星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
あの人のことをどう思っているかですって?そりゃもう最悪です。
神をたばかり、海闘士たちを騙し、あれだけの災厄を引き起こした男ですからね。しかも、理由が私欲のためだなんて、眩暈がするほど勝手でしょう。大勢の人が死ぬというのに、そんな理由だったんですから。
私たちとて人類の粛清が恐ろしくなかったわけじゃない。それでも、神のおぼしめしと思うからこそ、地上に楽園が訪れると信じて戦えたんです。
はかりごとが明るみに出たとき、フェニックスは「戦う価値もない」って言ってましたけど、私も同感でしたね。殺すほどの価値もありませんでした。
それがまさか生き延びて、アテナとともに聖戦に参加するとは。更におめおめと海将軍に返り咲くとは。あまつさえ、その兄まで押しかけて来るようになるとはね。
あ、最後の厭味は通じたんですか。良かった、聞き流されたらどうしようかと思いました。まあ海皇がお許しになっていることですから、私たちがどうこう言える立場でもないですが、貴方とて聖域では大罪人なのでしょう。大丈夫なんですか、海界なんぞへ頻繁に足を運んで。また何ぞ目論んでいるのかと疑われるのではないですか?
は?心配ありがとう?違いますよ、呆れてるだけです!
だいたいあの人、貴方が生きていたら地上を海に沈めようとまでは思わなかったですよね。いや、本当に。何で貴方がそこで不思議そうな顔をするんですか。
私たちにはそこまで心にかかる相手はいませんでした。友人も家族も祖国も、理想の歯止めにはならなかった。全てが清められるなら、大いなる犠牲は仕方ないと思っていました。
え?ジュリアン様?ポセイドン様ではなく?
ああ…なるほど。貴方の言うとおりですよ。今なら、ジュリアン様が地上にいるとなれば、大洪水の実行に躊躇します。
生きていくうちに、大切な存在というのは生まれもすれば、消えもする。ある時点で大切な相手がいないからといって、地上に価値はないと沈めていいわけなかった。そんなことも私たちは判っていなかった。勝手なのは私もだったんです。
ジュリアン様と水害のあった地域の慰問にまわるうちに、そんな風に思うようになりました。
被災地をまわってみると判りますが、みな大切な者の死を誰かのせいにすることが出来ないんです。『災害』ですから。巡りあわせが悪かった…そう思うしかない。
本当は私たちがやったのです、と何度その場で土下座したくなったことか。
ええ、判っています。そんなことをわざわざ告げて、辛くとも乗り越えようとしている人々の心に、憎しみの種を撒くことなんて出来るわけないですよね。
謝罪すら許されないことが、罰なのだとそのとき感じました。
罰といっても、神罰じゃありません。ポセイドン様は配下の海将軍を罰しはしません。外部からのものではなく、もっとなにか…上手くいえませんけれど、この罰がこころになければ、私は人ではなくなってしまう。そういう罰です。
え、貴方もそう思う?別に同意が欲しかったわけではないのですが…ありがとうございます。
それで、謝罪の許されなかったわたしはフルートを吹きました。このときのために自分は音楽を学んでいたのだと思いました。もし音楽がなかったら、身のうちに吹き荒れる地獄をどうにも出来ず、私は押し潰されるしかなかった。人々を癒す音色で、私も救われたのです。
いや、私のことはどうでもいいんです。こんなこと話すつもりは無かったのに、どうも貴方の前だと調子が狂いますね。
ですから、まあ…あの人のことは、そりゃあ腹は立ちますし、絶対に許してはならないことだとは思っていますけれど、憎いのとは違うんです。
被害者の人たちが誰も憎めないのに、加害者側のひとりである私があの人を憎んでいいわけないでしょう。そういう棚上げはしたくありません。
それに、あの人を見ていると、人は変われるものなんだなと、人間に希望を持てる気がして。例え地上に汚れきった人間しかいなくなってしまっても、きっとそのままに終わりはしないと思えるんです。
ですから、もしもこれから先、私が生きている間にまた海皇様が粛清をお考えになったときには、浄化は必要ございませんと言上するつもりでいます。
あの、何で貴方が頭を下げるんですか。これは私の決めたことで、貴方にも貴方の弟にも関係のないことですから。
あの人と同じ顔でそんな風に微笑まれても、違和感あるだけですから、サガ!
