星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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パラ銀には行けないけれど準備万端!(購入希望本一覧をひとさまにお渡ししたという他力本願さで。しかも物凄く大量にお願い致しました…)。通販分の事前取り置きのお願いもしたし、先行通販のお願いもしたので完璧のはず!あとは皆様がイベントで楽しんで来られる事を職場からお祈り申し上げております。

そんなわけで、今日も性懲りも無くタナサガ前提の双子話
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無遠慮に眺めるオレの視線に気づいたサガは、居心地悪そうに振り向いた。
「カノン、何か用か。それとも、わたしの格好にどこか妙なところでも」
そう言いながら己の衣服の確認をしている。復興作業をこなして帰宅したばかりであるため、気づかぬうちに作業着にほつれ破れの一つも出来ているかもしれないと思ったのだろう。
オレが見ていたのは、当然そんな理由ではない。
「いや、励みすぎて足腰立たなくなったお前は、さぞかし色気があるのだろうなと思って」
「…作業程度で動けなくなるような鍛え方はしていない」
殴られる覚悟で直接的に伝えても、この兄には通じない。全く別方面で受け止めて、逆にムっとしている。
今のはイヤミだ。
冥界へ下りた折に、偶然タナトスと顔を合わせてしまい(まあハーデスの居城へ書状を届けたのだから、会う確率は高かったが)、無視してやりすごそうとしたというのに、奴は散々サガについて惚気やがったのだ。
いや、惚気というのは正確ではない。オレが嫌がると知っていて、連綿と事後のサガの色気を褒め称えるというのは、明らかに嫌がらせだ。その時にいわゆる『足腰の立たない』兄の話が出たというわけだ。
あの時GEを繰り出さなかったのは、海界側代表として訪れていたからだ。聖域側の使者であったなら、外面なんぞ気にせず実行していたと思う。
オレは溜息を付きつつ、吐き捨てた。
「そういうのではない」
「どういうものだというのだ…まさか」
気づいたのか、サガがようやく顔を赤らめる。
「お前は性格が悪いぞ。同じ顔のわたしのそんな姿を思い浮かべて楽しいか」
「別に楽しくは無いが、性格が悪いとは随分言ってくれる」
「性格でなければ、趣味が悪い」
赤くなりながらも言い返すサガだが、そんな事を言われたオレとて納得いかない。趣味が悪いのはあのような二流神を相手にしているサガの方だろう。
「お前に言われたくは無い、サガ」
だが、サガも引かなかった。
「わたしは兄弟のぎっくり腰姿を想像して色気云々などと言わない」
「……」
「そもそもまだわたしは28歳だ。ぎっくり腰の心配はシオン様くらいになってからだろう」
あのシオン相手にぎっくり腰の心配をするのもどうかと思うが、オレはとりあえず断言した。

「その発想はおかしい」

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ぱちぱち下さった皆様ありがとうございます!返信は仕事から戻ったら書かせてください(^^)凄く元気と萌を頂きました!
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