星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
わあい(>▽<)今年もロス誕があるということで嬉しくて早速リンクを貼らせていただきました!キャラ誕企画をなさってくださる方には本当に感謝なのです。
ロス誕がくると、今年も終わりが近づいてきたなあって思います。サガもアイオロスや星矢の誕生日が近づくと「そろそろ年末年始の支度を始めねば」って思うようになれればいいな。13年間はそんなことよりも自分の罪を強く思い出す日が近づいてきたって感じになっちゃってると思うので…。
そして前々回双子話のオマケ
=============================
カノンはパンを咥えながら海界へ向かった。
朝食代わりにパンを包んでやると言っていたくせに、シャワー室から戻った後もサガはカノンの寝台を占領したまま動かなかったので、食卓の籠皿にあったものを手掴みで持ってきた。別にそのまま出かけても良かったのだが、『テーブルに残っているパンを見たら、サガがそのことを気にするかもしれない』と思ったらパンを掴んでいた。食いながら、気にし過ぎなのは自分の方かもしれないと少しだけ思う。
(いや、それより、何なんだあれは)
自分のシーツに包まって、こちらを見上げてきたサガの顔を思い出したら、食っているパンの味など判らなくなってくる。あのときの空気は何だったのだろう。あんな状態のサガは珍しい。思わずのまれて『一緒に寝よう』などと言い出してしまったが、己の意志にかかわりなく、サガの望んだことばを紡がされたような気さえしてくる。いいわけのようだが、口が勝手に動いたのだ。
思い返すとまた顔が赤くなる。
(そもそも、一緒に寝てどうするというのだ)
昔語りだろうか。世間話だろうか。至近距離でサガの顔をみながら?
身体も触れ合うかもしれない。
どうしよう。
(どうしようじゃねえだろ、落ち着けオレ。昔はよく一緒に寝たろ。兄弟なんだからな。ミロやデスマスクとのだべり飲みで、同じ床にごろ寝なんてよくあるだろ、そうだ、あんなノリだ)
自分で誘っておいて、自分で動揺すること自体がおかしいと、カノンは強引に自分を納得させる。
しかし、その日は今ひとつ仕事に身の入らないカノンであった。
そのせいで簡単に終わる仕事が長引き、カノンが帰宮したのはいつもより2時間ほど遅い夜中となった。急ぎ足で十二宮の通路を歩き、双児宮のまえで深呼吸をする。
(…平常心でいくぞ)
出来るだけ普通を装って宮の中へ入ると、いつもならば寛いで待っているはずのサガが、心配そうな顔をして入り口に立っていた。
「おかえり、カノン…よかった、帰ってこないかと思った」
「な、なんだよ、そんなわけないだろう。ただいま」
サガは何も言わなかったが、何を心配したのかは必要以上に伝わってきた。昔のカノンは気に入らないことがあれば、夜に外へ出たまま帰らぬことが良くあった。
「その、誘ってくれたのは嬉しいが、もしかしたら後で嫌になったのかなと…」
サガが目を伏せたまま言う。ああああああ、とカノンは内心で頭を抱えた。平常心どころではない。朝より空気がおかしい。サガのこの反応が嬉しい自分も駄目な感じだ。
ふと目を室内へ向けると花が飾ってある。視線に気づいたサガが照れたように話した。
「折角一緒に寝るのだから、寝室に花でも飾ろうと思って…花束を買ってみたら多かったのでリビングにも置いたのだ」
…新婚、という単語が頭をよぎり、慌ててカノンはその思考を押し流す。いまのなし。
カノンが懸命に空気を正しい状態に戻そうと努力しているというのに、サガはそれを片端から無にしていく。
サガは少し顔を赤らめながら、嬉しさがにじみ出るような表情で視線を伏せる。
「その…お前の寝室と、わたしの寝室、どちらで寝てもいいように、布団は昼間のうちに干しておいた」
…何で弟のまえでそんな色気を見せるのだ兄よ。
いやいや、これを色気と思った時点でオレが負けている。どうしよう。
黙ってしまったカノンを心配して、サガが顔を覗き込んでくる。
何故自分が動揺しているのか考えたくも無くて、カノンは困ったように宮の天井を見上げた。
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超急いで書いたので粗が。またサイトへ移動のときに推敲します(>ω<)
今日もぱちぱちありがとうございます!毎日の潤いです!
