星矢関連二次創作サイト「アクマイザー」のMEMO&御礼用ブログ
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いつの間にか1番の下っ端から2番目くらいの下っ端に昇進してました。皆がどんどん辞めていくので引き止め策の一環に違いない。でもそんなことより、以前に従業員一律2割カットした給料のほうを元に戻してください(T▽T)

階級社会の聖域では、1ランクの違いで天と地ほども扱いが変わるんだろうなあ。実際に青銅と白銀と黄金のそれぞれの間には、天土地ほどの実力差があるから、皆も納得している感じで。たまに水鏡やオルフェウスみたいに特出した白銀や、ND童虎・シオンのように青銅から特進で黄金になる人もいますが。

NDでは童虎とシオンの二人は新米黄金聖闘士として、他の黄金聖闘士からひよっこ扱いされてますけど、実力ある白銀からしたらやっかみの対象にならないのかな…でも考えたら、聖域の聖闘士決定システムって、試験や対戦選抜制だったりしますよね。他人に黄金たる実力を見せ付けた上での昇進なので、やっかみは起こらないのかも。悔しければ自分も挑戦すればいいだけの話ですし、贔屓や縁故が通用しない分わかりやすい。

選抜制の場合、やっかみより恨みを残しそうです。星矢だって選抜時にカシオスの耳を落としてますからね(汗)そのカシオスは選抜の相手をことごとく殺してます。選抜戦闘の上でのことは不問てことですけど、自分が敗れた相手(正規の聖闘士たち)のことを、雑兵にならざるを得なかった人たちが心から支えるのって難しい気がするココロ。理屈では「聖衣がなくともお前たちも女神のセイントであることに変わりはない。聖戦に向けて精進せよ」って感じなのでしょうけど…
それでも上手く行ってる聖域って、やっぱり心の真っ直ぐな人たちが集まっているんだろうなあと思いました(>ω<)
もっともそこに馴染めなかった人は、デスクイーン島とかにいっちゃったりするわけですか。
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「なあなあ、カノンて昔、サガに怒られてスニオン牢に閉じ込められたことがあるんだって?」
悪気なく尋ねた星矢は、ぎろりとカノンに睨まれた。
それはカノンのトラウマの1つである。今は乗り越えているものの、あまり楽しい思い出ではないことに変わりない。
「ああ」
言葉すくなに答えたカノンへ、星矢は少年らしい率直さで続けた。
「デスクイーン島とかに送られなくて良かったなあ」
「そちらの方がどれだけ楽だったか」
「きっとカノンだったら、すぐにジャンゴとかいうのを倒して、暗黒聖闘士たちのトップに立ったよな」
「あのようなはぐれ者たちなど、相手にもならん」
「でも、やっぱりそこで配下の四天王とかを集めて世界征服めざしただろ」
「小僧、お前もう少し言葉を選べ。まあ、当時のオレならそうしただろうが…暗黒聖闘士をいくら並べても、世界を支配するだけの布陣は敷けん。他界陣営と組むなどして、もう少し手の内を整えたろう」
「そうしたら、シャカが一掃にくるわけだな!」
「………」
「一輝の代わりにカノンがシャカと戦って、命を助けられることになると」
「………」
聖衣の無い状態では、さすがのカノンもシャカに敵う気はあまりしないが、カノンが15歳当時シャカは7歳だ。おそらく星矢はそれを失念している。しかしその場面を想像してみたら頭痛がしてきて、カノンはこめかみを押さえる。
「そのあとカノンが同じように海界に入り込んで聖戦になったら、一輝と対戦したときに言われるんだ。『お前は神聖なるシャカに借りがある!』って」
「…………」
「『お前は13年前、シャカの大いなる小宇宙によって命を救われているのだ!』って言われて、改心したと思う?」
「………ないな」
「だよな」
何気にシャカに対して失礼なことを言っている二人だったが、カノンは星矢の話す「もしも」の内容から深いダメージを受けていたため、気を回す余裕が無い。
「だからさ、やっぱり女神の愛に触れる機会を得たほうが良かったんだよ。カノンが一緒に戦うようになってくれて、サガも喜ぶし、俺たちも嬉しいし」
「……お前1度試しにあの水牢に入ってみるか?」
星矢の頭を両手で挟みこんでゴリゴリと締め付けつつ、それもそうだなと少しだけカノンは思った。