そういえばΩの新オープニングで新黄金聖闘士たちらしき人たちも出ていましたよね。あ、以下ネタバレといいますか予想といいますか、本編ではまだ出てないけどOPにいるキャラの話題ですご注意下さい(汗)
聖衣が双子座っぽいあのキャラは女性…ですよね?黄金聖闘士初の女性キャラが双子座だったら嬉しいな!
双子座コラボSS書くとき、彼女だけブラコン集団のなかに突っ込むの可哀想ですけど、双子座だから双子姉妹でシスコンかもしれないし!双子座だから二重人格かもしれないし!
まあ、営業的なことを考えれば、折角の女性枠ですから、ネタキャラな二重人格にするよりもシスコン双子姉妹にしますよね。というか私ならそうする。でもただの性格正反対の双子姉妹ではありきたりですからね…どんなキャラ付けをするべきか。とりあえず双子座ならアレですか。
=============================
カノン「へえ、黄金聖闘士に女がねえ。時代は変わったものだな」
サガ「いや、この聖域では昔から力が全てだ。セブンセンシズに至る能力と守護星の導きさえあれば、性別など問わない。滅多にあることではなかったようだが」
カノン「それもそうか。しかし、本当にアレは女なのか?こういう疑問は失礼かもしれないが、女なら気になる点が…」
サガ「彼女が双子座の後継者だというのならば、わたしも気になる点がある」
カノン「やはりお前も気になるか」
サガ「ああ、彼女の聖衣の下は全裸だろうかと」
ゴッ
カノン「違うからそれ他の奴の前で言うな。絶対に言うな」
サガ「殴ることはなかろう!わたしは真面目に、」
カノン「よけい性質悪いわ!オレが気になったのは仮面の掟だ!」
=============================
ここまで書いて男だったらどうしようと思いかけましたけど、男の場合でもきっとみんな同じ疑問持つと思うから一緒でした。男のサガでも、双子座聖衣着用時のあの絶対領域の威力は凄まじいのに、女でパンツ履いてなくてあの聖衣だったら破壊力凄まじいはずです。
あ、そういえば御大の仕事場に、以前やっていた等身大黄金聖衣作成企画で完成したジェミニ聖衣が運び込まれたモヨウ!(by公式サイト)あの等身大聖衣大好きなんですよ(>▽<)作ったやつどうするんだろうって行先を心配していたのですが、御大の仕事場なら問題なし!よかったー!
聖衣が双子座っぽいあのキャラは女性…ですよね?黄金聖闘士初の女性キャラが双子座だったら嬉しいな!
双子座コラボSS書くとき、彼女だけブラコン集団のなかに突っ込むの可哀想ですけど、双子座だから双子姉妹でシスコンかもしれないし!双子座だから二重人格かもしれないし!
まあ、営業的なことを考えれば、折角の女性枠ですから、ネタキャラな二重人格にするよりもシスコン双子姉妹にしますよね。というか私ならそうする。でもただの性格正反対の双子姉妹ではありきたりですからね…どんなキャラ付けをするべきか。とりあえず双子座ならアレですか。
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カノン「へえ、黄金聖闘士に女がねえ。時代は変わったものだな」
サガ「いや、この聖域では昔から力が全てだ。セブンセンシズに至る能力と守護星の導きさえあれば、性別など問わない。滅多にあることではなかったようだが」
カノン「それもそうか。しかし、本当にアレは女なのか?こういう疑問は失礼かもしれないが、女なら気になる点が…」
サガ「彼女が双子座の後継者だというのならば、わたしも気になる点がある」
カノン「やはりお前も気になるか」
サガ「ああ、彼女の聖衣の下は全裸だろうかと」
ゴッ
カノン「違うからそれ他の奴の前で言うな。絶対に言うな」
サガ「殴ることはなかろう!わたしは真面目に、」
カノン「よけい性質悪いわ!オレが気になったのは仮面の掟だ!」
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ここまで書いて男だったらどうしようと思いかけましたけど、男の場合でもきっとみんな同じ疑問持つと思うから一緒でした。男のサガでも、双子座聖衣着用時のあの絶対領域の威力は凄まじいのに、女でパンツ履いてなくてあの聖衣だったら破壊力凄まじいはずです。
あ、そういえば御大の仕事場に、以前やっていた等身大黄金聖衣作成企画で完成したジェミニ聖衣が運び込まれたモヨウ!(by公式サイト)あの等身大聖衣大好きなんですよ(>▽<)作ったやつどうするんだろうって行先を心配していたのですが、御大の仕事場なら問題なし!よかったー!
