色は適当なLC双子。
以下ネタバレご注意下さい。
黒ぷーはデフテロスに対して「(世界に対して俺たち二人の存在を示そうという)お前の願いは利用しがいがあった」と言ってますが、実は何気にぜんぜん利用してないですよね。
これが二重人格だったり憑依系だったりした場合には、白ぷーに対して利用できたのかもしれませんが、いまのところそうは見えないですし。
本当に最初から弟を野望のために利用しようと目論んでいたのならば、もう少し弟が兄の野望に賛同するよう日頃から仕向けられていた筈だと思うんですよ。さりげなく聖域への疑問や不満が溜まるように吹き込むとか。
でも、デフテロスはとても素直にまっすぐに育ちました。アスプロスの変節に気づいた時、真っ先にお前らしくないから止めろと否定したのもデフテロスです。そんな弟を野望に利用するためには幻朧魔皇拳で操るしかない。
でもそれは「弟の願いを利用した」のとは違います。願いを餌にデフテロスがアスプロスの手先になってたわけでもないです。単に魔拳で操られただけ。
アスプロスはむしろ自分の野望とは遠いところに弟を置きたかった…のだったりしたら嬉しいなあ。自分は野望を捨てられないけれども、もしも来るべき時に弟が自分に刃向い倒すことが出来たなら、全てを譲ろうと考えていたりしてくれないかなというドリーム。
今週の黒ぷーは、敵を目の前にして、勝機がありながらそれを個人的な情などで自ら捨てるのは、聖闘士としてすべきではないと教えてくれているように見えてしまいます。
カミュ先生VS氷河の会話的に言うと
アス「フッ、あいかわらずブラコンの抜けんヤツよ。幻朧魔皇拳をかけてスターヒルから落してやってもまだぬけんとは…」
デフ「な、なぜ…貴様との約束は、何も持たない俺にとって、たったひとつの心の拠りどころでありやすらぎだったのだ!それをなぜ!」
アス「だまれ、死んだ人間にいつまでも情を残しているお前の唯一の惰弱な点をたちきってやったのだ。それが悔しいと思うのならかかってこいデフテロス」
デフ「くっ、いくら兄である貴様でも許せない、ギャラクシアンエクスプロージョン!」
パアン!
デフ「うっ、爆発を止めた!」
アス「甘いぞデフテロス、GEは俺がおまえに授けたもの。それにこの程度の半端な拳ではこの先通用しない。ならばいっそ兄である俺が引導を渡してやる!」
こうですね(・ω・)
とりあえずデフの回想の16年前から、アス反逆の2年前までの14年間は毎日イチャイチャ過ごしててください。デフはお兄さんの技だけでなく、お兄さん自体を不可侵の憧れをもって見守っていたに違いない。邁進できることへの兄への引け目が反発へ向かわないところが、本当にいい子なのだなあと思います。
今日はびっくりするほど物凄く沢山の拍手を頂きました(>ω<)(拙宅にしてはなのですが)10パチ一杯有難う御座いました!ドキドキしながらも元気UPです!