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あ!その場合後から来てフェニックスの聖衣を得た一輝は、世界征服を狙うカノンと組むことになるのかな!
いろんな「もしも」を考えるのって、楽しいですよね。
夏の暑さが終わりを告げ、過ごしやすい季節になってきましたね!温泉の嬉しい時期ですよ。サガが生き生きとしてくるシーズンです。

拙宅でのアスプロスとデフテロスは、カノン島の火山帯にある自然温泉を専用露天風呂として活用してますが、簡素な衣類置き場は作ってあっても、野外だから洗い場とか鏡とかがないんですよね。洗い場は岩場を整えて作ればいいとして、鏡…
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「アスプロス、まだ背中に泡が残っている」
湯船へ戻ろうとした兄へ、デフテロスが声をかけた。
「浸かれば落ちるだろう」
「駄目だ。湯を汚す」
アスプロスは計算高く頭が良いくせに、わりと大雑把なところがある。たしなめながら湯から上がり、デフテロスは兄を椅子代わりの平らな岩に座らせた。
「髪もまだ濯ぎのこしが…丁寧に流しておかないと痛む」
「細かいな。お前こそ、髪を乱雑にしか洗っていなかったではないか」
「俺の髪はどうでもいい」
手作りの桶にたっぷりと湯を汲んで、アスプロスの頭からかけ流す。兄用にと風呂場に常備してある象牙の櫛でゆるやかに髪を梳き、綺麗に整えた後は、背中に残るサボンの泡も流し落とす。
そんな弟へ背中を任せながら、アスプロスは呆れたように言った。
「お前は俺のことばかりで、自分のことに無頓着すぎる…そうだ、次からは俺がお前を洗ってやる」
「!!!!!」
「そうすれば鏡がなくとも…デフテロス?」
無言のデフテロスの表情は変わらなかったが、隣の露天風呂が突然沸騰しはじめ、周囲でところどころ石がとけて溶岩ゲルと化している。
「そ、それほど嫌ならば、無理強いはせんぞ」
それを拒絶反応だと思い込んだアスプロスが、デフテロスの顔を覗き込むが、まだ弟は押し黙ったままだ。苦笑してアスプロスは衣類置き場へと向かう。弟の心情を正確に推し量ることには疎くても、その無言が怒っているのではなく、言葉を選んでいるゆえのものだとわかる程度には、アスプロスも弟を理解してきていた。
「…嫌ではない」
ゆうに五拍ほど置いてから、ぼそりと弟が返した言葉に、アスプロスは「そうか」とそっけなく、しかし口元に笑みを浮かべながら答えた。

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お兄さんに洗ってもらって、緊張と嬉しさで固まってるデフテロスを妄想したら可愛すぎた。別のところも硬…何でもない!
ちなみにサガに洗ってもらったカノンはもっとツンデレですね。ブツブツ文句言いながら、心の中でも「お前はオカンかよ」とか思いながら、本当は嬉しくてたまらないって感じですね。周囲から見るとダダ漏れなんですが、カノン本人は無自覚っていう。

今日もぱちぱち有難うございます(^▽^)元気の元です!K様メール有難うございます!夜にご返信させて下さいね♪(アスデフサイト作成ご協力のためならば幾らでもフフフ…)
わあ、昨日も通販本が何冊か届いたうえ、アスデフSSまでいただいたとなっては、秋の夜長が煩悩タイムになるのは致し方ないことですよね(>▽<)
さっそくアップ作業をさせて頂きました!