ロス誕がくると、今年も終わりが近づいてきたなあって思います。サガもアイオロスや星矢の誕生日が近づくと「そろそろ年末年始の支度を始めねば」って思うようになれればいいな。13年間はそんなことよりも自分の罪を強く思い出す日が近づいてきたって感じになっちゃってると思うので…。
そして前々回双子話のオマケ
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カノンはパンを咥えながら海界へ向かった。
朝食代わりにパンを包んでやると言っていたくせに、シャワー室から戻った後もサガはカノンの寝台を占領したまま動かなかったので、食卓の籠皿にあったものを手掴みで持ってきた。別にそのまま出かけても良かったのだが、『テーブルに残っているパンを見たら、サガがそのことを気にするかもしれない』と思ったらパンを掴んでいた。食いながら、気にし過ぎなのは自分の方かもしれないと少しだけ思う。
(いや、それより、何なんだあれは)
自分のシーツに包まって、こちらを見上げてきたサガの顔を思い出したら、食っているパンの味など判らなくなってくる。あのときの空気は何だったのだろう。あんな状態のサガは珍しい。思わずのまれて『一緒に寝よう』などと言い出してしまったが、己の意志にかかわりなく、サガの望んだことばを紡がされたような気さえしてくる。いいわけのようだが、口が勝手に動いたのだ。
思い返すとまた顔が赤くなる。
(そもそも、一緒に寝てどうするというのだ)
昔語りだろうか。世間話だろうか。至近距離でサガの顔をみながら?
身体も触れ合うかもしれない。
どうしよう。
(どうしようじゃねえだろ、落ち着けオレ。昔はよく一緒に寝たろ。兄弟なんだからな。ミロやデスマスクとのだべり飲みで、同じ床にごろ寝なんてよくあるだろ、そうだ、あんなノリだ)
自分で誘っておいて、自分で動揺すること自体がおかしいと、カノンは強引に自分を納得させる。
しかし、その日は今ひとつ仕事に身の入らないカノンであった。
そのせいで簡単に終わる仕事が長引き、カノンが帰宮したのはいつもより2時間ほど遅い夜中となった。急ぎ足で十二宮の通路を歩き、双児宮のまえで深呼吸をする。
(…平常心でいくぞ)
出来るだけ普通を装って宮の中へ入ると、いつもならば寛いで待っているはずのサガが、心配そうな顔をして入り口に立っていた。
「おかえり、カノン…よかった、帰ってこないかと思った」
「な、なんだよ、そんなわけないだろう。ただいま」
サガは何も言わなかったが、何を心配したのかは必要以上に伝わってきた。昔のカノンは気に入らないことがあれば、夜に外へ出たまま帰らぬことが良くあった。
「その、誘ってくれたのは嬉しいが、もしかしたら後で嫌になったのかなと…」
サガが目を伏せたまま言う。ああああああ、とカノンは内心で頭を抱えた。平常心どころではない。朝より空気がおかしい。サガのこの反応が嬉しい自分も駄目な感じだ。
ふと目を室内へ向けると花が飾ってある。視線に気づいたサガが照れたように話した。
「折角一緒に寝るのだから、寝室に花でも飾ろうと思って…花束を買ってみたら多かったのでリビングにも置いたのだ」
…新婚、という単語が頭をよぎり、慌ててカノンはその思考を押し流す。いまのなし。
カノンが懸命に空気を正しい状態に戻そうと努力しているというのに、サガはそれを片端から無にしていく。
サガは少し顔を赤らめながら、嬉しさがにじみ出るような表情で視線を伏せる。
「その…お前の寝室と、わたしの寝室、どちらで寝てもいいように、布団は昼間のうちに干しておいた」
…何で弟のまえでそんな色気を見せるのだ兄よ。
いやいや、これを色気と思った時点でオレが負けている。どうしよう。
黙ってしまったカノンを心配して、サガが顔を覗き込んでくる。
何故自分が動揺しているのか考えたくも無くて、カノンは困ったように宮の天井を見上げた。
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超急いで書いたので粗が。またサイトへ移動のときに推敲します(>ω<)
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サガとカノンのだらだら話!