先日、やっぱり自宅に金木犀のあるご近所さんの車が、雨の夜の間に散った金木犀の花で凄いことになってました。全部張り付いてる…!しかして、子供の頃にみた、炎天下の田んぼの脇に留めてあった車に飛びついたミニかえる達が、全部車の熱で即席かえる焼きになって張り付いてた奴より掃除は楽そうだと思いました(>ω<;)
それはさておきいつものロスサガ。
=============================
金木犀のふわりと甘い香りにとろけるようにして、サガの小宇宙がひそやかに漂っている。
最初は満開の花に惹かれてやってきたアイオロスだったが、そのことに気づいたあとは友の小宇宙を辿った。
茂みの奥を覗き込むと、樹を背にして腰を下ろしている本人と目が合う。
「ごめん、起こしてしまったね」
「…なぜ、眠っていたと?」
一瞬の間のあと、サガが怪訝そうに問い返す。
「だって、ほら。君の身体中に、花が散っている」
そう答えると、サガは己の身体を見回し、その通りであることに気づいて、バツの悪そうな顔をした。
サガは他人の前で眠らない。そしてその事を周囲にさとらせないようにしている。アイオロスも聖戦後に気づいたひとりであった。
寝ているときに髪の色が変わるとまずいからみたいですよ…と教えてくれたのはシュラだ。なら、もう隠す必要はないんじゃないかなあとアイオロスなどは思うのだが、そう単純にすむ話でもないらしい。
「隣、いいかな?」
まっすぐに見詰め返してくるサガの無言を肯定と受け止め、アイオロスは横に腰を下ろした。肩が触れ合わぬよう、計算してわずかに空間をあける。
息を深く吸い込むと、空気まで甘かった。
リラックスするとともに、アイオロスの小宇宙ものびやかに空間へ広がっていく。金木犀の香りのなかに、サガの小宇宙とアイオロスの小宇宙が交じり合う。
サガは黙ったまま、空を見上げている。
髪に幾つもこぼれ落ちていた金木犀の花をアイオロスが指先で払うと、入れ違いにまたサガの頭へ金色の小さな花が降って来た。
「きりが無いな」
諦めて指を引いたら、初めてサガが笑った。
(こんな風にも笑う男だったのだなあ)
抱きしめたい衝動を押し殺して、アイオロスはサガと共に空を見上げた。
=============================
今日もぱちぱちありがとうございます!すすす、すみません朝の時間配分を間違えてコメント返信を書く時間が(>△<)仕事から帰りましたら書かせてください。また書く書く詐欺に…(ぺこぺこ)
それはさておきいつものロスサガ。
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金木犀のふわりと甘い香りにとろけるようにして、サガの小宇宙がひそやかに漂っている。
最初は満開の花に惹かれてやってきたアイオロスだったが、そのことに気づいたあとは友の小宇宙を辿った。
茂みの奥を覗き込むと、樹を背にして腰を下ろしている本人と目が合う。
「ごめん、起こしてしまったね」
「…なぜ、眠っていたと?」
一瞬の間のあと、サガが怪訝そうに問い返す。
「だって、ほら。君の身体中に、花が散っている」
そう答えると、サガは己の身体を見回し、その通りであることに気づいて、バツの悪そうな顔をした。
サガは他人の前で眠らない。そしてその事を周囲にさとらせないようにしている。アイオロスも聖戦後に気づいたひとりであった。
寝ているときに髪の色が変わるとまずいからみたいですよ…と教えてくれたのはシュラだ。なら、もう隠す必要はないんじゃないかなあとアイオロスなどは思うのだが、そう単純にすむ話でもないらしい。
「隣、いいかな?」
まっすぐに見詰め返してくるサガの無言を肯定と受け止め、アイオロスは横に腰を下ろした。肩が触れ合わぬよう、計算してわずかに空間をあける。
息を深く吸い込むと、空気まで甘かった。
リラックスするとともに、アイオロスの小宇宙ものびやかに空間へ広がっていく。金木犀の香りのなかに、サガの小宇宙とアイオロスの小宇宙が交じり合う。
サガは黙ったまま、空を見上げている。
髪に幾つもこぼれ落ちていた金木犀の花をアイオロスが指先で払うと、入れ違いにまたサガの頭へ金色の小さな花が降って来た。
