星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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相変わらず忍者ブログのお絵かきツールの使えなさったら…!
ロス誕茶の方は間に合わなくてしょんぼりでしたが、別茶には参加させて頂き、皆様の絵の可愛らしさと色気に感動しておりました。
早朝1時間位しか参加出来ませんでしたが、色々な方とお話出来て楽しかったです…!うサガ!にんじん!毛!

そしてアイオロス誕生日おめでとう!アイオロスはホント格好いい理想の聖闘士ですよ!サガといつまでもライバルとして競い合って欲しいココロ。うう、今日も仕事があるのが悔しすぎる。
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TEXT-Mainの「寂しくても死なない」のオマケPart2。うさ耳注意。

「どういう事か説明してもらおうか」
サガがアイオロスに静かに問いかけた。語調は静かだが背後に沸き立つ小宇宙には深い怒りが見て取れる。慈悲深い神のような男も、今のアイオロスに対しては遠慮が無い。実際には過去の負い目もあり、何か対立するような場面があったときには無条件でアイオロスに折れるつもりでいるサガなのだが、それは真面目な用件に限る。
「いや、その、前回俺だけ見れなかったから…アイオリアには見せておいてずるいじゃないか」
「教皇宮へ上がる途中に獅子宮があっただけだ。そもそも何がずるいのだ。そんな理由で女神にこのようなくだらぬ事を頼み込むなど、教皇候補のすることか!」
「くだらなくないぞ!俺だってサガのうさ耳姿を見たかったんだ!」
子供のケンカと変わらない口論の原因は、サガに頭に揺れる兎耳。
アイオロスは誕生祝いの贈り物として、女神へ「うさ耳のついたサガ」を頼んだのだ。
「メイド服姿を頼む事だって出来たのを我慢したんだぞ!」
「馬鹿かお前は!!!」
怒鳴るサガは怒りのためか黒サガ成分がかなりまじり、統合サガ化してきている。
「お前がそのつもりならば、このサガも女神に謹上再拝奉る!お前の頭にもうさ耳をつけるようにな!」
「俺は構わないよ。その代わり君の耳を存分に触らせてくれる?」
「何だと!?」

そんなわけでアイオロスの誕生を祝いに人馬宮へ訪れた雑兵や聖闘士一同は、そこでうさ耳を揺らしている身長190センチ近い男二人を見る羽目になり(しかも片方は不機嫌に物凄い威圧感を放っており、本日の主役は耳を絡ませる勢いでサガへ顔を近づけている)例外なく遠い目で帰る羽目になったのだった。

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前回のうさ耳話から丁度1年ぶりくらいでした。
黒サガに変わるときは耳の先から黒くなるのです多分。

今日も朝からしょーもない妄想。
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サガは情の深い男ですが、愛情の発露の仕方がちょっぴり歪んでいるので、受け止める側は結構大変です。
そんな事を知らないタナトスが「双子座の聖闘士を忠誠心ごと俺に貸せ」などと女神に図々しく言い出しました。
そんな事を言われても女神は余裕です。タナトスではサガを扱えないことをよーく判っているからです。内心では『顔を洗って出直していらっしゃい』と思いつつも、それを正直に言うと角が立つので一応やんわりと諌めます。
「誰を選ぶのかは彼らが決めることですよ」
勿論そんな忠告を聞くようなタナトスではありません。
「人間に自由意志などあるものか。貴女に向いていた意識のベクトルを俺に向ければいいだけだろう」
と言って勝手にサガへ意識操作を施し、連れ帰ってしまいました。
周囲で見ていた黄金聖闘士たちは大慌ててです。すぐ彼を取り戻すよう女神に進言しましたが、女神は何故か
「2~3日様子を見ましょうか」
とのんびりしているのです。それだけでなく、教皇シオンや一番怒りそうなアイオロスまで
「そうですな」
「夕方には送り返されてくるんじゃないですかね」
などと呑気な事を言っています。
全然納得のいかない黄金聖闘士たちでしたが、女神と教皇と教皇候補が揃ってそう言うのでは仕方がありません。何か目算があるのだろうとしぶしぶ引き下がりました。
ところが本当に、夕方にはタナトスがサガを連れて戻ってきたのです。
「アテナ、お前のところの双子座はどういう性格をしているのだ!」
「あら、おかえりなさいタナトス」
女神の挨拶と同時に、アイオロスが来客用のお茶請けセットを持ってこさせました。予測されていただけあって準備万端です。