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いつもの時間にカノンが起きてこないため、サガは弟の寝室へ向かった。前夜のカノンの帰宮は遅く、小宇宙通信で無理矢理起こすのも忍びない。部屋の前でまず軽くノックをしてみる。しかし、案の定返事が無いのでそのまま部屋に入った。親しき仲にも…といわれるかもしれないが、カノンも勝手にサガの寝室に入るのでお互い様だった。
カノンは存外、寝相が良かった。そしてサガが近くで覗き込んでいるというのに、まだ目覚める気配が無い。サガもカノンも他人の前で眠ることはまずないが、その分お互いの前では気が緩みすぎるようだ。自分もこうなのだろうか、とサガは無防備な寝顔を前に思う。寝息が聞こえるたびに、呼吸で胸が浅く上下しているのが伝わってくるようだ。
大人になってからの再会までに13年の月日が流れたわけだが、考えてみると今のカノンの寝顔をじっくり見るのは初めてかもしれない。じっくり眺めるにつけ、同じ顔ながら全然違う。眠っていてすら、表情がカノンだ。自分の寝顔を見たことはないけれども、多分カノンのような寝顔はしていないはずだ。
昔も寝ているときだけは可愛かったのだが…
そんなことを思いながら、指先でカノンの頬をなぞると、ニ三度カノンの瞼がしばたき、そのあと飛び上がるようにして寝台の上に起き上がった。ぶつかることなくサガが避けたのは腐っても黄金聖闘士の反射神経である。
「すまぬ、起こすつもりはなかったのだが…」
「いや、起こせよ!今何時だ?」
そう言われてサガは、自分が本来カノンを起こしにきた事を思い出す。
「6時30分だ」
「うわ、急いでシャワー浴びてくるわ、朝メシは抜きだ」
「わかった、パンを包んでおくので持って行きなさい」
十二宮勤務のサガより、海界勤務のカノンのほうが時間に余裕が無い。
それでも海界住まいとせずに、双児宮から通ってくれることがサガには嬉しかった。
風呂場へ走りかけたカノンが、ふと気づいたようにサガを振り返る。
「お前、起こしに来たんじゃなければ何やってたんだ?」
「いや、起こしにきたのだが、起こすよりもお前の寝顔に見とれてしまって」
ありのままを説明しただけなのだが、何故かカノンは目を丸くしたあと、ぶっきらぼうに『アホ』と言い置いて行ってしまった。顔が赤くなっていたのは気のせいではあるまい。
サガは空になった寝台を見つめた。手を乗せるとまだカノンの体温が残っている。そのまま外気でその熱を冷やすのがなんとなく勿体無くて、もぞもぞと寝台にのるとサガは布団を被ってみた。思ったとおり、とても温かい。
そして布団に包まってしまうと、その温度が心地よくて起き上がるのが躊躇われる。この季節、そろそろ朝は冷えるのだ。自分の布団から出るときにはそんな躊躇はなかったというのに。
シャワーから戻ってきたカノンは、自分の布団に包まっているサガを見て盛大にぎょっとしたあと、
「今夜は久しぶりに一緒に寝てみるか?」
と言い出した。その時のカノンが物凄く恥ずかしそうな顔をしていたので、サガは布団に包まったまま笑った。
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今日もぱちぱちありがとうございます!A様お気遣いありがとうございます!あとでメールさせてください(>▽<)拍手コメント下さった方、ご返信はのちほど致しますのです!(ぺこ)ご返信追加いたしました!