「きりが無いな」
諦めて指を引いたら、初めてサガが笑った。
(こんな風にも笑う男だったのだなあ)
抱きしめたい衝動を押し殺して、アイオロスはサガと共に空を見上げた。
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今日もぱちぱちありがとうございます!すすす、すみません朝の時間配分を間違えてコメント返信を書く時間が(>△<)仕事から帰りましたら書かせてください。また書く書く詐欺に…(ぺこぺこ)
部屋の目の前でもりもり咲いている金木犀。この花と沈丁花が生えている家は、遠くからでも香りですぐわかりますよね。
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カノンが海界へ仕事へ出かけるのに朝の準備をしていると、サガが花を抱えて入ってきた。
「アフロディーテが来たのか」
「ああ、朝一番で届けてくれたのだ」
魚座の守護者はよくサガへ花をよこす。おかげで双児宮に華やぎの事欠かくことはないが、それにしても量が多い。
「半分持って行きなさい」
「は?オレが?」
「海界神殿にも飾る場所くらいあるだろう」
押し付けられるように渡された花束を、隠れるようにして持っていく。大の男が花束を持って職場に行く気恥ずかしさをサガは判っていない。
適当な花瓶へつっこみ(女官やテティスへ命じるのも恥ずかしいので自分でやった)、ポセイドンの主神殿に飾っていたら、花に惹かれたのか珍しくポセイドンが降りてきた。
『ほう、地上では今このような花が咲いているのか』
「ええ、まあ」
『ふむ。やはり地上も捨てがたい。アッティカをまた狙ってみるか』
「おやめ下さい」
『素っ気無いな』
「花をご覧になりたいのであれば、お連れしますので」
『本当だな?』
「はい」
『では、この花の咲いた庭を見たい』
思わずカノンの言葉がつまる。アフロディーテの寄越したこの花の咲く場所といえば、双魚宮の庭に違いない。十二宮の守りを抜け、教皇宮をのぞけば女神神殿に1番近い場所である。
『神への約定をたがえはせぬな?』
にっこり笑ったポセイドンへ、内心(この食えないワガママガ狸が…)と苦虫を噛み潰しつつ、「庭の主の了承を得ないことには」と、何とか返事を保留する。
ちなみに小宇宙通信による女神の返事は
『構いません。私も以前、単身にてそちらの神殿へお邪魔したことがありましたものね。単身でお越しになられるのなら、同じように歓迎いたしましょう』
というものであったので、カノンの古傷はちくちく痛んだ。
これもそれもサガが花を持っていけなどと言ったせいだ。
帰ったら八つ当たりをしてやると心に決めながら、カノンは海皇のスケジュールの調整をはじめた。
=============================
でも結構楽しいお茶会になったりするのでした。
聖域の奥のほう(ディグニティヒル)には、もっと綺麗な花園もありますよってアテナがお話して、次はみんなでアベル(太陽神のほう)の庭に押しかけることに!アベルはアテナの来訪にはにっこりですけど、他メンバーはいらないんだろうなあ…でも、アベルとポセイドンの会話とか想像すると凄く楽しい。話せばわりといける組合せ。
最初から誘っても来てくれないのがハーデス。一応アベルも太陽神。太陽の光、苦手なんですよねハーデス様…晴れの行楽が軒並み駄目じゃん!
ここでも橋渡しするのが意外とポセイドン。「当日に雨を降らせるゆえ、たまには地上に出てはいかがか。海界ならば底にまでは太陽光も届かぬぞ」って、気遣ってあげる。いやべつにハーデスには馴れ合う気は全然ないので余計なお世話なのですけど、ポセイドンの気遣い自体にはちゃんと応えるんじゃないかなと。
神様交流を考えると、ポセイドンに対してすら失礼なタナトス(byエリシオンでポセイドンの送ってきた黄金聖衣を破壊した時の言動など)が、アベルにあんまり敬意を払うとは考えにくいので、いろいろ楽しい事になりそうな予感。考えてみるとあのタナトスが従ってるハーデスは凄いですね…
今日もぱちぱち大感謝なのです(>▽<)ご返信はのちほど!
