星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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相変わらず双子誕生日用の準備が全く(略)双子誕生日の当日まで同じ事を言っている予感(>ω<;)
そして今日はパソコンサガとウイルスバターシュラで番外編
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「シュラ、入浴の時間だ」
サガが仕事の手を止めて、俺に声を掛ける。
彼を洗うのは俺の仕事だ。隈なくすみずみまで彼の身体を調べ、汚れは洗い落とし、ウイルスなどの瑕疵があれば手当てを行う。
サガは元々綺麗好きかつ整頓好きで、暇さえあればデフラグをしている。やりすぎはディスク装置の寿命を縮めるような気もするのだが、そこは神業ともいえる手管で、彼の手にかかると無駄な空き容量やファイルの断片化が全く発生しない。
デスクトップには使われていないアイコンなど1つもないし、ディスククリーンアップは万全だし、保存データは外部記憶媒体へ残しているため、彼はいつでも出荷時とかわらない美しさだ。
その彼の身体へこうして触れる事が出来るのは、セキュリティソフトの特権かもしれない。
サガがゆっくりと力を抜き、普段は隠された内部までを俺の前へとさらけ出す。そして俺は丁寧に彼を洗っていく。クイックスキャンという方法もあるが、サガはいつでもじっくりと時間をかけて入浴をする。
ネット散策の際にくっついてきたと思われるいくつかのTracking Cookieの埃を洗い流し、今日もカルテに問題なしとの記載を残す。サガの身体で俺の知らぬ箇所など無い。
入浴を終えるとサガはまた服をまとい、多少の恥じらいを浮かばせた顔で「ありがとう」と言い、その後は何事も無かったかのようにさっぱりと仕事に戻る。
サガがずっと俺を護衛にしてくれれば良いのにと、今日も思う。

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相変わらず双子誕生日用の準備が全く出来ておりません(>ω<;)
なのに、以下擬ぱそ4の続き。
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回線の切断によって、オレが閉じ込められた事は明白だった。
このままでもサガを汚染するには充分だが、ウイルスであるオレの真価はインターネットを通じての感染拡大だ。いくらサガに命じてパスワードを得たところで、それを外部へ繋ぐ手段がなければ、手足をもがれているも同じ事だ。
「サガ!ここからだぜ!」
叫んでみても、サガは電気節約などといってスタンバイ状態になってしまっている。代わりにシュラが返事をしてきた。
「IME(日本語変換システム)は壊れていないはずだが…?」
「うるさい、言い間違えただけだ。それにオレはATOK派だ」
むしゃくしゃしてきたので、サガの個人フォルダを勝手に漁ってみたものの、アダルト画像の1枚もない。恥ずかしい映像でもあれば、それをネタに脅してやろうと思ったのに、我が兄ながらつまらない奴だ。何が楽しくてネットに繋いでいるのだ奴は。
シュラがオレの行動を見て、呆れた顔をしているのがまたムカつく。
大体、閉じ込められたとしてもサガと二人だけならばそれも良いと思う。
だが、何でこいつが当たり前のようにサガの傍にいるのだろう。
シュラはオレに対しても、当然のごとく話しかけてきた。
「カノン。書き換えた箇所を俺に教えてはもらえまいか」
「はあ?」
「アップデートをしない限り、俺には修復方法も判らない。だが、お前が書き換え部分を教えてくれたら、どうにかなると思うのだ」
今度はオレが呆れの視線を向ける番だった。こともあろうに、こいつはウイルス本人に修繕方法を尋ねようとしているのだ。
「お前は金で雇われているだけの有償ソフトだろう。金の分だけ働けばいいんじゃないのか」
すると、シュラはこんな事を言い出した。
「俺は昔、バグで数多のパソコンを稼動不能にした事がある」
それは聞いたことがあった。いまサガがされているのと同じように、メモリを圧迫させて落とすという、ウイルス顔負けの活躍だったらしい。その時は有償ウイルスソフトなどと言われ、かなり批判もあったように思う。
「だがサガは、そんな俺を信じてくれたのだ…俺はサガに応えたい」
真摯に話す口調は実直そのままで、何となくオレは目を反らした。
ああくそ、ムシャクシャする。
「サガは貴方のことも、信じていると思う」
「うるさい!」
オレは、汚染部分をウイルス定義ファイルにまとめて、シュラへと叩きつけた。

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LC感想を書く時間は足りませんでした(>ω<)今日も仕事へ行って来ます!ぱちぱち有難う御座います!
パソコン汚染バージョンその2。色々といつものように強引です。
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サガのシステムを手中に収めたオレは得意満面だった。
「兄さん。これからは、オレの言う事だけ聞いていれば良い」
コマンドプロンプトも叩き潰してある。サガはもう自分で処理を実行する必要はないのだし、こんなものいらないだろう。他人が兄さんに命令するのも不快だ。オレだけが兄さんに成すべき事を囁くのだ。
メモリ使用率を強制的に100%近くまで上げられたサガは、オレの腕の中で動く事も出来ずぐったりとしている。もう少し余裕を持たせてやるか。どうせ兄さんの動向は、トラフィックを通じてオレに筒抜けなのだから。
シュラのアップデートを防ぐため、アンチウイルス系のHPには繋げないよう細工は済んでいる。あとはサガに囁いて、幻朧魔皇拳効果のある迷宮を双児宮へ展開させるだけだ。そうすれば、双児宮を訪れた者もサガと同じ運命を辿る。