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いつもの時間にカノンが起きてこないため、サガは弟の寝室へ向かった。前夜のカノンの帰宮は遅く、小宇宙通信で無理矢理起こすのも忍びない。部屋の前でまず軽くノックをしてみる。しかし、案の定返事が無いのでそのまま部屋に入った。親しき仲にも…といわれるかもしれないが、カノンも勝手にサガの寝室に入るのでお互い様だった。
カノンは存外、寝相が良かった。そしてサガが近くで覗き込んでいるというのに、まだ目覚める気配が無い。サガもカノンも他人の前で眠ることはまずないが、その分お互いの前では気が緩みすぎるようだ。自分もこうなのだろうか、とサガは無防備な寝顔を前に思う。寝息が聞こえるたびに、呼吸で胸が浅く上下しているのが伝わってくるようだ。
大人になってからの再会までに13年の月日が流れたわけだが、考えてみると今のカノンの寝顔をじっくり見るのは初めてかもしれない。じっくり眺めるにつけ、同じ顔ながら全然違う。眠っていてすら、表情がカノンだ。自分の寝顔を見たことはないけれども、多分カノンのような寝顔はしていないはずだ。
昔も寝ているときだけは可愛かったのだが…
そんなことを思いながら、指先でカノンの頬をなぞると、ニ三度カノンの瞼がしばたき、そのあと飛び上がるようにして寝台の上に起き上がった。ぶつかることなくサガが避けたのは腐っても黄金聖闘士の反射神経である。
「すまぬ、起こすつもりはなかったのだが…」
「いや、起こせよ!今何時だ?」
そう言われてサガは、自分が本来カノンを起こしにきた事を思い出す。
「6時30分だ」
「うわ、急いでシャワー浴びてくるわ、朝メシは抜きだ」
「わかった、パンを包んでおくので持って行きなさい」
十二宮勤務のサガより、海界勤務のカノンのほうが時間に余裕が無い。
それでも海界住まいとせずに、双児宮から通ってくれることがサガには嬉しかった。
風呂場へ走りかけたカノンが、ふと気づいたようにサガを振り返る。
「お前、起こしに来たんじゃなければ何やってたんだ?」
「いや、起こしにきたのだが、起こすよりもお前の寝顔に見とれてしまって」
ありのままを説明しただけなのだが、何故かカノンは目を丸くしたあと、ぶっきらぼうに『アホ』と言い置いて行ってしまった。顔が赤くなっていたのは気のせいではあるまい。
サガは空になった寝台を見つめた。手を乗せるとまだカノンの体温が残っている。そのまま外気でその熱を冷やすのがなんとなく勿体無くて、もぞもぞと寝台にのるとサガは布団を被ってみた。思ったとおり、とても温かい。
そして布団に包まってしまうと、その温度が心地よくて起き上がるのが躊躇われる。この季節、そろそろ朝は冷えるのだ。自分の布団から出るときにはそんな躊躇はなかったというのに。
シャワーから戻ってきたカノンは、自分の布団に包まっているサガを見て盛大にぎょっとしたあと、
「今夜は久しぶりに一緒に寝てみるか?」
と言い出した。その時のカノンが物凄く恥ずかしそうな顔をしていたので、サガは布団に包まったまま笑った。
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まだひっぱるΩネタ
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サガの拳が一閃したかと思うと、闘技場の片隅に置かれた大岩が小石と化して崩れ落ちる。彼の放った技の衝撃によって砕かれたのだ。
周囲の雑兵たちからは感嘆の声がこぼれたが、拳を見つめるサガの表情は浮かぬままだ。
「まだ大分早いか…」
肩を落としている兄の横で、呆れの色を隠さないのがカノンだ。
「な、判ったろ?お前には無理だって」
サガの鍛錬につき合わされているのだろうが、それにしてもどうでもよさそうな態度である。
「いや、もう少し頑張れば」
「拳速をハイパーソニックにも落とせてねえじゃないか。まずは1秒間に100発程度の音速から始めてみろよ」
「こう…か?」
心もとない返事と共に、砕かれていた小石の山が砂礫となった。二回目の挑戦の結果だ。
だが、カノンの指摘はきびしい。
「何だそのきっかり0.01秒間隔パンチは!メトロノームか!ランダムに放たなければ、すぐに読まれて避けられちまうだろ!」
「まずは1秒に100発の感覚を計ってみたのだ。しかし、思った以上に遅い…。なあ、カノンよ。考えてみれば光速で撃ってもいい気がするのだが。むしろ光速拳が完成形の気がする」
「駄目だ。まずは基本の形をしっかり身体に叩き込めというのは、お前がいつも言うことだぞ。あと力の篭め具合がピンポイントすぎて、パンチというより生ぬるいスカーレットニードル乱打ぽくなってる」
やる気はなくてもカノンは黄金聖闘士であった。雑兵では目で追う事もできぬサガの拳を正確に捉えている。
サガの修練アドバイザーとしては最適の人間だ。
「時間の余裕があるぶん、つい、破壊点を絞りたくなってしまうのだ」
「もっと大雑把でいいと思うぞ。変なところで融通きかないなお前は」