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カノンが海界へ仕事へ出かけるのに朝の準備をしていると、サガが花を抱えて入ってきた。
「アフロディーテが来たのか」
「ああ、朝一番で届けてくれたのだ」
魚座の守護者はよくサガへ花をよこす。おかげで双児宮に華やぎの事欠かくことはないが、それにしても量が多い。
「半分持って行きなさい」
「は?オレが?」
「海界神殿にも飾る場所くらいあるだろう」
押し付けられるように渡された花束を、隠れるようにして持っていく。大の男が花束を持って職場に行く気恥ずかしさをサガは判っていない。
適当な花瓶へつっこみ(女官やテティスへ命じるのも恥ずかしいので自分でやった)、ポセイドンの主神殿に飾っていたら、花に惹かれたのか珍しくポセイドンが降りてきた。
『ほう、地上では今このような花が咲いているのか』
「ええ、まあ」
『ふむ。やはり地上も捨てがたい。アッティカをまた狙ってみるか』
「おやめ下さい」
『素っ気無いな』
「花をご覧になりたいのであれば、お連れしますので」
『本当だな?』
「はい」
『では、この花の咲いた庭を見たい』
思わずカノンの言葉がつまる。アフロディーテの寄越したこの花の咲く場所といえば、双魚宮の庭に違いない。十二宮の守りを抜け、教皇宮をのぞけば女神神殿に1番近い場所である。
『神への約定をたがえはせぬな?』
にっこり笑ったポセイドンへ、内心(この食えないワガママガ狸が…)と苦虫を噛み潰しつつ、「庭の主の了承を得ないことには」と、何とか返事を保留する。
ちなみに小宇宙通信による女神の返事は
『構いません。私も以前、単身にてそちらの神殿へお邪魔したことがありましたものね。単身でお越しになられるのなら、同じように歓迎いたしましょう』
というものであったので、カノンの古傷はちくちく痛んだ。
これもそれもサガが花を持っていけなどと言ったせいだ。
帰ったら八つ当たりをしてやると心に決めながら、カノンは海皇のスケジュールの調整をはじめた。
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でも結構楽しいお茶会になったりするのでした。
聖域の奥のほう(ディグニティヒル)には、もっと綺麗な花園もありますよってアテナがお話して、次はみんなでアベル(太陽神のほう)の庭に押しかけることに!アベルはアテナの来訪にはにっこりですけど、他メンバーはいらないんだろうなあ…でも、アベルとポセイドンの会話とか想像すると凄く楽しい。話せばわりといける組合せ。
最初から誘っても来てくれないのがハーデス。一応アベルも太陽神。太陽の光、苦手なんですよねハーデス様…晴れの行楽が軒並み駄目じゃん!
ここでも橋渡しするのが意外とポセイドン。「当日に雨を降らせるゆえ、たまには地上に出てはいかがか。海界ならば底にまでは太陽光も届かぬぞ」って、気遣ってあげる。いやべつにハーデスには馴れ合う気は全然ないので余計なお世話なのですけど、ポセイドンの気遣い自体にはちゃんと応えるんじゃないかなと。
神様交流を考えると、ポセイドンに対してすら失礼なタナトス(byエリシオンでポセイドンの送ってきた黄金聖衣を破壊した時の言動など)が、アベルにあんまり敬意を払うとは考えにくいので、いろいろ楽しい事になりそうな予感。考えてみるとあのタナトスが従ってるハーデスは凄いですね…
今日もぱちぱち大感謝なのです(>▽<)ご返信はのちほど!
昨日のΩ感想において、「まだ来週の予告だし、予告でも顔は隠されてたし…」と遠慮して名前を出さなかったというのに、公式HPへ行って見たら堂々と牡羊座の名前と顔が明かされていた件(=▽=)いつも思いますがΩ公式はネタバレにおおらかだな!そんなとこだけ御大HPっぽい!