それはさておき流行の星話題
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十二宮の公道を、上に向かって歩いていたアイオロスは、双児宮の前で足を止めた。宮外にサガがいたのだ。法衣姿のサガは、道縁から夜空を一心に見上げている。
「こんばんは、サガ。占星かい?」
声をかけると、守護宮への接近者のことはとうに気づいていたのだろう、サガは驚きもせず会釈を返してきた。
「占うつもりはないのだが、ついそうしてしまいそうになるな…今はベテルギウスを見ていた」
「ああ、最近話題だよね」
ベテルギウスは冬の大三角形をつくる変光星だ。数年のうちに超新星爆発を起こすであろうといわれ、その時には夜が薄れるほどの明るさをもたらすだろうと言われている。
「ベテルギウスの語源を、アラビア語のBayt al-Jawzā'(双児宮)とする説もあるんだって。まさに星を砕く爆発を見せてくれるわけだね」
アイオロスが笑いかけると、つられたようにサガも微笑んだ。
「640光年彼方のあの星は、目には見えるけれども、それは過去の光で、もう存在していないかもしれないのだ…たしかに我々のようだと思う」
最後の方は静かな声だった。死者でありながら、聖戦後に蘇生された自身を揶揄しているのだろう。
アイオロスは近づいてサガの頭をくしゃりと撫でた。
「暗いなあ。俺なんて、爆発時の明るい期間は、光を嫌うハーデスが地上に出てこないだろうから、いろいろ防犯上楽だなって楽しみにしているのに」
「お前は楽観的過ぎだ。巨犬座の守護星座の変動による白銀聖闘士への影響も考えねばならんし、爆発光は太陽神や月神の領分を侵すものゆえ、それによる各種結界のパワーバランスも考慮しなければならん。今から準備しておかねば間に合わんぞ、それに…」
「あれ、なんか意外と元気?」
撫でた手の下で、アイオロスを見つめる瞳には自嘲の色よりも濃く、強い意志が垣間見える。
「いつまでも昔のわたしと思うな。これでも13年間教皇として聖域を守ってきたのだぞ」
それは確かな自信に裏付けられた、本来のサガの強さだ。
「うん、そういう君を愛してるよ」
世間話でもするように伝えると、サガは一瞬何を言われたかわからなかったかのように目を見開き、それから顔を赤くして黙り込んだ。
(そこは全然昔と変わらないなあ)
動揺を隠せないでいるサガの手を、どさくさまぎれに握りながら、アイオロスは目を細めた。

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ニュートリノが光速より早いかもしれないってどゆこと!じゃあ黄金聖闘士は光速拳で満足してないで、ニュートリノ速拳目指さないといけないってことですか!
…ニュートリノ速って語呂が良くないなあ。
ベテルギウスが爆発するときも、今までは光速が最高速なので、ニュートリノは爆発前に放出されるって予測だったわけですよね。でもニュートリノの方が早かったら爆発時の放出かもしれないわけですよね。物理学どうなるのー!説明されても理解できる頭じゃないですけど(>△<)
頭脳がなくても理解できる、目で見て判る太陽2つ状態は非常に楽しみにしております。

今日もぱちぱち有難うございます!日々の癒しです!
瞬&今生の冥王ハーデス様お誕生日おめでとうございます!
死の神であるタナトスも、さすがに冥王が地上に生まれた日は祝ってくれますよね!

ところでLC前々聖戦(アニメ)では、依り代を失ったハーデスの魂を、地上にほっとけないとして双子神がすぐ迎えに来ましたよね。
いっぽう無印ですと、地上でハーデスの魂がむき出しの時どーなってるかといいますと、三歳パンドラが幼少一輝のところへ、ハーデスの魂を抱いて瞬の肉体を奪いに来たことがありました。一輝が頑張ったのでパンドラ様は瞬の肉体に傷が付くことを恐れ、十数年のあいだは瞬の肉体を一輝にあずけるって帰って行きます。まさかその後、聖闘士の修行でよほどズタボロになるとは思わなかったパンドラです。

で、その十数年のあいだ、ハーデスの魂は地上のハーデス城かコキュートスのジュディッカで適当に遊んで聖戦に備えていたのだと思うんですが、一方双子神はといいますと…なんかあの二柱はずっとエリシオン在住っぽくないですか?
ハーデスがたびたび冥闘士の前に瞬の姿で現れていた(byパンドラ)のに比べ、双子神は全然冥闘士と交流なさげですし、ハーデスの魂を近くでずっと面倒見てた形跡があんまりないといいますか、それはパンドラへ丸投げっぽいといいますか(汗)

ハーデス本来の肉体の方がちゃんとエリシオンで眠っていれば、魂の方がほっつき歩くのは黙認放置な無印双子神。おおらかなのか大雑把なのか、そのうちまた妄想したいと思います。