「…そもそも100発放つのならば、確実に1発当てて倒せば良いのではと思ってしまう」
「ああ、そうだろうさ。お前は一撃にパワーをこめるタイプなんだよ。ちまちま連発する性格じゃないんだから、変な癖がつく前に諦めろって」
カノンの指摘にもサガは頷かない。
「わたしとて星矢の流星拳を放ってみたい」
「それは判ってるよ!お前パラドクスに変な感心をしていたからな!どうせ実戦で使わないんだから、もう今のやつでいいだろ。お前のそのテキトー拳でも、そのへんの一般ブロンズの必殺技より強そうだしさ」
青空の下、響く双子の言い合いの横から、アイオリアがそっとたしなめる。
「なあ、真面目な雑兵たちのモチベーションが下がるので、お遊びは他所でやってくれないか」
カノンはもっともだと同意し、サガは顔を赤らめた。
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サガはやっぱり大技系が向いている気が…!流星拳をマスターしても、妙に小奇麗できらびやかな流星拳になる予感。同じ技でも各自の小宇宙の乗っかり具合で雰囲気が変わるのではないかといろいろ捏造妄想しているのですが…(汗)
それはさておき、コンビニ版のアカギを買ったら、巻末にグッズ案内があったんです。そのなかのキャラクターつきマグカップが「アカギ(主人公男)と鷲巣(ライバルおやじ)のめおとマグカップ」という表記になってて目が点になりました。本当にこれが商品名なんだろうか(>ω<;)
わかってます、めおとの形容詞はマグカップにかかってるんですよね。
ちみメガの星矢とサガのあの二人並んだ絵柄のマグカップがもしあったら、わたしはそれに「星矢とサガのめおとマグカップ」と命名させてもらいます(`・ω・´)
この場合、めおとの形容詞は当然マグカップの方ではなく、サガと星矢にかかりますのでよろしくお願いします。
今日もぱちぱち有難うございます!D様お気遣いありがとうございます!ご返信は次回にさせて下さいね(>▽<)
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サガはやっぱり大技系が向いている気が…!流星拳をマスターしても、妙に小奇麗できらびやかな流星拳になる予感。同じ技でも各自の小宇宙の乗っかり具合で雰囲気が変わるのではないかといろいろ捏造妄想しているのですが…(汗)
それはさておき、コンビニ版のアカギを買ったら、巻末にグッズ案内があったんです。そのなかのキャラクターつきマグカップが「アカギ(主人公男)と鷲巣(ライバルおやじ)のめおとマグカップ」という表記になってて目が点になりました。本当にこれが商品名なんだろうか(>ω<;)
わかってます、めおとの形容詞はマグカップにかかってるんですよね。
ちみメガの星矢とサガのあの二人並んだ絵柄のマグカップがもしあったら、わたしはそれに「星矢とサガのめおとマグカップ」と命名させてもらいます(`・ω・´)
この場合、めおとの形容詞は当然マグカップの方ではなく、サガと星矢にかかりますのでよろしくお願いします。
今日もぱちぱち有難うございます!D様お気遣いありがとうございます!ご返信は次回にさせて下さいね(>▽<)
今日もΩ双子座ネタという。
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「ふ、女が黄金聖闘士になる日がこようとは、時代は変わるものだなデフテロス」
「女であろうが、力こそすべてだアスプロス」
「この女、仮面をつけておらぬようだが」
「付けたくないのなら付けなくても良かろう。ドラゴンの前でだけかもしれぬし」
「そういえばお前は仮面嫌いであった…いや、力ある者だからこそ、その自由が恐ろしいのだ。黄金聖闘士の域にあるものが、愛するか殺すかを自在に選択するということは、相手の生死を自由に決めることができるということだ。殺すことを選んだ時点で、白銀以下の者はまず殺されるしかないのだからな。あの掟は聖域にとって諸刃の剣でもある」
「ふん、おとなしく殺されるような根性のない者はそれまでよ」
「…お前は『この世に必要のないものは死ぬだけだ』などと言っていたな」
「アテナであれば『この世に必要のない者などおりません』となるのだろうがな」
「それにしても、双子座が廬山昇龍覇を使うとは」
「それは判る気がする」
「そうか?」
「愛する者の最高の技…オレも何百回となく練習したものよ。しかし、ギャラクシアンエクスプロージョンはアスプロスが必死の修行のもとで得た兄用の奥義!普段は封印をせねば」
「…いや、デフテロス。双子座のお前が双子座の奥義を何百回練習しようが、何の問題もないのだぞ」
「『愛する者』には訂正をいれないのだな?」
「…減らず口を叩くと、またその口を仮面で塞ぐぞ」
「出来るものなら、やってみるがいい」
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そんなこというと本当にアスぷが実行しちゃうよ!
