星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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飲み会ではお店からサービスで一品が出たのですが、これは何ですかと聞いたら「天麩羅らしきものです」という回答でした。食ってみたら中身は柿(干し柿にあらず)と羊羹を揚げたものでした。確かに天麩羅らしきものだな…

そんなわけで多少酔っ払いつつ今週のLC双子感想です。

今週の黒ぷーを見ていると「言動相変わらず酷いけど、もしかしてこれが黒ぷーのデレ状態?」というような気になってまいります。罵倒具合が優しい感じがするのです。冷静に考えるとマイナス気温の状態で常温の水に触れると温かく感じるようなものかもしれませんが
でもでも今回の黒ぷーは、なんだか弟を教え諭す成分が混じっていた気がする!あと今までよりはヘタレ度が少しだけ少なかった!というか、こういう方向のヘタレ悪役はいいのです。このニュアンスの差は、割合皆様にわかっていただける気がする。愛すべきヘタレと、ただ可哀相なだけのヘタレの差です。

というのも、黒火山大爆発の必殺技を放つ弟を見つめる1頁目の黒ぷーが、なんだかヒヨコの成長を見守る母鳥のような顔なんですよ。ちょっと余裕気味に。「お前の技とやらを見てやろうじゃないか」的な…同い年なんですけどね…
俺はもうただ俺だ!と放った新技に対して、凄まじいなと言いつつも「だが半端」と、その技の威力を取り込んだカウンターGEで返すアスプロス。
1つの星の噴火程度では、銀河を砕く彼に通じないようです(黒ぷー談)。

そのあと吹っ飛ばした弟の目の前で、小鳥が枝に止まるごとく倒れた柱に足を組んでちょんと座るアスプロスが美人可愛い(>▽<)先週のお姫様だっこに引続き、これはアスプロス受けでも全然イケルと思いました。むろん攻めでも似合いすぎます。なんというオールマイティー兄。

何故最大の奥義GEを使わないのか、それなしでは自分を倒せまいと尋ねる兄へ、デフテロスは絶対に撃たないと答えます。この技を今の貴様が放つのも虫唾が走るとも。

しかし、それを聞いたお兄さんは足を組んだ姿勢から座ったまま、倒れ伏すデフテロスの頭を、冷静に片足で踏んづけましたよ。Sだ!
踏みつけるアスプロスも似合う事ながら、踏まれてるデフテロスも似合いすぎます。なんだこの素敵双子。
お兄さんは続けて嘲ります。「昔の俺ならいいとでも?」「鍛えた自我も半端なようだな」「双子座の聖闘士としても!」
今週号は、『Sなお兄さんが、可愛い弟を苛め甲斐のある男に成長させようと目論むの巻』なんじゃないかと考えてしまいました。双子座の聖闘士としても半端という最後の台詞は、双子座の心得伝授フラグですよね?

「今の兄(オレ)も昔の兄(オレ)も同じ!お前の記憶の優しい兄は全て幻想だったのだよ」と伝え、弟の願いは利用しがいがあったと煽る兄。こんだけきっぱり言うということは、これも逆フラグですよね?
黒ぷーの言葉は、本当であって本当ではない…という感じがします。

半端でいても何も手に入らない、実現したいことになりふりかまう必要はない、俺なら悪と呼ばれる行いでも実行すると豪語する黒ぷーは格好いい!格好いいんですが、

いや兄さんだって実力はあるんだよ!ちょっと目標が高いだけで!

しかして神々すらあざむき殺したあとの先が何で教皇なの!?スケールダウンだろそれは(>◇<)そこは黒サガ同様「このわたしが地上の神となるのだ」じゃないのか!大体神を殺して教皇になるって、それは一体どういう役職なの!

そんな微妙なところがアスプロスらしくて大好きです(・ω・)

言いたい放題のお兄さんにデフが切れます。GEの構えをとるデフへ「模造品のお前に残ったものは結局真似事しかない」と言いはなつ黒ぷーはちょっぴり嬉しそう。
さっきから弟にトドメを刺さずに回復時間を与えているのは、やっぱり伝授モードだからですよね?
そんな兄へデフが叫びます。
「俺にとってこの技はな、聖闘士に…必死に双子座に上り詰めた兄だけの…不可侵の技だった!」

ブ、ブラコン治ってないー!Σ(゜◇゜)

ていうかこんなところで愛の告白か?どうでもいいけど、お兄さん一応双子座になるの必死だったんだ…そんなお兄さんに、デフテロスは影ながらの修行でフツーに追いついてたようですが。弟が2年間かけても、まだ過去の兄さんをキラキラさせたままだったかと思うと、凄くご馳走様です。

しかし敢えてGEで兄の影の貴様を撃つというデフ。ちょ、さっき絶対撃たないと言ったばかりじゃろ!アスミタのときといい、他人の言葉に簡単に流され過ぎ!
でも個人的にはそこがデフの良いところだと思います。他人の言葉を受け入れる素直さのある方が人間成長します。
それと、黒ぷーに「昔も今も俺は変わらない」と言われたというのに、あくまで黒ぷーは兄の影だと思っているようです。やっぱり夢見てる気が。でも夢は見続ければ信頼に変わるよ!

兄よ あんたのことを尊敬してた だがもう古い話だ

そんな内面の述懐とともにGEを放つデフテロス。今度こそ兄からの卒業ターンなのでしょうか。とりあえず次号予告によると、次の週はバケツが泣くようです。あと、ブラコンは正義なのでこのまま治さなくていいと思います。

以下かなり放言ですごめんなさい。我侭なので隠します。
アスプロスに対する気持ちのあれこれというのは、キャラの性格そのものよりも、キャラの造形と扱いという背景的な物に感じる複雑さなのではないかと思うのです。好みの悪役だから良いとか逆に嫌だとか、そういう表面的なことではないんですよね。双子として平等であるはずでありながら、片方だけの物語の添え物、片方を輝かせるための素材として提示されたら、それがたとえどんなに正義で格好よいキャラであったとしても、それは残念なわけです。

今までは影に甘んじたデフテロスの「対比として」酷い兄を強調する台詞ばかり続いてきましたが、今週はアスプロス自身を主軸とする暴言でした。同じ暴言でも前者は悲しいし、後者は全然OKむしろどんと来いなのです。「主人公的な弟に対抗させる位置に丁度いい兄」ではなく、デフテロスの物語同様、「アスプロス自身としての物語」を読みたいなあと思うのです。アスプロスが大好きなだけに、も少し彼も主軸にしてあげてー!と願ってしまうのです。勿論、助演が嫌という話でもないのです。助演は助演で大切な存在です。そうではないこのニュアンスをどう説明したものか…(>△<;)とりあえずアスぷー大好き!来週もこのまま今週の路線で行きますように!
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