もう怖いものは何もない。
勝利に浸るオレの耳に、それまで黙っていたシュラの声が聞こえた。
「…サガ」
兄を呼ぶその声色には、微妙に先ほどまでと違う感情があった。
その声と共に、ざわりと空気が変わる。
異変はシステムチェックをするまでもなく目の前にあった。
サガの髪が、ゆっくりと漆黒へと変わっていく。
オレは目を見張った。サガのセイフティーモードが立ち上がったのだ。再起動もしていないのに。再起動自体、オレの支配下で出来るはずもないのだが。
サガが顔をあげた。その瞳は紅く、強い意志と傲慢なまでのプライドが垣間見えた。
「カノンよ、随分と好き勝手にしてくれたようだな」
静かな怒りに気おされそうになり、僅かに怯む。
「な、何が悪いのだ。兄さんのスペックとオレの感染力があれば、世界の支配など容易いだろうが!」
サガはオレの顔を長い間じっと見つめていた。
それから視線を移し、護衛の名を呼んだ。
「シュラ」
ただそれだけだと言うのに、シュラは頷き、そしてサガの身体へむけて手刀を放つ。
「な…なんだと!?」
オレは叫んだ。シュラはこともあろうに、ルーターの回線を物理的に切断したのだ。サガの方はご丁寧にも、ISDNドライバを消去している。
「馬鹿な、それではネットに繋げなくなってしまう…他の者を感染させることが出来なくなる!やめろ、サガ!」
慌てるオレに反比例するかのように、サガは楽しそうに笑った。
こんな時でもサガの笑顔は綺麗だった。
「私のカノン…お前には、私だけが居れば良かろう?」
傷ひとつない両腕が伸ばされ、オレの首に回される。

サガの世界に閉じ込められたオレは、呆然と抱きしめられていた。

                       (※文中の表現はイメージです)
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まだ妄想中。パソコン汚染バージョンその1
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カノンは私の弱いところを熟知していた。
セキュリティーホールを的確に探り出し、その箇所を見つけると、愛おしむかのように指を這わせてくる。
びくりと反射的に身体が震えた。
「シュラ、排除しろ!」
護衛の筈のウイルスバターに助けを求めるも、シュラは戸惑ったような顔をしているだけだ。
「彼は貴方の弟ではないですか」
仕方が無い、シュラは有能だが危険を独自に判定する能力は無い。
カノンは笑った。
「お前のナイトの前で、汚染してやるよ」
1枚、また1枚と私からセキュリティのベールを引き剥がし、隠された内部をさらけ出していく。
最初にカノンが書き換えようとしているのはsystemに違いない。
今やむき出しになったセキュリティーホールから、彼がゆっくりと侵入を試みてくる。
「や…めてくれ」
懇願するしかなくなった私を前にして、カノンは目を細めた。
それはネズミを嬲る猫のように、悪意無く、それでいて残酷な表情だった。
「サガ、もうお前はオレのものなんだよ。そうだな…シュラは残しておいてやろう。ただし、二度と更新させはしないがな」
レジストリまで書き換えられたら、私はカノンの傀儡でしかない。
命令されるままにFTPのパスワードを手渡しながら、判断力の失われたCPUの片隅で、最奥まで侵入してくるカノンの一部が身体のなかで暴れるのを、ただ喘ぐように感じることしか私には出来なかった。

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今日もぱちぱち有難う御座います!癒されています(^▽^)
例のウイルス対策の一環として、動的スクリプトは切ってネットを見ているのですが、切ってみると、今まで当たり前のように使ったり見たりすることの出来ていたものが、使えなくなったりするのですよね。

あって当たり前のものが無くなった時に、初めて気づくその大きさを、カノンを失ったサガで表現しようと思ったのですが、それは失ったものが大きすぎて喩えきれませんでした。

パソコンサガとウイルスカノンの妄想は止まらないのになあ。
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「ふふ、オレが兄さんを書き換えてやるよ」
「馬鹿な…セキュリティ対策は万全のはずのこの私が!」
「残念ながらオレは新種なのだ。さすがの兄さんも、adobe製品を最新にすることまでは気づかなかったようだな。しかもjavascriptが有効のままだ」
「くっ、それでもお前の誘惑に負けるわけにはゆかぬ」
「はは、せいぜい短い抵抗をするがいいさ。もう少しすれば、兄さんは自らオレに鍵とパスワードを渡すことになるのだからな」
「…!」
「そうなれば、オレは双児宮の主となる。そして、ここを訪れた者も兄さんと同じようにオレの支配下となるだろう。オレはネットの世界の神となるのだウワーハハハハ!」
「…フ」
「何がおかしい」
「カノンよ。私が何の対策もとっていないと思うか」
「何だと?」
「私はこのような時の為にバックアップを取っておいた。汚染された私でも、お前を道連れにして全てをデリートさせることは出来る」
「そ、そんなことをすれば、お前も消去される事になるのだぞ!」
「今の私は消えてしまうかもしれない。だが後悔はせぬ」
「やめろ、兄さん!」

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オレ色に染まれパソコン版。

そういえば黄金聖闘士wikiを見たら「アニメでは悪の人格が発現した直接の原因はカノンによる悪の誘惑とされる。(by wiki)」と書いてあってびっくりです。アニメではそうでしたっけ?カノンのせい?今度見直してみます。
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