心の中の善と悪を統合したサガは、普通に考えれば清濁併せ持った完成度の高い人間にバージョンアップしそうですが、そこで敢えてたまに統合に失敗して、トンでもない人格になればいいのにとか、駄目人間的な妄想をしてしまいます。主にギャグでですが。
白黒分かれているときは、行き過ぎた黒サガの暴走は白サガが止め、白サガの現実味のない善性は黒サガが指摘するのですが、統合してしまうと歯止めがない。
統合失敗した時には、白黒それぞれの価値観を互換性なく無理やり一緒にしているので、人格破綻者に仕上がったりすると美味しいな!価値観おかしいと801にも持ち込みやすいですし(それが目的か)
例えば慈愛と博愛が行き過ぎて、男女問わず誰の求愛にも応える統合サガとかね!それでいて黒サガの冷徹さも混じっているものだから、事後優しく切り捨てるのも容赦ない。「いつでもお相手しよう。しかしお前だけのものになるわけにはいかない。私は女神のものだから」みたいな。でもカリスマ性が高いので誰にも恨まれない。うわ最悪ハーレム野郎になりそう。
そんなサガの歯止め役になるのは、やっぱりアイオロスやカノンだと嬉しい。
「別にお前と寝ても構わないぞ?」と言うようなサガに対しては、逆に手を出さないのがアイオロスとカノンですよ。すいませんどうも本格的に風邪を引いたのでちょっと脳内にウイルスが。
以下行き過ぎた兄弟仲双子妄想。
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喉が痛い。
そう言って首筋に手を当てていたら、通りすがった童虎が飴をくれた。
「カノンよ、今年の風邪は喉を痛めるそうじゃ。体調管理を万全にせよ」
喉の炎症に効果がある漢方の飴だという。
肉体をいつでも最高の状態に保つのは戦士の義務であり、休めるときには休んでおくのも勤めのうちだ。
大人しく双児宮で休むことにしたオレは、ソファーでぼんやり寝転がりながら飴を舐めていた。寝台で休むほどには悪化しておらず、さりとて起きているほど健康でもないといった中途半端な時間が過ぎていく。
3つ目の飴を口に放り込んだときに、サガが帰ってきた。
「どうしたのだ?」
双子の兄であるサガは、すぐにオレの体調の不全を感じ取ったらしく、傍へ近寄ってくる。飴が口内にあるオレは、黙ったままひらりと手を振って、何でもないと主張した。
なのにサガはオレの意思を無視して顔を寄せ、口元でなにやらフンフンと匂いを嗅いでいる。
「変わった薬香のする飴だな…私にも味見をさせてくれないか」
それで童虎にもらった飴の袋を取ろうとしたら、サガは何を考えたのか強引にオレが今舐めている飴を取ろうとした。それも口移しに。
「!!!!!!」
びっくりして飴を飲み込んでしまったオレは悪くないと思う。
なのにサガは恨めしそうな目でオレを見た。
「ケチだな…飴の1個くらい味見させてくれても良かろう。何も返さぬわけではないのだから」
すると何か。味見したら返すつもりでいたのか。また口移しで。
オレはクッションでサガを殴り、黙ったまま横に置いてあった飴の袋をサガに突きつけた。
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2/3 10時頃 風邪をひきそうとのことで~様>お気遣いありがとうございます。どうやらひきそうではなく、ひいてしまったモヨウですが、風邪薬を飲んで妄想に励んでおります。こう、弱っているときのほうが一層ダメな妄想に至りやすい気がするのです(>▽<)夜中に書いたラブレターがこっぱずかしいものになりやすいのと同じで、風邪の時は理性が薄まるのか「このダメ人間が…」なサガ妄想が止まりません。車田先生のポスターも嬉しかったですが、連載がようやく明日発売のチャンピオンから再開されるのでそれも楽しみです(^^)嬉しいお言葉で元気を頂きました!
2/3 15時頃 るり様>喉に効くトローチ情報ありがとうございました!早速朝一番に近所で1番大きいドラックストアHACへ行き、風邪薬とお勧めいただいたトローチを探したのですが、お店の方に当店では取り扱っていないと言われてしまい(´・ω・`)ショボーンでした。「駆風解毒湯トローチ」という名前が格好いいですよね。せめて似た感じの名前の漢方トローチをと思い、「響声破笛丸」とかいう漢方ドロップを買いました。何だか両方とも必殺技の名前のようです。サガやカノンが喉を痛めたときに、童虎あたりに貰った漢方飴を二人で舐めていたら可愛いなと思い早速SSSで妄想発散いたしました。るりさんの暖かいお気遣いが心に染みます。心より感謝いたします!
ほかぱちぱち下さった皆様、ありがとうございました(ぺこ)
1パチごとに元気を頂いている気がいたします。大感謝です!