「隙を見れば俺を神殺しの短剣で刺そうとするわ、悪態をつくわ、今までの方が余程従順であったぞ」
「それは彼に愛されている証拠ですわ。良かったですね」
ニッコリと微笑む女神の顔には『いい気味です』の文字が浮かんで見えました。
「とにかく、あのような面倒な玩具はいらん!」
「では元通りにして返してください」
そんなわけで聖闘士レンタルは半日で終了したのでした。

「勿体無い事を言うなあ。サガはじゃれているだけなのに」
手を付けられることなく余った茶菓子をつまみ、アイオロスが不満げに呟いています。
「そうよね。認めた相手だからこそ試そうとするのよね、サガは」
女神も頷いています。
「あの試練を乗り越えると本当の信頼を得られるのじゃが…しかし、確かに物騒ではある」
実際に殺されたことのあるシオンは、少しだけタナトスの肩を持ちました。

傍で聞いていたほかの黄金聖闘士たちは、やはり今ひとつ納得できず
(サガより貴方達のほうが物騒なのでは?)
そんな感想を持っていたのでした。

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もーSSですらない感じ…

珊瑚と薔薇は短い話なのに、書き直していたら時間が掛かったのでまた今度に(汗)

死人の蘇りというとゾンビという手がありますが、サガとかがゾンビだったら可愛いなあ。バタリアン大好きです。怨念とかもないですし。グロくなければゾンビは美味しいと思うココロ。
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兄さんがチラリとこちらを見て、オレと目が合うと慌てて視線を逸らした。
そして自分を恥じるように拳を握り締めている。
隠そうとしても、オレにはサガが何を感じているのか手に取るようにわかる。
サガは飢えているのだ。オレを食べたくて仕方がないのだ。
オレの肉を食み、脳髄を啜り、吸い尽くしたくてたまらないのだ。
サガは飛びぬけて意思の力が強いので、そんな本能を必死に抑えている。
死人である兄さんを勝手に冥界から連れ出してみたものの、そんなに簡単に生死の境を反故にすることは出来なくて、地上についてみたらサガはゾンビと呼ばれる存在になっていた。
見た目は変わらないので、オレは気にしない。
サガになら食われてもいいと思う。いやむしろ積極的に食われたい。
サガがオレの肉を咀嚼して内臓へ顔を突っ込むのを想像すると、それだけで至福を感じる。
しかし、それを許したらオレもゾンビとなってしまう。
サガは別の生者を求め、オレもサガ以外の人間を襲おうとするだろう。
そんなのはごめんだ。サガはオレだけを見て、それを恥じていればいいのだ。
だから、食われてやるわけにはいかない。
「サガ、味見だけならいいんだぜ?」
そう言ってやると、サガはそろりとオレに手を伸ばし、すまなそうに舌を頬へと這わせる。味わうようにゆっくりと。
このままでもいいんじゃないかとオレは思う。

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時間が無いので短くなった!こういうゾンビネタも大好きですよ!
今日も仕事に行ってきます!

LC的ネタありアフロと双子座
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ここのSSは後半部追加の上TEXT頁へ移動しました(2008/11/19)
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カノンに憑依するタナトスだって美味しいと思うんですよ。
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「お前の知らぬサガの顔を、見せてやろう」
口角をゆるりと歪めてタナトスが哂った。
カノンは黙ったまま唇を噛みしめる。ふざけるなと一喝して席を蹴ればいいだけなのに、それが出来ない。
「双子座の片割れよ、お前の魂と身体を俺に貸せ」
そうすれば、サガは決して我らを拒めまいとタナトスは言う。
「この俺に…神に対してすら抗うあの男の精神を、崩してみたい。お前も本当はそう思うだろう?」

カノンは海皇・アテナというオリンポス十二神のうちニ神の守護を受けている上、双子座の不死ポルックスの宿星を持つという類まれなる人間だった。それゆえ本来は死の神が付け入る隙はない。
しかし、タナトスはカノンの唯一とも言える弱点を理解していた。

「お前にはサガを変える力がある。そして俺には自殺者の魂を縛る力がある」
タナトスはカノンに対して手を差し伸べた。
「お前の身体と心を使い、望むとおりにサガを手に入れてやる。悪い契約ではないと思うが」

カノンはじっとその手を見つめた。
答えはもう決まっているような気がした。

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カノンとタナトスが合体したら、ホントにサガは拒めない予感。

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