あ、今日も昨日のΩ感想混じりますご注意下さい。
アリアが死んだため、アテナ(沙織さん)が生き返らないんじゃないかとそっちがドキドキの管理人です。だって、神であるアテナ(沙織さん)の退場方法として凄く丁度いい設定じゃないですか、「アリアが死んだのは、私のふがいなさのせいです。ですから私の命を渡しましょう。これからは一人のただの少女として、地上で仲間と生きていくのです」みたいなのって(>ω<)生き返ったアリアと光牙は普通の少年少女として暮らすことになって、沙織さんと星矢は星になって皆を見守りますよ的な。
それはさておき、アリアには生きて幸せになって欲しかったですよう。
そして唐突に今日もカーサ妄想。カーサ出てませんが(>ω<)
=============================
「こないだもカーサがお前に化けたんだって?」
サラダ皿を卓上に置き、朝食の支度を整え終えたカノンは、既に椅子へ座っているサガに話しかけた。
「ああ、もう一人のわたしに対して術を使った」
「あいつ度胸あるな…もう一人のお前を怒らせたらタダじゃすまなそうなのに」
自分も席につき、さっそくパンに噛りつく。
「大丈夫だろう。アレは意外と面白がっていた」
「そっか。カーサのやつ、今度は逆にお前のところへ、もうひとりの兄さんの姿で現れたりしそうだな」
何気なくカノンが言うと、サガは笑った。
「それはないな」
「何で言い切れるんだ」
「リュムナデスは、愛する者の姿しか取れない」
口の中のパンを飲み込み、カノンは兄の表情をちらりと見やる。いつもの穏やかな微笑みのようでいて、その奥には何故かコキュートスを思わせる、寒々とした氷の世界が覗き見えるような気がした。
「お前さ、もう少し自分を大事にしろよ」
13年間の兄の地獄に軽々しく口を挟めるわけではないが、カノンはそれだけ伝えると、喉奥のパンをミルクで流し込んだ。
=============================
カーサは黒サガに対して白サガに化けられるけれども、白サガに対して黒サガには化けられなかったらショボーンだなって思いました(>△<;)
でもって、白サガが黒サガを憎んだとして、その憎しみを善で出来てる白サガは所持することができず、全部黒サガ側が引き受けることになってたら怖い。逆に黒サガの白サガへの愛情も白サガに吸い取られてて、白サガは本当は黒サガを憎んでいるのに感情が逆転して、愛情だけは感じていたらもっと怖い。そんな厨ニ妄想。
聖戦後は仲直りして存在を認めあって欲しいココロ。
あ、今日も昨日のΩ感想混じりますご注意下さい。
アリアが死んだため、アテナ(沙織さん)が生き返らないんじゃないかとそっちがドキドキの管理人です。だって、神であるアテナ(沙織さん)の退場方法として凄く丁度いい設定じゃないですか、「アリアが死んだのは、私のふがいなさのせいです。ですから私の命を渡しましょう。これからは一人のただの少女として、地上で仲間と生きていくのです」みたいなのって(>ω<)生き返ったアリアと光牙は普通の少年少女として暮らすことになって、沙織さんと星矢は星になって皆を見守りますよ的な。
それはさておき、アリアには生きて幸せになって欲しかったですよう。
そして唐突に今日もカーサ妄想。カーサ出てませんが(>ω<)
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「こないだもカーサがお前に化けたんだって?」
サラダ皿を卓上に置き、朝食の支度を整え終えたカノンは、既に椅子へ座っているサガに話しかけた。
「ああ、もう一人のわたしに対して術を使った」
「あいつ度胸あるな…もう一人のお前を怒らせたらタダじゃすまなそうなのに」
自分も席につき、さっそくパンに噛りつく。
「大丈夫だろう。アレは意外と面白がっていた」
「そっか。カーサのやつ、今度は逆にお前のところへ、もうひとりの兄さんの姿で現れたりしそうだな」
何気なくカノンが言うと、サガは笑った。
「それはないな」
「何で言い切れるんだ」
「リュムナデスは、愛する者の姿しか取れない」
口の中のパンを飲み込み、カノンは兄の表情をちらりと見やる。いつもの穏やかな微笑みのようでいて、その奥には何故かコキュートスを思わせる、寒々とした氷の世界が覗き見えるような気がした。
「お前さ、もう少し自分を大事にしろよ」
13年間の兄の地獄に軽々しく口を挟めるわけではないが、カノンはそれだけ伝えると、喉奥のパンをミルクで流し込んだ。
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カーサは黒サガに対して白サガに化けられるけれども、白サガに対して黒サガには化けられなかったらショボーンだなって思いました(>△<;)
でもって、白サガが黒サガを憎んだとして、その憎しみを善で出来てる白サガは所持することができず、全部黒サガ側が引き受けることになってたら怖い。逆に黒サガの白サガへの愛情も白サガに吸い取られてて、白サガは本当は黒サガを憎んでいるのに感情が逆転して、愛情だけは感じていたらもっと怖い。そんな厨ニ妄想。
聖戦後は仲直りして存在を認めあって欲しいココロ。