレになりますのでご注意下さい。

エピソード0は巻頭カラー以外は白黒原稿なんですね。御大の白黒原稿は相変わらず美しい…でもって気合を入れてアイオロスやシュラを描いているのが判るの嬉しい…(>▽<)
しかして、オールフルカラーでないということは、この連載はどこでコミックス化されるのだろう。

1)白黒だけどND巻末におまけとして載せる
2)フルカラーに直してND巻末におまけとして載せる
3)チャンピオンREDのおまけ小冊子としてついてくる(ゴールデンエイジ方式)
4)何かのムックで一緒に載る(リングにかけろREAL方式)
5)単行本化しない

どのパターンでもどうせ本誌を保存版でとっておくのですけども!
チラ見せ原稿を拝見するかぎり、13年前の事件の際アイオロスは人馬宮を通って、例の遺書を壁に刻んでから逃走しているようなんですよね。今回の新作で逃走ルートが一部でも明らかになるというのは大きいと思います。
ゲームなどでは磨羯宮の外の闘技場横の崖から落ちているため、獅子宮を通れていないルートですが、黄金魂では獅子宮を通るだけでなくアイオリアと会話までしちゃって、それをシュラが見逃してあげてるじゃないですか。
こういう過去のエピソードの違いは、その後のシュラの人格形成や信念にも関わってくると思うんです。シュラの人物把握のためにも、アイオロスとシュラの復活後二次妄想のためにも、どんな会話をして13年後にシュラが「アイオロスを半殺しにした男よ!」とドヤ顔登場する流れになるのか、早く読みたくてそわそわしてます(>ω<)!
とりあえず、10歳にして顔にゴルゴ線のあるシュラが渋すぎて痺れます。

あと赤子のアテナの髪の毛がかなり短くて赤いのもポイントですね!NDで赤子にされた時と比べると、NDでの方がちょっと前髪が伸びてるので、アイオロスが連れて逃げたのは本当に降臨したての赤子という感じなのでしょうか。このあと栗毛色っぽく変わっていくのかな?

は~、発売日の19日は会社の忘年会兼送別会なんですが、宴会会場で変な笑顔になってる予感しかしない。

いきなり話は変わって、寝る前に通販本を拝読していたせいか、久々にラダカノ+サガの夢を見たんです。ラダマンティスとの交際を、家族であるサガにきちんと告げて紹介しようと思ってるカノンさんです。

カノン『しかし、サガは堅物で恋愛なんぞに縁のない男…同性との付き合いに理解があるとは思えん。しかも相手はかつての敵将であったワイバーンだ。どう切り出したものか』

まあ悩んでても仕方ないので、思い切って切り出すわけですよ。
ちなみに場所は聖域内なんですけど、さすがに十二宮に通すのはどうかという判断で、なんかゲストハウスっぽい場所でした。
カノンのカミングアウトに衝撃を受け、しばし固まるサガ兄さん。

サガ「まさか…悪を自認していたお前に、色恋の感情があろうとは」
カノン「そこからか!博愛恋愛音痴のお前に言われたくはないわ!」
ラダマンティス「カノンはこれで情が深いぞ、例えば夜の…」
カノン「わああああ!!!」
ラダマンティス「夜の食事をたまに作ってくれる」
サガ「これがノロケというものか。確かになかなかの攻撃力」
カノン「オレが1番ダメージでかいわ!」
サガ「しかし、お前が真面目に交際するというのであれば、反対する理由はない。この兄に打ち明けてくれたこと、嬉しく思う」
カノン(意外と大らかに受け止めてくれたぞ…)
サガ「その男が双児宮までは通れるよう、お前との交際を聖域内に回覧板で周知して、根回ししておこう」
カノン「頼むから何もしないでくれ!!!」

こんな聖域だったら平和でいいですね。

アイオロスとサガが弟達を驚かそうとして、エイプリルフールで「実はわたしたちは付き合っているのだ」と言い出してもいいな!って思ったんですけど、何かカノンは「サガはオレのだ!」って脳内で言い出すし、アイオリアは動揺しすぎて「サガ、お前が兄さんを誑かしたんだろう!そうでなければ聖闘士の鑑の我が兄が…いや、すまない、俺は兄さんが幸せであれば…」とか、やっぱり脳内で言い出すから、サガとアイオロスが『今さら嘘でしたと言えない雰囲気だな…』『ああ…』って笑顔のまま冷や汗たらたらする羽目に…これは最終的に兄弟同士でくっついてもいいですし、瓢箪から駒でアイオロスとサガがそのままくっつくパターンでもいいですし、誰ともくっつかないで爽やかに家族愛(ブラコン)を深めるパターンでもいい。
ただ、どのパターンでも、全員がちゃんと幸せになる流れでないと(>ω<)

通販本を拝読して、らぶらぶは良いなあと改めて思った次第です。本当にご本を作って下さる作者様方は拝むしかない。ありがとうございます(>人<)
今日もぱちぱち有難うございます!毎日の活力源です!
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