今日もパチパチ有難うございます(>ω<)毎日の潤いです。
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「ふ、女が黄金聖闘士になる日がこようとは、時代は変わるものだなデフテロス」
「女であろうが、力こそすべてだアスプロス」
「この女、仮面をつけておらぬようだが」
「付けたくないのなら付けなくても良かろう。ドラゴンの前でだけかもしれぬし」
「そういえばお前は仮面嫌いであった…いや、力ある者だからこそ、その自由が恐ろしいのだ。黄金聖闘士の域にあるものが、愛するか殺すかを自在に選択するということは、相手の生死を自由に決めることができるということだ。殺すことを選んだ時点で、白銀以下の者はまず殺されるしかないのだからな。あの掟は聖域にとって諸刃の剣でもある」
「ふん、おとなしく殺されるような根性のない者はそれまでよ」
「…お前は『この世に必要のないものは死ぬだけだ』などと言っていたな」
「アテナであれば『この世に必要のない者などおりません』となるのだろうがな」
「それにしても、双子座が廬山昇龍覇を使うとは」
「それは判る気がする」
「そうか?」
「愛する者の最高の技…オレも何百回となく練習したものよ。しかし、ギャラクシアンエクスプロージョンはアスプロスが必死の修行のもとで得た兄用の奥義!普段は封印をせねば」
「…いや、デフテロス。双子座のお前が双子座の奥義を何百回練習しようが、何の問題もないのだぞ」
「『愛する者』には訂正をいれないのだな?」
「…減らず口を叩くと、またその口を仮面で塞ぐぞ」
「出来るものなら、やってみるがいい」
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そんなこというと本当にアスぷが実行しちゃうよ!
今日もパチパチ有難うございます(>ω<)毎日の潤いです。
ラダ誕のお話!といいつつロスサガという…
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「あの男には感謝しているのだ」
ベランダにある石造りの欄干によりかかり、サガがそんな事を言った。
「女神の愛に触れて改心したカノンが、それでも単に女神への借りの返済と、双子座としての責務のために終えようとした聖戦での戦いを、カノン自身にとっても意味のあるものにしてくれたのだから」
開け放たれた窓扉から秋風が吹き込んでくる。少し冷えるけれども、その程度、鍛えた聖闘士ならば気にならない。
部屋の中にいるアイオロスは、サガのために紅茶をいれながら相槌をうつ。きちんとティーサーバーで3分蒸らしたアッサムティーだ。
「冥界のワイバーンは、ずいぶん君の弟との対戦に拘ったんだってね」
「ああ、他の三巨頭の手出しを許さぬほどであったそうだ」
「感謝しているけれど、気に食わない?」
忌憚なく尋ねると、サガはその秀麗な表情を少しだけゆがめて苦笑した。
「そういうわけでは…いや、そうなのだろうか」
風で目に掛かった前髪を、指先で払う姿は、サガにしては珍しく迷っているように見える。
「今日は確か、そのワイバーンの誕生日だろう」
「ああ」
「いつもは君もカノンと一緒に、ワイバーンの居城・カイーナへ押しかけたりしていると聞いている。今年は行かないのか?」
「いや、用事があるゆえ、先に行ってくれとカノンへは伝えてある」
その用事って、俺とのこの雑談のことなのかなと、アイオロスは首を傾げつつもサガを呼ぶ。
「紅茶が入ったよ。中においで」
「アイオロス、わたしは」
聞こえていないかのように、サガが続ける。
「敢えて先にカノンを行かせたのだ。二人になったところを、邪魔するために」
サガの髪の先が、半分ほど黒くなっている。
その視線には、何かを訴えるかのような、助けを求めるかのような、揺らぎがみえた。
「…本当に珍しいね」
聞こえないくらいの小さな声で呟くと、アイオロスはもう一度サガを呼ぶ。
「サガ、一緒に紅茶を飲もう。それから」
少し間を置いて続ける。
「俺は君を、行かせないよ」
サガが揺らいだままの視線でアイオロスを見つめる。
(そんな話をしたってことは、止めて欲しいってことだよね)
多分これで正解なんだろうと思いながら、アイオロスはこちらへ歩いてくるサガに微笑んだ。
=============================
ロスサガでラダカノですけどまだ友情以上恋愛以下あたりで!恋愛未満じゃなく以下なんです。
ハロウィンといえば某T様が、デフテロスは兄以外の来訪には口に菓子を詰め込んで帰らせるとおっしゃっていらしたのを見て、ごろごろ転げまわりました。もう光速でがっと詰め込みそうですよね。窒息死しそうなところをアスぷが見かねて…いや見かねない。サガなら止めるけどアスプロスは見てるだけだΣ(゜◇゜)
それでもって来訪者を放置しつつ、言動だけは優しくデフテロスの顎に指をそっと添えて「トリックオアトリート」って尋ねるわけですね。デフテロスは当然「菓子はもうない」って返すわけですね。全部ほかの来訪者の口に突っ込んじゃいましたからね。そんな二人の濃い空間を見たら、犬に噛まれる前に来訪者たちもとっとと退散するしかないですよ。いやそんな空間になってから杳馬やアスミタはやってきそうですけれど!