それとは全然無関係な女神ネタ
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「サガ!これは一体どういうことだ!」
シオンが扉を壊す勢いで入ってきたと思ったら、いきなり怒鳴りつけられて、サガは執務の手を止め、何事かとそちらを向いた。
「いかがなされましたか」
「どうもこうもあるか。女神は硬い石の寝台で、敷布もなくお休みになっていらっしゃるそうではないか」
「…は?まさか。確かに造りは石でございますが、寝具はございますでしょう」
「そのまさかよ。おいたわしくも女神は今まで、石の寝台に素のまま直接お休みになられていたらしい」
流石にサガは唖然とした。
女性の寝所のことゆえ、手入れや支度は女神神殿付きの従者に任せていた。そのため、そのような状態とは気づきもしなかったのだ。
「女神はそのようなことを一言も」
「そういう物だと思い込んでいたらしい。神が小宇宙で身を包み込んで休めば、堅固な結界となるだけでなく、緩衝材のごとく柔らかく肉体を守るゆえ、石の寝台でも問題なかったと…」
「従者たちは」
「下働きの者たちも、神ゆえにそのようなものだと思い込んでおった。しかしアテナは神であっても人間として降臨なさっておられる。13歳の少女を石の上に寝かせるなど、とんでもないことよ」
考えてみれば、本来発生するであろう寝具回りの品々の決裁を、サガは目にした事がない。自分が死んでいる間にすべて速やかに整ったのであろう(そして本来は当然そうあるべきはずだった)と、気にも留めていなかったことが悔やまれる。
慌てているサガをみて、シオンも苦虫を噛み潰したような顔になりながら口撃を緩めた。
「引継ぎの断絶のせい…であろうな」
口調の厳しさは弱まったものの、サガの身はいっそう小さくなった。
その引継ぎの断絶の原因はサガにあるからだ。

シオンの時代、女神はまだ降臨していなかった。それゆえに、女神用の寝具・衣服の類もまた女神神殿に置いていなかった。当然のことだ。赤子の女神が降臨して初めて、身の回りのものを整え始めようとしていたのだ。
そこへサガの乱である。
女神がアイオロスによって連れ去られたあと、黒サガは女神用の生活用品一式を全て始末してしまった。
本来であれば、「女神がいるように見せかける」ため、それらを用意し続ける手もあったのだが、黒サガが無駄を嫌ったこと、存在しない人間にあわせて生活用品を取替えることは無理があることから(使われなかった新品の廃棄も怪しまれる原因となる)、それならばいっそ偶像の神のように、ヒトから超越した存在なのだと周知してしまえ…と情報操作がなされたのだ。

そしてサガが自決し、聖域へ乗り込んできた女神は、そのまま生活臭の全く無い女神神殿で過ごすこととなった。気を回せる女性聖闘士は白銀以下のため、十二宮より上のことは分からなかったというのも遠因となっている。
申し訳なさから身を竦ませているサガを見て、シオンはため息をつきながらも、聖域御用達の羽根布団職人の連絡先をメモにしてサガへと手渡してやった。

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そのあと、お布団カタログを女神と一緒に見てるサガとか妄想してホンワカしてました。
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思いのほか長かった赤信号が青へと変わり、デフテロスは横断歩道に足を踏み出した。
車がこなくても、赤信号のときに道路を渡ったりしない。
彼は破天荒な男であったが、規律を守る男でもあった。
のしのしと、しかし荒い動作に反して音なく密やかに歩いていく。
後ろから付いてきたアスミタが尋ねた。
「黒い部分だけ選んで歩いているのは、そういう遊びなのかね」
デフテロスは立ち止まって足元を見る。どうやら同僚によって、初めて自分の癖に気づいたらしい。
「…なんとなく、白いラインは踏みにくい」
「ほお」
アスミタはそれ以上何を言うでもなく、デフテロスは再び前を向いて歩き始めた。

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デフテロスが横断歩道の黒いとこだけ踏んで歩くような、子供みたいなことしてたら可愛いなっていう妄想が頭に浮かんだんですが、1番の問題はLC時代に横断歩道なんてないことですよ!
まあいいや暗喩ってことにしとこう

今日もぱちぱち有難うございます(>▽<)凄く活力を頂いてます。
そしてK様、添付つきメール有難うございました!ご返信&作業は夜にさせて下さいね!
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