それはさておき、今日は辞める方々の送別会なのです。また終電飲み会なんだろうか、うう。でも朝までコースからは絶対に逃げる(>ω<;)
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「あの男には感謝しているのだ」
ベランダにある石造りの欄干によりかかり、サガがそんな事を言った。
「女神の愛に触れて改心したカノンが、それでも単に女神への借りの返済と、双子座としての責務のために終えようとした聖戦での戦いを、カノン自身にとっても意味のあるものにしてくれたのだから」
開け放たれた窓扉から秋風が吹き込んでくる。少し冷えるけれども、その程度、鍛えた聖闘士ならば気にならない。
部屋の中にいるアイオロスは、サガのために紅茶をいれながら相槌をうつ。きちんとティーサーバーで3分蒸らしたアッサムティーだ。
「冥界のワイバーンは、ずいぶん君の弟との対戦に拘ったんだってね」
「ああ、他の三巨頭の手出しを許さぬほどであったそうだ」
「感謝しているけれど、気に食わない?」
忌憚なく尋ねると、サガはその秀麗な表情を少しだけゆがめて苦笑した。
「そういうわけでは…いや、そうなのだろうか」
風で目に掛かった前髪を、指先で払う姿は、サガにしては珍しく迷っているように見える。
「今日は確か、そのワイバーンの誕生日だろう」
「ああ」
「いつもは君もカノンと一緒に、ワイバーンの居城・カイーナへ押しかけたりしていると聞いている。今年は行かないのか?」
「いや、用事があるゆえ、先に行ってくれとカノンへは伝えてある」
その用事って、俺とのこの雑談のことなのかなと、アイオロスは首を傾げつつもサガを呼ぶ。
「紅茶が入ったよ。中においで」
「アイオロス、わたしは」
聞こえていないかのように、サガが続ける。
「敢えて先にカノンを行かせたのだ。二人になったところを、邪魔するために」
サガの髪の先が、半分ほど黒くなっている。
その視線には、何かを訴えるかのような、助けを求めるかのような、揺らぎがみえた。
「…本当に珍しいね」
聞こえないくらいの小さな声で呟くと、アイオロスはもう一度サガを呼ぶ。
「サガ、一緒に紅茶を飲もう。それから」
少し間を置いて続ける。
「俺は君を、行かせないよ」
サガが揺らいだままの視線でアイオロスを見つめる。
(そんな話をしたってことは、止めて欲しいってことだよね)
多分これで正解なんだろうと思いながら、アイオロスはこちらへ歩いてくるサガに微笑んだ。
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ロスサガでラダカノですけどまだ友情以上恋愛以下あたりで!恋愛未満じゃなく以下なんです。
ハロウィンといえば某T様が、デフテロスは兄以外の来訪には口に菓子を詰め込んで帰らせるとおっしゃっていらしたのを見て、ごろごろ転げまわりました。もう光速でがっと詰め込みそうですよね。窒息死しそうなところをアスぷが見かねて…いや見かねない。サガなら止めるけどアスプロスは見てるだけだΣ(゜◇゜)
それでもって来訪者を放置しつつ、言動だけは優しくデフテロスの顎に指をそっと添えて「トリックオアトリート」って尋ねるわけですね。デフテロスは当然「菓子はもうない」って返すわけですね。全部ほかの来訪者の口に突っ込んじゃいましたからね。そんな二人の濃い空間を見たら、犬に噛まれる前に来訪者たちもとっとと退散するしかないですよ。いやそんな空間になってから杳馬やアスミタはやってきそうですけれど!
それはさておき、今日は辞める方々の送別会なのです。また終電飲み会なんだろうか、うう。でも朝までコースからは絶対に逃げる(>ω<;)